ノートPCに「ちょうどいい進化」を期待している人ほど、今回の一台には驚くかもしれません。
これまでビジネスノートといえば、「堅実だけど退屈」というイメージがつきまとっていました。
性能はそこそこ、デザインは無難、そして価格はやや高め——など。
そんな常識を、静かに、しかし確実に覆してきたのが「ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA」。
軽さ、速さ、そして使い心地。
実際にサンプル品をお借りして使わせていただいたのですが、そのすべてが、これまでの“ビジネスノート”の枠を明らかに超えていました。
まさに、“仕事のパフォーマンスを引き上げるための相棒”と言っても良いデバイスではないでしょうか。
本記事では、そんな「ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA」について、徹底的に掘り下げてレビューしていきます!
| 良いところ | 気になるところ |
|---|---|
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ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA 開封の儀
それでは、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA が届いたところから紹介していきます。
こちらがお届けいただいた外箱です。
手元に届いた瞬間から、“ただのビジネスPCではない”ことを感じさせる、洗練された外箱デザインが印象的でした。
今回お届けいただいたモデルは「ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA」の中でも、「B9406CAA-TH1027X」といったハイスペックモデル。
販売価格は税込499,800円と、ビジネスノートPCとしては間違いなくハイエンド帯に属する1台です。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
| 製品名 | ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA |
|---|---|
| 型番 | B9406CAA-TH1027X |
| 本体カラー | モーングレー |
| OS | Windows 11 Pro 64ビット |
| CPU | CPU名:インテル® Core™ Ultra X7 プロセッサー 358H 動作周波数:P-core 最大4.8GHz (4コア) / E-core 最大3.5GHz (8コア) / LP E-core 最大3.3GHz (4コア) キャッシュメモリ:インテル® スマート・キャッシュ 18MB AI機能:インテル® AI Boost (NPU AI エンジン) (NPU パフォーマンス 最大 50 TOPS) |
| 表示機能 | ディスプレイ:14.0型 Tandem OLED (有機EL) 表面仕様:ノングレア (Corning® Gorilla® Glass Victus®) 解像度:2,880×1,800ドット (120Hz) 視野角:水平170°/垂直170° タッチパネル:搭載 グラフィックス機能:インテル® Arc™ B390 GPU (CPU内蔵) ビデオメモリ:メインメモリと共有 外部ディスプレイ出力:最大7,680×4,320ドット |
| メインメモリ | 標準/最大:64GB/64GB 仕様:LPDDR5X-8533 スロット:オンボードメモリのみ |
| 記憶装置 | SSD:1TB (PCI Express 5.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| インターフェース | ディスプレイ出力:HDMI×1、Type-C×2 USBポート:Thunderbolt 4 (Type-C/Gen2/Power Delivery対応) ×2、USB3.2 (Type-A/Gen2) ×2 カードリーダー:- オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック×1 |
| 入力機能 | キーボード:84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列) ポインティングデバイス:マルチタッチ・タッチパッド、10点マルチタッチ・タッチスクリーン (静電容量方式) |
| Webカメラ | 207万画素赤外線 (IR) カメラ内蔵 (プライバシーシャッター付) |
| Windows Hello | 指紋認証対応、顔認証対応 |
| サウンド機能 | スピーカー:デュアルウーファー内蔵 (2W×2)、ツイーター内蔵 (2W×2) マイク:アレイマイク内蔵 |
| 通信機能 | LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45) 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be (Wi-Fi 7) Bluetooth® 機能:Bluetooth® 6.0 |
| 電源 | Type-C/90W ACアダプター (20V/4.5A) またはリチウムポリマーバッテリー (4セル/70Wh) |
| 消費電力 | 最大約90W |
| サイズ (突起部除く) | 幅310.9mm×奥行き212.8mm×高さ10.9~16.4mm |
| 質量 | 約1.1kg |
| 保証期間 | 本体:購入日より12ヶ月間のインターナショナル保証+購入日より12ヶ月間のASUSのあんしん保証 (日本国内保証・要登録) バッテリーおよびACアダプター:購入日より12ヶ月間の日本国内保証 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容

中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA
- ノートパソコンケース
- ACアダプター
- 製品マニュアル / 製品保証書など

ノートパソコンケース。
実際に手に取ってみると、しっとりとした質感と上品な仕上がりで、単なる“おまけ”とは思えない高級感を感じます。
単なるおまけ感はなく、「このまま持ち歩きたくなる」クオリティが嬉しいですね。

製品マニュアル / 製品保証書など。


USB-A接続の専用LANアダプターも標準で付属。
最近の薄型ノートでは省略されがちな有線LANですが、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAなら、必要な時にサッと接続するだけ。
オンライン会議が多いオフィス環境や、大容量データを扱う現場でも、安定したネットワーク環境をすぐに確保できます。
特に印象的だったのは、「あとから買い足さなくていい安心感」。
ビジネス用途を本気で考えているモデルだからこそ、実際の仕事環境を想定した付属品までしっかり作り込まれていると感じました。
モバイル性を重視しつつ、必要な場面では妥協なく有線接続できる。
このバランス感覚こそ、ExpertBookシリーズらしい完成度です。
本体の詳細

そしてこちらが、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA本体。
サイズは幅310.9mm×奥行き212.8mm×高さ10.9〜16.4mm。
14インチクラスながら非常にスリムで、実際に持ってみると「これ、本当に高性能ノートPC?」と思うほど軽量です。
重さも約1.1kgと、毎日バッグに入れて持ち歩いても負担を感じにくい絶妙なバランス。
本体カラーは、モーングレーで無駄を削ぎ落としたシンプルなデザイン。
天板にはASUSロゴをシンプルに配置。
主張しすぎない絶妙なバランスで、洗練されたプレミアム感をしっかり演出してくれています。

本体手前から見ると、その薄さがより際立ちます。
高さ10.9〜16.4mmというスリム設計は、実際に目の前で見ると想像以上。
ビジネスノートらしい無駄のないフォルムで、デスクに置いた時の圧迫感もほとんどありません。
さらに、約1.1kgという軽量ボディを実現していることも大きな魅力。
毎日の通勤や出張でも持ち運びが苦になりにくく、「軽さは正義」と実感できる仕上がりです。
バッグの中にもスッと収まり、感覚としては“ノートPCを持ち歩いている”というより、“少し厚めの書類ファイルを入れている”ような感覚。
モバイルワーク中心の方ほど、この取り回しの良さは強く実感できると思います。

本体左側面をチェックしてみましょう。
スリムなボディながら、インターフェースは非常に実用的。
Thunderbolt 4 (Type-C/Gen2/Power Delivery対応)、HDMI、USB3.2 (Type-A/Gen2)、マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック。

本体右側面。

インターフェースは、USB3.2 (Type-A/Gen2)、Thunderbolt 4 (Type-C/Gen2/Power Delivery対応)。
「薄型軽量=端子不足」というイメージを良い意味で裏切ってくれる、完成度の高いインターフェース構成です。

本体奥の側面。

ディスプレイを立ち上げてみた様子。
ディスプレイサイズは14.0型 Tandem OLED (有機EL)となっており、表面仕様はノングレア。
ベゼルの細さも相まって非常にスタイリッシュに見えます。
決して大きなディスプレイではないですが、携帯性の高さも重要となるビジネス用として考えると、ベストな選択になりそうです。
なお、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAはタッチパネル操作にも対応しています。
最近はタブレットやスマートフォン操作に慣れていることもあり、実際に使ってみると「画面を直接触れる快適さ」は想像以上。
スクロールや資料の拡大縮小、ちょっとした操作を直感的に行えるため、思いのほか作業効率のアップにつながります。
特に外出先や打ち合わせ中など、マウス操作がしづらい場面ではかなり便利。わざわざカーソルを合わせる必要がなく、指でサッと操作できるのは一度慣れると手放せなくなります。
ビジネスノートとしての使いやすさを重視しつつ、“現代的な操作感”もしっかり取り入れている点は非常に好印象でした。

Webカメラには、207万画素の赤外線(IR)カメラを内蔵。
オンライン会議用途として十分な画質を確保しているだけでなく、赤外線対応によってWindows Helloによる顔認証ログインにも対応しています。
パスワード入力なしでサッとログインできるため、日常的に使っていると想像以上に快適です。
さらに嬉しいのが、物理式のプライバシーシャッターを搭載している点。
使わない時はスライドするだけでカメラを物理的に塞げるため、セキュリティ面でも安心感があります。

キーボードには、84キー日本語キーボード(JIS配列)を採用。
ビジネス用途でも扱いやすいオーソドックスな配列となっており、実際にタイピングしてみると違和感が少なく、普段使いから長文入力まで快適にこなせます。

さらに、イルミネートキーボードを搭載している点も魅力。
暗めのカフェや新幹線、出張先のホテルなどでもキーがしっかり視認できるため、作業環境を選びません。
キー全体のデザインも非常にスッキリしており、本体のプレミアム感と統一された印象。
見た目の美しさだけでなく、“毎日触れる道具”としての使いやすさまでしっかり考えられていると感じました。
キーピッチは約19mm、キーストロークは約2mm程度を確保。
モバイルノートとしてはかなりしっかりした打鍵感があり、実際にタイピングしてみると「薄型ノートなのに打ちやすい」と感じる仕上がりです。
軽い押し心地で、打鍵音が比較的小さめなのも魅力。
カフェやコワーキングスペース、会議中など周囲に人がいる環境でも使いやすく、静かな場所でも気兼ねなくタイピングできます。

ポインティングデバイスには、マルチタッチ対応タッチパッドを搭載。
新しく採用された“ハプティックタッチパッド”は印象的で、表面はガラスのような質感となっており、指を滑らせた瞬間から操作の滑らかさを実感。
安価なノートPCでありがちな引っかかり感が少なく、カーソル移動やジェスチャー操作も非常にスムーズに行えます。
サイズも横12.8cm×縦8.7cmとかなり広め。
複数指を使ったジェスチャー操作がしやすく、Windowsのマルチタスク機能とも相性抜群です。
そして珍しいのが、タッチパッドが本体手前ギリギリまで広がっている設計。
見た目のインパクトだけでなく、実際に手を置いた時の自然な操作感にもつながっており、モダンなプレミアムノートらしい先進性を感じます。
ASUS ExpertBook Ultra B9406CAA の使用感
それでは、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAを使っていきます!
起動時に点灯する「ExpertLumi ライティング」も、かなりオシャレ。
電源を入れた瞬間にふわっと浮かび上がるディスプレイ下のライティング演出が美しく、ビジネスノートでありながら、所有欲をしっかり満たしてくれます。
この「ExpertLumi ライティング」は、単なるイルミネーションではなく、ExpertBook Ultraを使う瞬間に“セレモニー性”を演出するために設計されているとのこと。
実際に起動時のライティングを見ると、その意味がよく分かります。
仕事道具としてノートPCを開く行為そのものに、ちょっとした高揚感を与えてくれるような演出で、従来のビジネスノートにはなかった新鮮さがあります。
これまで数多くのノートPCを見てきましたが、ここまで“感性的な体験”を意識したビジネスモデルはかなり珍しい印象。
単にスペックや性能だけではなく、「使いたくなる体験」までデザインされているのは非常に面白いポイントです。
製品価格表
製品価格帯としては、やはりプレミアムモバイルノートらしく高価格帯のモデルとなっています。
| カラー | 型番 | 希望小売価格(税込) |
|---|---|---|
| モーングレー | B9406CAA-TH1027X | ¥499,800 |
| モーングレー | B9406CAA-TH1079X | ¥449,800 |
| ジェットフォグ | B9406CAA-TG1028X | ¥399,800 |
| ジェットフォグ | B9406CAA-TG0994X | ¥299,800 |
正直、最初に価格だけを見ると「かなり高め」という印象を受ける方も多いと思います。
しかし、実際に触れてみると、その価格設定にも納得できる完成度。
特に毎日長時間使うビジネス用途では、「少しでも快適に作業できること」が積み重なって大きな価値になります。
そう考えると、単なるスペック比較だけでは測れない“仕事道具としての完成度”に、このモデルの本当の価値があると感じました。
デザイン性
実際に手に取ってまず感じたのは、独特な質感の良さ。
表面は少しザラつきのあるマット仕上げになっており、一般的な金属ボディとは違った落ち着きがあります。
光沢で派手に魅せるのではなく、触れた瞬間に上質さを感じるタイプのデザインです。
さらに、この質感は見た目だけではありません。
高耐久仕様となっており、ちょっとした擦り傷がつきにくい点も魅力。
毎日持ち運ぶモバイルノートだからこそ、こうした耐久性の高さは安心感につながります。
カラー展開については、今回レビューしている「モーングレー」に加え、もう一つ「ジェットフォグ」というブラック系カラーも用意されているとのこと。
個人的には、より引き締まった印象のジェットフォグの雰囲気が好み。
ただ、こちらは法人・企業向け販売モデルとのことで、ビジネス用途を強く意識したカラー展開になっているようです。
一方で、モーングレーは柔らかさと上品さのバランスが絶妙。
好みが分かれる部分ではありますが、どちらも“安っぽさ”とは無縁の、プレミアム感あふれる仕上がりだと感じました。
スペック面
ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAのスペック面に関しては、モバイルノートの常識を覆すようなハイエンド仕様を詰め込んだ一台のような存在で、申し分ありません。
今回レビューしているモデルは、CPUにインテル® Core™ Ultra X7 プロセッサー 358Hを搭載。
最新世代らしく、AI処理性能やマルチタスク性能が非常に高く、実際に使ってみても動作はかなり軽快です。ブラウザを大量に開きながら資料作成、オンライン会議、画像編集などを同時に行っても、もたつきを感じにくい快適さがあります。
さらに、メモリは大容量64GBを搭載。一般的なビジネス用途ではオーバースペックに感じるほど余裕があり、長期間使い続けても性能不足を感じにくい構成です。AI関連ツールや動画編集、仮想環境など、高負荷な作業にも対応できる安心感があります。
ストレージには1TB SSDを採用。アプリやデータを大量に保存しても余裕があり、読み込み速度も高速。起動やファイルアクセスも非常にスムーズで、日常操作の快適さをしっかり底上げしてくれます。
そして視覚面で大きな魅力となるのが、2.8K解像度のTandem OLEDタッチスクリーン。
有機ELならではの圧倒的なコントラストと鮮やかな発色によって、文字はシャープに、映像は驚くほど美しく表示されます。

さらにタッチ操作にも対応しているため、操作性も非常に現代的。
これだけのハイスペック構成を、約1.1kgクラスの超軽量ボディへ詰め込んでいる点こそ、最大の魅力だと感じました。
モバイル性能・タフさ
ここまで薄型・軽量なモデルになると、やはり気になるのが耐久性。
実際、約1.1kgクラスのモバイルノートは「軽いけれど華奢」という印象を持つ方も多いと思います。毎日バッグへ入れて持ち運ぶことを考えると、ちょっとした圧力やねじれへの不安はどうしてもありますよね。
しかし、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAは、実際に触れてみると印象がかなり違います。
ちょっと怖かったのですが、耐久テストもやってみて!とのことで・・・このようなテストを行ってみました。
本体を開いた状態でディスプレイヒンジ付近を持ち、あえて軽くねじるような形で保持。
こうしたチェックは、実際の持ち運び環境を想定すると意外と重要とのことですが、確かに問題は起こりませんでした。
移動中に片手で持ち上げたり、バッグへ出し入れする際など、ノートPCには日常的にさまざまな方向から負荷がかかりますので、ここまでのテストを行っていることは有難いですね。

※出典:公式サイト
さらに、ASUSによる耐久試験では、本体を閉じた状態で約50kgもの荷重をかけるテストも実施されているとのこと。
これは、バッグの中で他の荷物に圧迫されたり、移動中に上から荷物が重なったりするような、日常的に起こり得る負荷を想定したテストです。
さすがに手元に50kg級の重りはなかったため、実際には手で強めに圧力をかけてみたり、10kgの鉄アレイを本体の上へ置いて試してみました。
結果としては、驚くほどしっかり。
天板が極端にたわむような不安感も少なく、ヒンジ部分にも違和感は感じませんでした。
見た目はここまで薄型なのに、実際に触ってみると“頼りなさ”がほとんどないのが印象的です。

※出典:公式サイト
最後は、防滴性能に関する耐久テスト。
これは、デスク周りで実際に起こり得る“飲み物のこぼれ”を想定したもので、キーボード部分へ約200〜350ccの水をかけるという、なかなかインパクトのある試験です。
カフェでの作業中やオフィスでのデスクワーク中、うっかり飲み物を倒してしまう――。ノートPCユーザーなら、一度はヒヤッとした経験があるのではないでしょうか。
とはいえ、こうした実用的なトラブルまで想定し、継続使用を前提とした設計を行っている点には、かなり安心感があります。
薄型軽量・高級デザイン・高性能というだけでも十分魅力的ですが、そこへ“実際のビジネス現場を見据えた耐久性”までしっかり盛り込んでいるのは、さすがASUSという印象。
毎日持ち歩く仕事道具だからこそ、こうした見えない部分の信頼性は、長く使う上で非常に大きな価値になると感じました。
6つのスピーカー搭載
正直、かなり驚かされたのがスピーカー性能。
ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAは、薄型軽量モバイルノートとは思えないほど音に厚みがあります。
搭載されているのは6スピーカーシステム。深みのある低音を生み出すデュアルマグネティックウーファーに加え、高域表現を担当する専用ツイーターまで搭載されており、ノートPCとしてはかなり贅沢な構成です。
実際に音楽や動画を再生してみると、まず感じるのが“音の広がり”。
一般的なモバイルノートにありがちなシャカシャカした軽い音ではなく、低音にはしっかり厚みがあり、中高域もクリア。特にボーカルやセリフが聞き取りやすく、オンライン会議でも音声がかなり聞きやすい印象でした。
さらに、独自のスタック構造によってコンパクトな筐体へ効率良く収められており、音量を上げても筐体の不要な振動が少ないのも好印象。薄型ボディとは思えないほど、洗練されたサウンドに仕上がっています。
「ビジネスノートだから音はそこそこだろう」と思っていたのですが、これは完全に良い意味で裏切られました。
動画視聴や音楽鑑賞はもちろん、作業中にBGMを流すだけでも満足感が高く、“音の体験”までしっかり作り込まれている一台だと感じます。
バッテリー性能
「数日間持続するバッテリー駆動」を目指して設計されたということで、実際に使ってみても、そのスタミナ性能はかなり優秀でした。
メールチェックやブラウジング、資料作成、オンライン会議などを中心に使用していても、コンセントを探す場面がかなり少なく、「気付けば長時間使えていた」という感覚があります。
これだけ薄型軽量なボディでありながら、大容量70Whバッテリーを搭載している点は非常に大きな魅力。
約1.1kgクラスのモバイルノートとして考えると、携帯性とバッテリー容量のバランスはかなり優秀です。

さらに嬉しいのが急速充電対応。
付属のACアダプターを使用すれば、わずか15分ほどで約30%まで充電可能となっており、外出前の短時間でもしっかり実用レベルまで回復できます。
「充電を忘れていた…」という場面でも、短時間である程度復帰できる安心感はかなり大きいです。
モバイルノートは“軽さ”だけではなく、“充電を気にせず使えること”も重要。
その点でも、ASUS ExpertBook Ultraはビジネス用途をしっかり考え抜かれた一台だと感じました。
放熱性能について
「ExpertCool Pro」と呼ばれる高性能冷却システムを搭載しています。
これだけ薄型軽量なモバイルノートでありながら、高性能CPUをしっかり動かすため、内部の冷却設計にもかなり力が入っています。
特に驚かされるのが、わずか0.15mmという超薄型の液晶ポリマーファンブレードを97枚も搭載している点。さらに、0.1mm厚の高強度アルミニウム製冷却フィンによって、限られた内部スペースでも冷却面積を約14%拡大しているとのこと。
数字だけを見るとかなりマニアックですが、実際に使ってみると「薄型ノートなのに熱がこもりにくい」という違いをしっかり体感できます。
さらに、本体背面には3つの排気孔を配置。エアフロー効率を最大化することで、中央部の空気圧を約12%向上させ、CPUやSSDを効率よく冷却できる設計になっています。
その結果、ターボモード時には最大50Wクラスの高パフォーマンス動作にも対応。
一般的な薄型モバイルノートでは、高負荷時に性能制限がかかりやすい印象がありますが、ExpertBook Ultraは“軽いのにしっかり冷やせる”という安心感があります。
オフィスワークを想定した使用感
ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAを実際に数日間使ってみて強く感じたのは、「とにかく仕事が快適になるノートPC」だということ。
単純にスペックが高いだけではなく、毎日の業務をストレスなく進めるための細かな作り込みが非常に丁寧です。
まず便利だったのが、Windows Hello対応による生体認証ログイン。
本モデルは、指紋認証と顔認証の両方に対応しており、電源を入れてからログインまでが本当にスムーズ。毎回パスワードを入力する必要がなく、画面を開けばそのまま自然に作業へ入れる感覚です。
特に顔認証は反応速度も非常に優秀で、席に座った瞬間にログイン完了しているレベル。地味なポイントに見えますが、1日に何度もPCを開閉するビジネス用途では、この快適さが想像以上に効いてきます。
もちろん、セキュリティ面でも安心感があります。パスワード管理の負担を減らしつつ、安全性も高められるため、法人用途との相性も非常に良い印象です。
そして実際のパフォーマンスについてですが、オフィス系ソフトは当然ながら非常に快適。
WordやExcel、PowerPointを複数同時に開きながら、ブラウザで大量のタブを表示し、さらにオンライン会議を行っても動作は非常に軽快でした。
最近はクラウド系サービスやAIツールを同時利用する場面も増えていますが、それでも動作に余裕があります。

特に印象的だったのは、マルチタスク時の安定感。
一般的なモバイルノートでは、複数作業を並行すると徐々にもっさり感が出てくることもあります。しかし、ASUS ExpertBook UltraはCPU性能・大容量64GBメモリ・高速SSDの組み合わせによって、かなり重めの作業でも快適さを維持してくれました。

私の場合、主な用途は動画制作やグラフィック制作。
4K動画編集、画像加工、複数ソフトの同時起動など、比較的負荷の高い使い方を行いましたが、それでも動作は非常にスムーズ。レンダリングや素材読み込みも軽快で、「本当にモバイルノートなのか?」と思うほど余裕があります。
しかも驚くのは、これだけ高性能でありながら、本体は約1.1kgという超軽量設計であること。
外へ気軽に持ち出せるサイズ感なのに、デスクトップPCに近い快適さで仕事ができる。このギャップはかなり衝撃的でした。
さらに、静音性や発熱バランスも優秀。
高負荷時でもファン音は比較的抑えられており、カフェや会議室でも使いやすい印象です。高性能ノートにありがちな「爆音で回り続ける」という場面はかなり少なく、ビジネス用途として非常に扱いやすく感じました。
“持ち運べる高性能ワークステーション”という表現が、かなりしっくり来る一台です。
ゲーミングPCとしても活躍
ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAは、基本的にはビジネス向けモバイルノートという立ち位置のモデル。
しかし、実際に使ってみると、その性能はもはや“普通のビジネスノート”の枠を大きく超えています。
後ほどベンチマーク結果も紹介しますが、想像以上にゲーム性能が高く、軽めのゲームはもちろん、オープンワールド系の重量級タイトルまでしっかり動作。
さすがに最高画質で快適プレイ……とまではいきませんが、解像度やグラフィック設定を調整すれば、驚くほどスムーズに遊べます。
特に驚いたのは、FPSゲームまで普通にプレイできてしまった点。
高リフレッシュレートを求める本格ゲーマー向けとは方向性が違うものの、「仕事用ノートのついでにゲームも楽しめる」というレベルを明らかに超えています。
クリエイティブ制作に最適
さきほどもチラッと紹介しましたが、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAはクリエイティブ制作との相性が非常に優秀です。
ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAはビジネスノートというカテゴリに属しているものの、実際に使ってみると、その性能は完全に“クリエイター向けハイエンドノート”クラスです。
まず大きな魅力となるのが、非常に高品質なディスプレイ。
高解像度3KクラスのTandem OLEDディスプレイを搭載しており、文字のシャープさはもちろん、色表現がとにかく美しい。最大輝度は1,400nitsクラスと非常に明るく、暗部から明部までしっかり描写してくれるため、映像制作や写真編集時の色確認もかなり快適です。

さらに、ノングレア仕様によって映り込みが少ないのも大きなポイント。
クリエイティブ用途では長時間画面を見続けることも多いですが、余計な反射が抑えられているため目への負担も少なく、集中しやすい印象でした。
実際に、動画編集・グラフィック制作・イラスト制作など、さまざまな用途で試してみましたが、正直かなり快適。
高解像度素材を扱った動画編集でも動作はスムーズで、タイムライン操作やプレビュー再生も軽快。画像編集ソフトを複数立ち上げた状態でも、動作が重くなるような場面はほとんどありませんでした。
特に印象的だったのは、「処理待ちのストレス」がかなり少ないこと。
一般的なモバイルノートでは、高負荷作業時に徐々に動作が鈍くなったり、ファンが爆音になったりすることがあります。しかし、ExpertBook UltraはCPU性能・大容量64GBメモリ・高速SSD・高性能冷却システムの組み合わせによって、かなり余裕を持って動作してくれます。
しかも、それを約1.1kgという超軽量ボディで実現しているのが本当に凄いところ。
外へ気軽に持ち出せるサイズ感なのに、自宅では本格的な制作環境としても活躍してくれる。この万能さはかなり魅力的です。
正直、このPCの快適さに慣れてしまうと、今使っているPCが急に重たく感じてしまうのでは……と思ってしまうほど。
“仕事用ノート”の枠を超えた、次世代のクリエイティブモバイルPCという印象でした。
ベンチマーク
最後に、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAを使ってベンチマークテストを行ってみたいと思います!
CINEBENCH 2024
画像のレンダリングを通じてPCの性能を測る「CINEBENCH 2024」を試してみました。
結果はコチラです。
3DMark Steel Nomad
定番の3Dグラフィックスベンチマークアプリも試してみました。
その他のベンチマークも残しておきます。
原神
実際に「原神」を試してみましたが、画質設定を高めにしてもかなり快適。
広大なオープンワールドを移動している場面でも動作は安定しており、戦闘シーンでもカクつきを感じにくい印象でした。
正直、ここまで薄型軽量なビジネスノートなので、「軽めのゲームが動けば十分かな」と思っていたのですが、良い意味で期待を裏切られました。
特に、美しい2.8K Tandem OLEDディスプレイとの相性が抜群。
原神の鮮やかな色彩表現やライティング演出が非常に映え、キャラクターや風景の美しさをしっかり楽しめます。さらに6スピーカーシステムによる臨場感のあるサウンドも加わり、想像以上に没入感があります。
フォートナイト
「フォートナイト」も実際に試してみましたが、こちらも想像以上に快適。
画質設定を調整すれば、建築シーンや激しい撃ち合いでもしっかりプレイ可能で、動作の軽さにはかなり驚かされました。
特に、インテル Core Ultra X7 プロセッサー 358Hと大容量64GBメモリの恩恵は大きく、複数アプリを立ち上げた状態でも安定感があります。Discordやブラウザを同時利用しながらでも比較的快適に動作してくれる印象でした。
APEX
「APEX Legends」も試してみましたが、こちらも十分プレイ可能なレベル。
さすがに本格ゲーミングPCのように最高設定で高fpsを狙う用途とは異なりますが、画質設定を調整すれば、戦闘時でも比較的安定して動作してくれます。
ゼンレスゾーンゼロ
「ゼンレスゾーンゼロ」も実際にプレイしてみましたが、こちらもかなり快適。
アクション性の高いゲームということもあり、動作の滑らかさが重要になるタイトルですが、戦闘時でもしっかり動作してくれました。
特に印象的だったのは、2.8K Tandem OLEDディスプレイとの相性の良さ。
ゼンレスゾーンゼロ特有のスタイリッシュな演出や鮮やかなエフェクト表現が非常に映え、発色の美しさをかなり実感できます。黒の締まりも強いため、夜景や暗所シーンの雰囲気も抜群。
さらに、6スピーカーシステムによる迫力あるサウンドも没入感を高めてくれます。戦闘SEやBGMにも厚みがあり、モバイルノートとは思えないリッチなゲーム体験でした。
まとめ
ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAは、単なる“高性能モバイルノート”ではありませんでした。

約1.1kgという驚異的な軽さ、高級感あふれるナノセラミックボディ、美しい2.8K Tandem OLEDディスプレイ、快適なキーボードとハプティックタッチパッド、そして最新世代CPUによる圧倒的な処理性能。
さらに、オフィスワーク・動画編集・グラフィック制作・ゲームまで幅広くこなせる万能さを備えており、「これ1台あれば大抵のことはできる」と感じさせてくれる完成度でした。

特に印象的だったのは、“使うたびに満足感がある”という点。
起動時のExpertLumiライティング、高品質なスピーカー、滑らかな操作感など、スペック表では伝わりにくい“体験部分”まで徹底的に作り込まれています。
もちろん価格帯としてはプレミアムクラスですが、実際に触れてみると、その価値は十分感じられるはず。
毎日持ち歩く仕事道具だからこそ、「軽さ」「快適さ」「所有欲」「性能」のすべてを妥協したくない――。

そんな方にとって、ASUS ExpertBook Ultra B9406CAAは非常に魅力的な選択肢になると感じました。
一度この快適さに慣れてしまうと、もう普通のノートPCには戻れなくなるかもしれません。
本記事にて紹介したASUS ExpertBook Ultra B9406CAAの詳細は、以下の公式サイトにてお確かめください!
| 良いところ | 気になるところ |
|---|---|
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