「あとでメモしておこう」と思った瞬間には、もう話が次へ進んでいる。
仕事の打ち合わせや取材、ちょっとした相談、ふと思いついたアイデアなど、残しておきたい情報は意外と多いものです。
しかし、そのたびにスマートフォンを取り出してメモをするのは、意外と手間がかかります。

※ストラップは別売
そんな「記録したいけれど、記録することに意識を向けたくない」という場面で面白い存在なのが、AIボイスレコーダーの「Plaud NotePin」。
NotePinは、手に持って操作することを前提としたレコーダーではありません。
胸元などに装着しておけるコンパクトなボディによって、普段のスタイルに自然に取り入れられるのが大きな特徴。
当ブログではこれまでに「Plaud Note Pro」と「Plaud NotePin S」もレビューしてきまして、Note Proは薄さを活かしたスマートな携帯性、NotePin Sは物理ボタンによる操作性が魅力でしたが、今回のPlaud NotePinはどうでしょうか。
実際に使ってみた感じとしては、これまでのPlaudとは少し違った「記録との距離感」が見えてきました。
というわけで今回は、Plaud NotePinを実際に使い、装着感や録音のしやすさ、文字起こしの精度、AI要約の使い勝手まで詳しくチェック。
さらにPlaud Note ProやPlaud NotePin Sとの違いにも触れながら、NotePinがどのような人に向いているのかをレビューしていきます!
| 良いところ | 気になるところ |
|---|---|
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Plaud NotePin 開封の儀
それでは、Plaud NotePinが届いたところから紹介していきます。
こちらがPlaud NotePinのパッケージです。
コンパクトな本体を思わせる、シンプルで洗練されたデザインに仕上がっています。
ここからは、同梱物と本体のデザインをチェックしていきましょう!
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
| 重さ | 16.6 g |
|---|---|
| サイズ | 51mm × 21mm × 11 mm |
| バッテリー | 270mAh |
| ファイル転送 | BLE/Wi-Fi |
| マイクの数 | MEMS × 2 |
| フル充電時間 | 2時間 |
| 最適録音範囲 | 3mまで |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
- Plaud NotePin
- クイックスタートガイド
- 毎月の無料文字起こし時間
- クリップ
- マグネットピン
- 充電ドック
- USB-C充電ケーブル
クイックスタートガイドなど。


専用のクリップ。
マグネットピン。
充電ドック。
USB-C充電ケーブル。
本体の詳細
そして、こちらがPlaud NotePin本体です。
サイズは51mm × 21mm × 11mmで、重さはわずか16.6g。
手のひらに収まるコンパクトなボディで、身につけて持ち歩くことを前提とした軽快なサイズ感です。
今回レビューするカラーはグレー。
落ち着いた色合いで、ビジネスシーンにも自然になじみます。
なお、カラーバリエーションにはパープルとシルバーも用意されています。
普段はあまり目にすることのない、Plaud NotePinの内側です。
内側には、付属のマグネットピンを取り付けるための構造を備えています。
さらに、専用の充電ドックにもすっぽりと収まる設計。
身につけて使うときも、充電するときも、コンパクトな本体をスマートに扱えるのが魅力です。
Plaud NotePin SとPlaud NotePinの違い
Plaud NotePin SとPlaud NotePinの大きな違いは、録音ボタンの仕様。
Plaud NotePin Sは、しっかりと押し込める物理ボタンを搭載する一方で、今回レビューするPlaud NotePinは、表面を押して操作する感圧ボタンを採用しています。
| 比較項目 | Plaud NotePin | Plaud NotePin S |
|---|---|---|
| 録音ボタン | 感圧ボタン | 物理ボタン |
| 操作感 | 表面を押して操作 | 押し込む感覚がある |
| 録音中のハイライト | 非対応 | 短押しで対応 |
ボタンの存在感を抑えたミニマルなデザインを好むならPlaud NotePin、
押した感覚を確かめながら操作したいならPlaud NotePin Sが向いているといえるでしょう。
また、Plaud NotePin Sは録音中にボタンを短押しすることで、重要な場面をハイライトとして記録できます。
この機能の有無も、両モデルを比較するうえで押さえておきたいポイントです。
マグネットピンは本体カラーに関係なく共通仕様となっています。
そのため、別カラーのマグネットピンを組み合わせれば、自分好みのカラーリングを楽しむことができる。
機能だけでなく、身につけるアイテムとしてコーディネートを楽しめるのもPlaud NotePinの魅力です。
例えばネックストラップについては、Plaud NotePin Sには付属していますが、Plaud NotePinには付属していません。
首から下げて使いたい場合は、別途用意する必要があります。
購入前に、どのようなスタイルで使いたいのかを確認しておきましょう。
新機能:Plaudの「話者名の自動識別」を使ってみた
今回、新機能として「話者名の自動識別」機能が搭載されたということで、実際に試してみます。
Plaudで会議や打ち合わせを録音する際、文字起こしの内容だけでなく、「誰が話したのか」まで正確に把握できると、あとから内容を振り返るときの便利さが大きく変わります。
これまでは、複数人での会話を文字起こしすると、話者が「Speaker 1」「Speaker 2」などと表示されることがありました。
しかし、今回の機能では、過去の録音から学習した声の特徴をもとに、よく登場するメンバーの名前を自動で識別してくれるのです。
ちょっと面白いと感じたのが、自分の声を「マイボイス」として登録し、話者として識別させられるところ。
実際に試してみると、自分の発言が名前付きで整理されるため、誰が話したのかを確認する作業がよりスムーズになります。
更に便利だと感じたのは、同じメンバーと繰り返し会議をする場面。
過去に登録した話者情報をもとに登録しておけば、自動で判別してくれるため、録音するたびに設定をやり直す手間を省けます。
もちろん、録音環境や声の聞き取りやすさによっては、識別が異なる可能性もあります。
しかし、今回試した範囲では話者名が自然に整理されており、「録音して終わり」ではなく、「あとから使いやすい記録を残す」というPlaudの魅力を、さらに高めてくれる機能だと感じました。
Plaud NotePin SとPlaud NotePin、どっちがおすすめ?
せっかくPlaud NotePinのレビュー記事を書いているのに申し訳ないのですが、個人的にはPlaud NotePin Sのほうがおすすめだと感じました。
一番の理由は、やはり物理ボタンの使いやすさ。
録音を開始するときに「カチッ」と押し込む感覚があるため、操作したことを指先でしっかり確認できます。
一方、Plaud NotePinは感圧ボタンを採用。
物理ボタンのような押し込む感覚はありませんが、操作すると振動でフィードバックが返ってくるため、「ちゃんと録音できたかな?」と不安になることはありません。
特にボイスレコーダーは、必要な瞬間に確実に録音をスタートできることが重要。
Plaud NotePinも振動によるフィードバックがあるので、感圧ボタンだからといって「押したつもりが録音できていなかった」という心配は少ないでしょう。
ただ、実際に使ってみると、私は押した感覚が明確な物理ボタンのほうが好みでした。
というわけで、「確実に押したことを確認して録音したい」「ボタン操作のわかりやすさを重視したい」という人には、Plaud NotePin Sがおすすめです。
一方で、よりスッキリしたデザインや感圧ボタンのスマートな操作感を好むならPlaud NotePinでも十分。
振動によるフィードバックもしっかりあるため、使い勝手で大きく劣るわけではありません。
結論としては、操作性ならPlaud NotePin S、ミニマルさならPlaud NotePin。
個人的には、毎日の録音で使うなら「押した感覚」がわかりやすいPlaud NotePin Sを選びます。
Plaud NotePinをレビューした感想
実際にPlaud NotePinを使ってみて感じたのは、「録音する」ことよりも、その後の情報整理までラクにしてくれることが魅力だということです。
本体はわずか16.6gと軽く、身につけていても邪魔になりにくいコンパクトサイズ。
必要なときにサッと録音でき、録音した音声はPlaudアプリで文字起こしや要約まで行えます。
特に、会議や打ち合わせ、インタビューなど、あとから内容を整理する機会が多い人には相性のいいデバイスだと感じました。
一方で、個人的には物理ボタンを搭載したPlaud NotePin Sのほうが好み。
ただし、Plaud NotePinも感圧ボタンを押すと振動でフィードバックがあるため、録音操作で困ることはありませんでした。
「録音した音声をあとから聞き直す」だけではなく、AIを使って情報を整理し、仕事に活かしたい。
そんな人にとって、Plaud NotePinは単なるボイスレコーダーとは一味違う、頼れる仕事道具になるでしょう。
| 良いところ | 気になるところ |
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