サラリーマンを続ける事を辞めて、フリーランスとして生きていくことを決めて数年が経過しました。サラリーマンを辞めれば自由だ！と思っていた理想とは異なり、フリーランスにはフリーランスなりの不自由が結構ありましたので、まとめてみます。
信用
サラリーマン時代には、どんなに仕事をサボっていたとしても、毎月「給料」がはいりますし、会社と言う組織に所属している分、社会的信用があります。
しかし、フリーランスになれば、後ろ盾は何もなくなってしまうので社会的な信用が全くなくなります。
最近、クレジットカードを断捨離しましたが、実はフリーランスになりたての頃なんかは、クレジットカードの審査にすら落ちることもあったくらいですから、如何に会社に所属しているというのが守られた環境であるか、信用を与えるものであるかを考えさせられたものです。
また、新規取引先に対する営業をかけた際にも同様の事がいえます。
「個人なの？」と突っ込まれて、門前払いを食らったときには「まじか？」と驚きましたが、実際問題そんなもんなんでしょうｗ
毎月安定した収入
これは表裏一体の話ですが、フリーランスになれば収入が良い月もあれば、悪い月もあるって話です。
幸い安定した仕事量をいただけていますので、安定しつつはありますが、それでも良いとき悪いときがありますので、サラリーマンの頃のような安定感はありません。
具体的に言えば、ローンを組んで大きなものを買うとなったときに、審査も通りにくいし、自分自身も「一生これで食っていけるか・・・？」と精神的な不安にも襲われてしまいます。
これは、ある意味で言うと「自由」が逆になくなってしまうことにもつながりますので、サラリーマンを辞めたら自由になる！というのは妄想では？と今のところ思っていますｗ
友人・知人
最後は僕の問題なんでしょうけど、会社員の頃とは違って、「無理に人と付き合う必要はなくなった」為、友人や知人は極端に減っていきました。いや、減らしたのかな。
以前勤めていた2つの会社の人とは、ごくごく一部を除き全て関係を絶ちましたし、中途半端に付き合っていた友人・知人との連絡先も削除というか、こちらの連絡先を変えた事すら伝えていません。
遊んでる暇がないってこともひとつの原因になりますし、フリーランスや会社経営をしている友人達の話を聞くと、付き合う人が少なくなるよと言っていたので、まんざら僕だけのことではないと思います。
逆に、「本当に大切にしたい友人」との時間を最優先するようになったり、先ほど紹介したような「同じ立場」の人達という新しい人脈がどんどん増えていきます。
どちらが良いかは本人次第ですが、人脈に関しては、失った分、手に入れたものもあるって感じですが、僕は今の状態が好きですね。
まとめ
フリーランスになれば自由だ！とか、好きなことで飯を食う！と挑戦することは本当によいことだと思いますけど、実際には結構厳しい現実も待ち受けていますので、リスクヘッジだけは考えておいたほうがよいと思います。
起業する前にサラリーマンを続けながら毎月30万円は稼げるくらいの「お客様を確保しておく」とか、会社の帰りに人脈を作るためのセミナーに参加するとか、会社員を続けながらやれることは沢山あるので、
「辞めてから考える！」みたいな無謀なことはやめておきましょうｗ
僕もリスクヘッジとして転職サイトを利用していますが、良い条件のものがあれば、普通に面接に行っちゃいますというか、某企業様からスカウトをされたので今度面接に行ってみる予定ですしね。
フリーランスになったとしても、またサラリーマンをやりたければやればいいだけって思っていれば、結構気持ちは楽になりますよｗ
おっと、ちなみにですが、自由人になりたい！ってことであれば、やっぱり高橋歩さんの書籍は読んでおいて損はないと思いますので、ぜひ一度読んでみて下さい。どっちかというと、ライブで話を聞いた方が心に響きますので、近所でトークライブがあれば是非参加してみてくださいね。
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