僕は数年前まで、いわゆる普通のサラリーマンをしていました。
何の技術もスキルも学歴もないこともあって普通の事務職。宣伝とか販促に関しては、最初に就職した会社で習得したものがあったけど、それ以降の会社で役立つことは全く無く、何のやりがいもないまま事務をなんとなーく続けていました。
そんな僕が高橋歩さんの本とであったのは二十代の中盤。当時付き合っていた彼女の誕生日プレゼントを探そうと、本屋さんに足を運んでみたら「LOVE & FREE」という書籍が置いてあったのを見つけたんです。
「なんじゃ、この可愛い本」
普段、本とか漫画をほとんど読まなかった僕が、なんとなーくでも手に取ったこと自体が結構奇跡だったんですけど、その場で数ページ立ち読みしてみたところ・・・
「やべぇ」
と、久しぶりに鳥肌がたちました。
そして、この出会いが僕の人生を変えてくれたのです。
高橋歩さんの仕事への姿勢
僕が一番しびれたのは、おそらく高橋歩さんの仕事に対する姿勢だったと思います。
- 借金を背負って新しいことをやる。
- 思いついたことに対して行動を起こして形にする。
- やるからにはとことんやって成功するまでやる。
といった、リスクヘッジの考えも何もない、男!みたいな仕事への姿勢にしびれたんです。
「なんなんだこの人は・・・」
正直、カルチャーショックのような感覚もあったので、高橋歩さんのことをもっと知りたくなり、彼女へのプレゼントのことも忘れて彼が販売している書籍を全て購入することにしました(笑)
すると・・・・、あっというまに僕は、高橋歩ワールドへと勝手に引きずり込まれていったのです。
そこから変わった仕事への向き合い方
とりあえず、当時勤めていた会社で頂点へ上ろう!とか、そういった気持ちは全く無かったのですが、
適当に仕事をしていると何のスキルも経験にもならないし、何かを極めておいたほうが後々の人生に役に立つと、高橋歩さんがバーテンダーの修行をした話から考えるようになって、僕はとりあえず与えられた仕事だけでなく、その仕事をどのように効率化すればよいか?を考えるようになりました。
もっと言えば、「この会社の中だけで役に立つものは捨てて、ほかでも役に立つスキルを身につけながら、仕事をして成長する」と決めたのです。
すると、当時やっていた仕事のスピードは格段に速くなりました。
と、同時に、会社以外のお付き合いがあった社長さんたちからも少しずつお仕事のお話をいただけるようになっていきました。※無給で勉強させてもらっていただけですけど「はんぱないやりがいのある仕事ばかり」で、今の仕事にもつながっていたりします。
未来を想像する力
そして、一番大きな影響を与えてもらったのは、未来を創造させてもらったと言うことでした。
僕は「どーせ30代とか40代になったら・・・周りにいるようなオッサン達みたいになるんだろうなぁ・・・」とやさぐれていました。
もちろん、そんな風になってしまうのは自分のせいなんですけど、当時の僕は人のせいにしまくって生きていたんですよね。
んで、せっかく高橋歩さんの本を読んで気持ちが高まってもいたんで、この勢いに乗って、これから5年間の人生計画を立てて、あーゆー大人にならないような生き方をしよう!と決めました。
最終目標は「会社の設立」というか、自分の力で飯を食っていくという無謀なものでしたが、とりあえず5ヵ年計画として打ち立てました。
「何をするかも決めずに・・・苦笑」
当然モチベーションは続きませんので定期的に歩さんのトークライブなどに参加して直接お話を聞いてみたりしながら気持ちを奮い立たせて、この勢いを保つためには自分でプロジェクトを立ち上げるしかねーべ!とクリエイター集団を立ち上げてイベントなども開催したりしていました。
もし、この時、未来を想像することも無く、漠然といきていたとしたら・・・今の自分もないでしょうし、何も考えずに年齢だけを重ねていたと思います。
ドラゴンボールが7つそろったら何をしたいか?
願いが何でもかなうなら・・・という言葉が高橋歩さんの本の中では何回か出てくるのですが・・・冗談抜きで真剣に考えてみると結構面白かったりします。
今の僕が置かれている状況などを無視して、何でも出来るとしたら何をするか?と考えるのです。
当時はフツーのサラリーマンで、飲食店の経験とかも何にも無いくせに、カフェやりてぇ!とかって夢を掲げていました。
結果的に、「カフェしたい!」って言い続けていましたところ、名古屋では有名なコンサルタントさんと出会うことが出来て、色々と教えていただけるようになっていたりしました。
現在は飲食店に関わるのはデザインを行うときのみですが、このときに作っておいた人脈は本当に今でも役に立っていますというか、本当にお世話になりまくっています笑
0から1にすること、そして今を生きること
僕は今、5ヵ年計画よりもちょっと遅れはしましたが、しがないフリーランスとして、周りの先輩方、友人達に支えられてなんとか自由に生きています。
本当は安定した収入のためにも、もっと基盤づくりを一生懸命頑張っていかないといけないのに、今でも高橋歩さんの考え方をリスペクトしていて、0から1にする気持ちをずっと持っています。
そして・・・、今、苦労ばかりですが、生きている実感を一番感じています。
たぶん・・・サラリーマンを続けていたら生きてはいますが・・・心は死んでいたと思いますから、今の環境を本当に幸せだと思っています。
一度きりの人生、何があるかわかりませんので、「生きたいように生きてみる時期」というものがあってもいいと思いませんか?
それがもしも30代でも50代でも良いし、結婚をしていたとしてもパートナーが応援してくれるならやってみればいいじゃないですか?
収入源を断たれてしまう恐怖とかは、なってみないと感じることは出来ないと思いますが・・・どん底を味わった人は、確かに強くなれるって思います。
僕はこれから新しいプロジェクトを進めます。
正直言って「やったことが無い世界」なので・・・、不安が先行してしまいますけど、そんなときは高橋歩さんの本をまた読みたいと思います。
ってことで、だらだらーっと思っていることを書き綴ってみましたが、やっぱ高橋歩さんって最高ですね。
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