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サッカーワールドカップ「ロシア大会」をプロジェクターで自宅観戦して以来、モバイルプロジェクターに特に注目してきたのですが、今回新発売となった「Anker Nebula Capsule Pro」については旧製品の頃から大注目!

さすがAnker!コンパクトなボディながらも性能は上々。それでいて、価格を抑えたモバイルプロジェクターになっていますので手に入れやすいのも特徴です。
そんな「Anker Nebula Capsule Pro」を、試す機会を頂きましたので、実際に使ってみた感想を口コミレビューします。
体験した感想を一言で伝えるなら、モバイルプロジェクター選びで迷ったらコレ!と言いたくなるような性能で、大変おすすめしたい性能となっていました!
目次
Anker Nebula Capsule Proが届いた!
まずは、Anker Nebula Capsule Proが届いたところからお伝えしていきます。

こちらが、Anker Nebula Capsule Proのパッケージです。Ankerさんらしい洗練されたデザインとなっています。

側面をみてみると、さすがはバッテリーに強いAnkerさん。
4時間分のバッテリーを搭載。満充電にしておけば、映画一本分は余裕で投影することが出来るようになっています。

商品特徴としては「コンパクト」「And
特に気になっていたのは、「コンパクト」「And

こちらは開封して取り出した本体の写真。
350缶ほどの小型サイズ。片手でひょいっと持ち上げることが出来るプロジェクターは、握り心地も良い。
継ぎ目のないアルミニウムボディがどっしりとした高級感を漂わせていますので、インテリアにもしっくりと馴染みます。
上部にはレンズ、下の部分は360°スピーカーとなっており、360度方向のサウンドが楽しめるようになっているところが特徴的。
- 高さ:約120mm
- 直径: 約68mm
- 重さ:約470g

こちらが裏側。
換気口が上部についています。実際に使ってみた感じとしては、起動中の音も静かで映像の邪魔にはなりません。また、熱暴走してしまうようなこともなく、快適に使っていける製品になっていると感じました。
赤外線レシーバーはリモコン用。背面から操作することが多いプロジェクターのために後ろについているんだと思いますが、感度良好のため、どの方向からでも操作が可能となっています。

本体下部には、充電用端子(マイクロUSB)と、無くてはならないHDMI端子。

側面には、フォーカス調整ノブがついており、投影された映像のピンぼけを自分で調整することが出来るようになっています。

底の部分には三脚用のソケット。※三脚は別売となりますので別途用意が必要となります。

本体上部には、操作ボタンが並んでいます。
電源のON・OFF、Bluetoothスピーカーとの切り替え、音量の調整が可能。
深い溝の部分は換気口があります。
本体以外の付属品は、下記の通りです。
Nebula Capsule Pro、充電用アダプター、リモコン、取扱説明書、18ヶ月保証パッケージ内容:Nebula Capsule Pro、充電用アダプター、リモコン、取扱説明書、18ヶ月保証

こちらがAnker Nebula Capsule Pro用のリモコンです。

気になったのは右上にあるマウスのマーク。投影するアプリケーションによってはコチラのマウスボタンを押して操作をすることになるのですが、Capsule Controlというスマホアプリを使ったほうがマウス操作は楽になるので、ぜひアプリのインストールを済ませるようにしておきましょう。

コチラは持ち運び用の専用ケースに入れた状態のAnker Nebula Capsule Proです。
バッテリーの持続時間が長いので、外で楽しむときには重宝しそうなケースになっています。
それでは実際につかってみたいと思います。
初期設定に必要なことはWi-Fi設定

初期設定に必要となるのは、Androidを活用するためにもWi-Fi設定です。
一度接続が完了すれば、あとは自動的に接続をしてくれるようになりますので、必ず設定しておきましょう。
接続が完了したら、必要不可欠となりそうなアプリをインストールしておくと使い勝手が良くなります。
自分は、YouTubeとAmazonプライムビデオのアプリケーションをインストールしました。
AndroidOS搭載はイイ!映像も高画質!

Anker Nebula Capsule Proは電源をいれると、Androidが起動します。
YouTubeやaAmazonプライムビデオを、パソコンに繋ぐ必要もなく、そのまま壁に投影して楽しむことが出来るのは、モバイルプロジェクターとして非常に嬉しい機能ですね。

最近YouTubeで観たいと思う番組も結構あったりするので、実際に壁面に投影して楽しませてもらいましたが、映像も鮮明でキレイ。何より音が良いので快適に楽しむことが出来ました。
もちろん、Amazonプライムビデオも完璧。

YouTubeとは異なり、マウス操作が必要となるので、少しだけ検索に時間がかかったりはしましたけど、投影された映像はキレイの一言。特に映画を楽しむのに向いているモバイルプロジェクターなのかもしれないと感じたくらいです。
従来製品よりも明るさが1.5倍に (150 ANSIルーメン)なったということで、光量も十分。最大100インチの映像を楽しむことが出来ます。
解像度は854×480となっており、それほど高くはないのですが、数字上は高性能な中華製のプロジェクターと比較しても引けを取りません。むしろ、Anker Nebula Capsule Proのほうがキレイです。
モバイルプロジェクターと言っても、多少の準備が必要だったりするものが多い中で、完全ワイヤレスで、この手軽さは・・・やばい。
個人的には、AndroidOSを搭載したモバイルプロジェクターが、こんなにも便利なものだとは思っていなかったという衝撃にあったんですけどね。
音がめちゃめちゃイイ!

Bluetooth対応のスピーカーを持っていない方なら、Anker Nebula Capsule Proがあれば十分です。
と、断言出来るほどサウンドはウーファー内蔵で迫力満点。しかも、ボタン一つでプロジェクターモードとスピーカーモードを切り替えられるのも手軽で良い。
お借りしている期間中は、部屋に流しているBGMを、常にAnker Nebula Capsule Proを使って流していましたが、なんの違和感もありませんでした。「360度サウンド」は、むしろ快適と言えます。

つまり、Anker Nebula Capsule Proは、完全ワイヤレスで音を楽しみたい方にも「Bluetooth対応のスピーカー」としてもオススメできるわけですね。
※音楽再生は約30時間楽しむことが可能
モバイルプロジェクターの弱点とも言える「音」を、ここまでの性能にされたのは、やっぱりAnker!すごすぎです。
気になる所
基本的には超満足できるモバイルプロジェクターになっているのですが、ほぼほぼ毎日のように何かしらの映像を投影して使ってみているなかで、ちょっとだけ気になった点をあえて紹介しておきます。
三脚が必要
プロジェクターで壁面に投影する場合において、丁度よい場所に投影するためには高さが必要となったので三脚が必要になること。

特に天井への投影に関しては、ジュース缶のようにコロコロと転がってしまう形状が邪魔をしてしまう部分があるので、三脚を使うことが必須と言えそうです。
・・・と、気になる点は、たったこれだけ(笑)
ほかは基本的に満足。これだけの性能で、この価格。買って損はないモバイルプロジェクターだと思います。
ガジェットブロガー的まとめ

僕自身、モバイルプロジェクターというジャンルの製品を、しっかりとチェックさせてもらうようになりまして数台目になりますが、こちらは理想形に近いと思います。
若干角度調整などが難しいという点はあるものの、モバイルプロジェクターの弱点とも言えるスピーカーの部分が高機能に一体化。
さらに高画質な映像を投影+4時間連続再生という性能を持っているんですから、オススメせざるを得ないモバイルプロジェクターなのです。