自宅を映画館のようにしてくれる贅沢品。「プロジェクター」を購入しようとお考えの方に、一つお伝えしたいことがあります。
それは、プロジェクター本体は小さい方が使い易いということ。
僕はサッカーワールドカップロシア大会に合わせて、そこそこ大型のスクリーン(80インチ)を購入し、毎日のように小型のプロジェクターを使って試合を観戦させてもらっていたのですが、とにかく「準備」と「片付け」が簡単で使いやすかったのです。一般的なサイズのプロジェクターだったら、こんなにも使っていなかったと思いますので、小型で電源もなく使える手軽さが、日々使えていた理由だと思います。
と、そんなことを思っておりましたところ、ご縁がありまして「iCODIS」さんから「RD-813小型プロジェクター」を一台送っていただけることになりました。
アマゾンの口コミレビューをチェックさせてもらったところ、小型のプロジェクターの中でも評価が高かったiCODIS RD-813小型プロジェクター。最初にお伝えしておくと、販売価格の割に良いプロジェクターに仕上がっています。
と言うわけで、小型のプロジェクターをお探しの方に向けて「iCODIS RD-813小型プロジェクター」の口コミレビューを、実際に使ってみた印象を交えてお伝えしていきます。
目次
iCODIS RD-813 小型プロジェクターのレビュー
こちらが「iCODIS RD-813小型プロジェクター」。大きさは真上から見るとCDケースをちょっと大きくしたくらいのサイズ感。
実際にサイズを測ってみると横幅17.5cm、奥行き14.5cm、厚みは3.1cm程度(足の部分を除く)、重さは610gと軽量で、持ち運びにも最適。
友人宅でテスト上映をする際に持って行ってみたところ「かっこいいプロジェクターだねぇ」と言われたのですが、それもそもはず!
シルバーで統一されたシンプルなデザインとなっており、見た目も間違いがありません。
バッテリー内蔵(ワイヤレスで2時間使用可能)
プロジェクターに搭載されている内蔵バッテリーの容量は10,000mAh。
つまり、コンセントを差し込まなくてもプロジェクターを使用することが可能となっていて、屋外でも気軽に使うことが出来るモデルになっています。※この辺りが小型プロジェクターの特徴かもしれません。
僕はインドア派なので中々そう行った機会はありませんが、屋外でテントをはってキャンプをしている際に、スクリーンを使って家族や仲間と一緒に映像を楽しむ・・・・なんて事も、充電式だから出来るわけです。
使用頻度の高い室内においても、コンセントを気にしなくても良いのはノンストレス。スクリーンを立てなくても白い壁があれば投影もできるので、今日はリビングで、今日は寝室で!と気軽にプロジェクターを楽しめます。
見たい!と思った時にすぐに使えるプロジェクター。それこそが、小型プロジェクターの魅力であり、iCODIS RD-813小型プロジェクターの魅力といえます。
HDMI接続がすごく便利
個人的にプロジェクターに必要不可欠と思っているのがHDMI接続。これさえあれば、ケーブルは別途必要になるかもしれませんが、大抵の映像を投影することが出来るからです。
僕がHDMI接続で投影テストさせてもらったものとしては、以下の通り。
- テレビの映像
- パソコンの映像
- ビデオデッキからのDVD再生映像
- iPhoneからの映像
- アマゾンファイヤースティックTVからの映像
いかがでしょうか?これだけ網羅されていたら、十分ではないでしょうか?
一押しの使い方はiPhoneと接続した状態で、アマゾンプライムビデオを楽しむこと。アマゾンファイヤースティックTVを直接挿して使うのが一番早いんでしょうけど、いちいちテレビ裏から外して使うのは面倒です。
そんな時、上記アイテムを使って手元にあるiPhoneとプロジェクターを接続してしまえば、iPhoneがリモコンとなってアマゾンプライムビデオを出力できるようになるわけですから、非常に重宝します。
上の写真を見ていただいてもわかる通りですが、電源ケーブルを接続せずに、このまま映像を楽しむ事ができるので、どこにでも持っていけるのです。
自動の台形補正機能が便利
僕がこちらのiCODIS RD-813小型プロジェクターを使わせていただいて、一番良かった!と思うのは自動で行ってくれる台形補正機能。
台形補正のオート機能をONにしておけば、投影した場所に対して的確な状態を作ってくれるのです。
例えば、こんなイビツな形をした映像も、壁に投影されて1秒程度で・・・
ビシッと長方形に整えてくれるのです。
流石に天井だと不自然な台形補正となりますが、壁面であれば的確な補正機能によって投影してくれるのは、非常に重宝します。
なお、フォーカス(ピント調整)だけは自分で合わせる必要がありますので、ここだけは注意してください。
映像は綺麗、真っ暗にしなくても使える
さて、肝心な映像ですが、iCODIS RD-813小型プロジェクターから投影される映像は綺麗です。
最大150インチまで対応可能となっているので、家庭でもビジネスでも使用するのに十分なスペック。
コントラスト比は10,000:1、小型ながら3000ルーメンの明るさ(500 ANSIルーメン)になっていますので、映像は色あざやかで鮮明です。
多少明るい室内であっても問題なく投影できる光量がありますので、使い勝手も良い。
上の写真は日中に電気を消した状態で白い壁に投影したものになりますが、非常に綺麗な映像を映し出す事が出来ています。
当たり前の事ではありますが、スクリーン+暗い室内で投影した方が、より綺麗に映像を楽しむことが出来ますので、ぜひスクリーンを用意してもらうと良いですよ。
本体の放射熱は適度、音も静音
プロジェクターを使っていて、結構気になるのが放射熱(本体とその周りが熱くなる)になりますが、こちらのプロジェクターを使用している際の放射熱は、ほとんどありません。
一時間以上使い続けている状態で本体を触っても、激アツに感じるように熱くなっていることもなく、快適な動作を続けていましたので、これはかなり優秀と言えます。
また、稼働音も小さく、映像投影中の音も静かなので、無駄に映像の音を大きくしたりする必要がないことも評価を高くしています。
スピーカーの性能は普通
iCODIS RD-813小型プロジェクターにはスピーカーも搭載されています。
音質としては凄く良いとは言えませんが、テレビ番組や、ちょっとしたアニメを見たりするくらいなら普通に楽しめるレベルです。
サッカー観戦や映画など、迫力のある音を楽しみたい場合には、オーディオケーブルを使ってスピーカーに接続することも出来ますから、プロジェクターを楽しむ映像によって使い分けると良いかと思います。
プロジェクター選びで迷ったらサイズ感とルーメンを見る
僕は昔から自宅をホームシアターのようにしたい!と思ってきました。理想をいえば天井から吊り下げるような形で、大型のスクリーンを壁において・・・ということでしたが、現実的にはそれは無理と判断。
それならば!と色々と検討して見た結果として落ち着いたのは小型のプロジェクター+収納可能なスクリーンという2セットでした。
ただし、小さいだけではいけません。
ルーメン数が高くて暗い部屋であっても綺麗な映像を映し出すこと、そして、静音性があり、台形補正は可能、HDMIケーブルが繋げられるなどの条件があったんですが、iCODIS RD-813小型プロジェクターは、その条件を満たしていました。
それでいて、価格は小型プロジェクターの中では、それなりの価格。
個人的には満足点をつけたいプロジェクターになっていたのです。
iCODIS RD-813小型プロジェクターが届いた所
では、ここからはiCODIS RD-813小型プロジェクターが届いたところから紹介したいと思います。
商品はこちらの専用のダンボールケースに入って届きました。
こちらがパッケージ。
蓋を開けて見るとプロジェクター本体が動かないよう、クッション性のある素材でしっかりと梱包された状態で入っていました。取扱説明書は日本語仕様です。
こちらがiCODIS RD-813 プロジェクター本体。
最初の印象としては、超小さい!とは感じなかったものの、一般的なプロジェクターと比較したら雲泥の差を感じるサイズ感と軽量さになっています。
中に入っていたものはこんな感じで、三脚が付いているところもありがたい配慮。
- プロジェクター本体
- 取扱説明書
- 電源アダプター
- リモコン
- 三脚
- HDMIケーブル
- VGAケーブル
プロジェクターの必需品とも言えるリモコンです。
細かい話をすると、こちらのリモコンですが、プロジェクターの背面から操作をしても普通に使えます。
本体には細かい操作が出来るボタンが搭載されていませんから、こちらのリモコンを無くしてしまったり、故障させてしまうと大変なことになりますのでご注意ください。
電源アダプターはこちらです。ケーブルの長さは約3メートルありますので、使い勝手は良いです。
ケーブルはパソコンには欠かせない!VGAケーブルもついていました。
個人的に必要不可欠な存在であるHDMIケーブル。
プロジェクター自体にも角度を調整するためのスタンドはついていますが、なんと三脚も付属しています。
三段階で伸びるようになっているので高い位置にプロジェクターをセットしたい場合には重宝しますが、若干足の部分が弱くなっている+スタンドの足が滑りやすいので注意が必要です。
取扱説明書は日本語で書かれていますので安心です。
本体の側面には、ピント調整をするためのフォーカスホイールがついています。
ここは手動で見た目を合わせる必要があります。
裏側には、熱を逃がすための換気口、角度をつけるためのスタンドがついています。
ゴム製の滑り止めもついていますから、高い位置にプロジェクターを設置しても、落ちてくる心配は少ないでしょう。
まとめ
実際に、iCODIS RD-813小型プロジェクターを使わせていただいて感じたのは、この価格帯で、この性能なら十分過ぎるって事。
一般的なサイズのプロジェクターであれば、もう少し低価格で購入することも可能ではあるのですが・・・準備が大変だったり収納場所に困ったりと、長い目で見るとオススメする事が難しい。
そういった意味でも、iCODIS RD-813小型プロジェクターは色々とちょうど良いプロジェクターと言えます。
自宅をホームシアターに変えたいけど、手軽に楽しめるプロジェクターを探している、そんなアナタにコチラの小型プロジェクターをオススメしますよ。