手ブレを抑え、スマホを使って滑らかな映像を撮影することが出来るような、安定性が高いスマホ用のジンバル・スタビライザーを探している。
そんなアナタに、Insta360 Flowをレビューする。
3軸手ブレ補正、マグネットによる着脱、内蔵自撮り棒&三脚付き、豊富な機能を備えた専用アプリによる圧倒的な使用感。
Vlogを想定して歩きながら撮影をしてみましたが、手振れの少ない、滑らかな映像を撮影出来ました!
また、内蔵されている三脚を使っての定点カメラとしても便利で、イラストを描いている様子の手元撮影にも最適!
スマホ用のジンバルはいくつか所有していますが、Insta360 Flowは過去一の使い心地となっています。
どこにでも持っていきたくなるような、最高の撮影パートナーになりそうです。
なお、本ページのリンクボタンから購入されると「Insta360 Flow スポットライト」や「アウトドア三脚」が付いてきます!
付いてくる特典は購入プランにより変わりますので、詳細は公式サイトをお確かめください。
- 目玉製品:Insta360 Flow クリエーターキット
- セール価格:28,000円→24,640円、12%オフ
- 期間:未定 ※サイトにてお確かめください
良いところ | 気になるところ |
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目次
Insta360 Flow 開封の儀
それでは、Insta360 Flowが届いたところから紹介していきます。
こちらがInsta360 Flowのパッケージ。
ホワイトベースに製品写真というクオリティの高いデザインです。
カラーは、サミット・ホワイトとストーングレイの2色展開になっており、今回のサンプルはストーングレイを送っていただきました。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) | 収納時: 79.6*162.1*36mm 伸張時: 73.6*269.4*69.9mm |
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重量 | ジンバル: 約369g 磁気スマートフォンクランプ: 約32g |
対応スマートフォンの厚み | 6.9-10mm |
対応スマートフォンの幅 | 64-84mm |
対応スマートフォンの重量 | 130-300g |
端子 | USB-C |
内蔵自撮り棒の長さ | 215 mm |
内蔵三脚のサイズ | 伸張時の長さ: 80mm 直径: 187.6mm |
バッテリー容量 | 2900 mAh |
連続録画時間 | 12時間 *室温条件下 (25℃) において、完全にバランスのとれたジンバルを平らな面に設置して検証を実施。 |
充電時間 | 2時間 |
動作温度 | -10℃ 〜 40℃ |
充電可能温度 | 0°C〜40°C |
可動域 | パン:-230°〜100° ロール:-150°〜180° チルト:-100°〜82° |
最大制御速度 | 120°/S |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Insta360 Flow
- 保護ポーチ
- グリップカバー
- 磁気スマートフォンクランプ
- Type-C to A 充電ケーブル
- 取扱説明書類
保護ポーチ。
グリップカバー。
Type-C to A 充電ケーブル。
取扱説明書類。
磁気スマートフォンクランプ。
こちらをスマートフォンに取り付けることによって、Insta360 Flowとマグネットで接続できるようになります。
内側はスマートフォンが傷つかないように、ゴム製です。
なお、対応しているスマートフォンの幅は、64~84mmとなっています。
Insta360 Flow 本体の詳細
こちらがInsta360 Flow本体。
折りたたまれた状態の大きさは79.6mm×162.1mm×36mmとなっており、重さは約369g。
500mlのペットボトルよりも小ぶりな大きさですので、気軽に持ち歩けそうな雰囲気です。
上部を撮影。
磁気スマートフォンクランプを近づけると、自動的に引っ付くようになっています。
側面。
内側の基盤やバッテリー部分が見える、ガジェットオタクがワクワクしてしまうようなデザインになっています。
手元には直感的な操作を可能にするボタン+スマートホイールが集約。
ハンドルを握りながら、重要な操作に素早くアクセスできます。
Insta360 Flow の使用感
それでは、Insta360 Flowを使っていきましょう!
まずは、磁気スマートフォンクランプをスマートフォンに取り付けます。
テストに使用しているのは、当ブログではお馴染みのiPhone8です。
対応しているスマートフォンの厚みは6.9~10mm、幅64~84mm、重さ130~300gとなっていますので、大抵のスマートフォンは問題ないと思います。
Insta360 Flowを収納状態から伸張状態にしてみました!
慣れてくれば数秒で展開できますので、「とっておきの瞬間」を逃しません。
Insta360 Flowと磁気スマートフォンクランプの接続は、近づけるのみ。
磁気スマートフォンクランプを取り付けておけば、ワンステップ展開とマウントのみで、準備は完了です。
3軸手振れ補正|スマホの映像がプロレベルに!
最初に検証してみたのは、3軸の手振れ補正の性能について。
3軸とは何か?と思われる方もいらっしゃると思いますが、取り付けたスマートフォンが水平を保ちながら撮影を続けられるイメージです。
実際に撮影をしてみると、いつものスマートフォンを使って撮影した映像が、ブレを抑えた滑らかな映像になりました!
歩きながら動画を撮影していると、どうしても振動が映像に伝わってきて「酔いやすい映像」になってしまうと思いますが、その振動が限りなく抑えられています。
ちょっとした嫌がらせとして、急な加速や減速などもテストしてみましたが問題なし。
歩いても、走っても・・・3軸の全方向の補正であれば、ブレの少ない映像を撮影可能です。
どれくらいの動きに耐えられるのか検証してみたくなり、サッカーをしながらの撮影も試してみましたが、手持ちとは全く違った映像を撮影出来ました。
プロレベルの手振れ補正というキャッチコピーも、決して大げさではありません。
アプリ|追跡機能などが優秀で便利!
アプリを使用すると、各種撮影モード等の設定を行えます。
インターフェースもわかりやすいので、迷う事もありません。
被写体を追跡機能を使用すれば、被写体として設定した人物を自動的に追従し、常に画面内に収まるように出来ます。
三脚を使用して自分に追跡機能を設定すれば、画面外へ出ようとしても回転して付いてきます。
家族団らんの様子を追跡させて撮影しても良し、プレゼンテーションを行っている様子を撮影しても良しで、かなり使い勝手の良い機能だと感じました。
特に人物の追従性が非常に優秀。
一度認識したら、手前に障害物が横切ったとしても、高精度で認識し続けてくれる印象です。
手持ち撮影で自分に追跡機能を設定しても同様、自動的に被写体を画面内に収めてくれますので、Vlog用の映像を簡単に撮影出来ます。
他にもドリーズームやパノラマモード等、充実した特殊撮影機能を搭載。
- ディープトラック3.0:被写体追跡機能
- スローモーショントラッキング
- ズームトラッキング
- 被写体債認識
- 全方位追跡
- タイムシフト
- モーションタイムラプス
- バレルロール
- ドリーズーム
- ワイドスクリーンモード
- パノラマ
撮影の幅が広がることは間違いありません。
操作性|多機能でありながらも直感的!
操作性に関しては、主要なコントロールを一ヶ所に集約していることもあり、直感的でわかりやすい。
撮影の操作、回転など、便利な機能に簡単にアクセス可能です。
例えばスマートハンドルの外縁をスクロールしてみると、ズームイン・ズームアウトが出来たりする感じ。
アプリを触らないと細かい設定が出来ないジンバルもあったりしますが、本体のみの操作で色々と出来ます。
他にも、トリガーボタンを一回押すだけで、ディープトラック3.0(追跡機能)を設定できる。
トリガーボタンをトリプルタップすれば自撮りに切り替えることが出来るなど、使い勝手もよく考えられています。
連続撮影12時間|一日中撮影に使える!
バッテリー容量2,900mAhという事もあり、12時間の連続撮影に対応。
ほぼ一日中撮影することが可能ですので、イラストの作成風景などの長時間の撮影にも重宝します。
なお、スマートフォンのバッテリー残量が少なくなったら、Flowにつないで充電することも可能です。
携帯性|折りたためる+保護ポーチ付きで携帯性は抜群!
くるんと折りたたみ、スマホを取り外せば・・・コンパクトサイズに早変わり。
収納にかかる時間は、数秒です。
折りたたまれた状態にしたら、保護ポーチに入れてカバンの中に入れておくのみ。
持ち歩く際に、邪魔になることもないでしょう。
スマホとInsta360 Flowを持ち歩くだけで、プロレベルの映像が撮影できると思えば、常に持ち歩きたくなること間違いなしです。
内臓自動り棒や内蔵三脚が便利!
するっと伸ばせば、内蔵された自撮り棒も出てきます。
高い位置からの撮影、低い位置からの撮影など、Vlogのように日常を撮影して映像化する人にはピッタリな機能です。
内蔵された三脚も便利。
定点カメラが大好きな自分からすれば、三脚を持ち歩く必要もなくなりますので、かなり嬉しい機能です。
パパっと料理動画なんかも撮影出来てしまいますよ!
まとめ
安定性が高いスマホ用のジンバル・スタビライザーを探しているのであれば、Insta360 Flowは大変オススメのガジェットでした。
手ぶれ補正や追跡機能によって撮影はしやすいし、持ち運びにも便利だし、アプリも充実。
スマホ用ジンバル・スタビライザーも沢山販売されていますが、Insta360 Flowが今の所最強です。
良いところ | 気になるところ |
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