ローアングルからハイアングルまでの撮影に使える「コンパクトな三脚」をお探しの方に、サンワダイレクトの「カメラ三脚(200-DGCAM011)」をモニターさせてもらいましたので紹介します。
三脚がペタッと地面に接することで可能となるローアングル撮影を使えば、撮影の幅が広がること間違いなし!
その他にも、真上から撮影することが出来る俯瞰モード、ハイアングル撮影、コンパクト収納で持ち運びにも便利など、普通の三脚と比較すると多機能なモデルとなっているサンワダイレクトのカメラ三脚は、一つ持っておいて損はありません。
そんな、カメラ好きなら絶対持っておきたい撮影グッズの一つとして、カメラ三脚「200-DGCAM011」をレビューします。
- 品番:200-DGCAM011
- 価格:5,480円(税込)
目次
カメラ三脚(200-DGCAM011)の詳細をレビュー
それでは、サンワダイレクトのカメラ三脚(200-DGCAM011)の詳細をお伝えしていきます。
箱からを開封して中身を取り出してみると、
- スタンド本体(200-DGCAM011)
- 取扱説明書
- キャリングケース
の3つが入っておりました。
過去に三脚をいくつか購入してきましたのでわかりますが、意外とキャリングケース(収納用の袋)が入っていないことがあるので、キャリングケースが付いているのはありがたいですね。
また、サンワダイレクトさんが販売されていることもありまして、しっかりとした日本語で書かれた取扱説明書が入っていることも高ポイントです。
コチラが、カメラ三脚スタンド本体。
取扱説明書によると正式名称は「5段コンパクトカメラスタンド」になるようです。
最初に手に取った印象としては、非常に「コンパクト(約W85×H280mm)」で「軽い」という印象でした。
それもそのはず、重さは「約746g」と軽量です。
カメラを設置するポール雲台は、360°回転するタイプになります。
ハンドルが付いていないので、微調整などは難しいですが問題はありません。
なお、ポールジョイントが付いていますので、縦横の切り替え・角度の調整なども素早くできるようになっています。
コチラが一眼レフカメラ「D7200」を取り付けた状態の写真です。
一眼レフカメラはもちろん、コンデジ、ミラーレス、ビデオなど、一般的なネジ「1/4-20UNC」と接続できる機器なら取り付けることが可能となっています。
本商品に取り付けられる機器の重さは3kgまでとなっていますので注意してください。
三脚およびプレートはアルカスイス互換。※アルカスイス
上の写真のクイックシュー(カメラの着脱を容易にする装置)をカメラに取り付けておくことで、カメラと三脚の着脱が簡単にできるようになっています。
三脚の下にはカラビナフックが付いています。
何のためのカラビナフックかと思いながら調べてみると、三脚を立てた後に重り引っ掛けることによって、三脚の安定感をアップするためのものでした。
カメラバッグなどを引っ掛けておくと、風が吹いても倒れにくくなりますので便利です。
なお、カラビナは外すことが可能なので、必要でない方は外しておいても良いと思います。
最後に三脚の先端に付いてですが、ゴム製となっており滑りにくくなっています。
ということで、ここからは実際の使用シーンを想定しながら紹介してきましょう!
ローアングル撮影が可能なのが重要なポイント!
僕が普段使っている三脚は、結構本格的なモデルとなっておりまして、使用に関して特に問題を感じたことはありませんでした。
ただ、唯一の弱点として思っていたのは「ローアングルの撮影」には向いていなかったと言うこと。
三脚の脚の角度を変えることができないため、脚の長さを短くしていても「ある程度の高さ」からの撮影になってしまうのです。
その点から言うと、このサンワダイレクトのカメラ三脚は便利。
上の写真のように、三脚の脚をペタッと地面に設置することができるので、ローアングル撮影がしやすいのです。
高さは29cmから134cmまで調整可能。
実際に今使っている三脚と比べてみると、一番低い位置での撮影の高さは約15cmほど違っていました。
ローアングル撮影は、花の写真、赤ちゃんの写真、ペットの写真など、撮影アングルが下にあったほうが良い物を撮影したいような場合に、非常に役に立ちます。
小さな三脚を使ったこともあったのですが、一眼レフカメラを支えるだけのパワーはなく・・・使い物にならなかったので、こちらのような形状はオススメです。
なお、脚の角度は3段階で調整できるようになっており、地面にペタッと設置してしまう約90°の他に、約60°、約30°が選択できます。
上の写真は約60°の角度で設置した様子です。
そしてコチラが一般的な三脚の角度とも言える約30°。
脚の角度を調整できる三脚が初めてだったのですが、ここが調整できるのは本当に便利で重宝します。
角度の調整は、コチラのストッパーを引っ張りながら行うだけなので非常に簡単です。
実際に屋外で使用した際に思ったのですが、ローアングル撮影はアウトドアでの撮影の幅を広げてくれるように感じました。
低い位置にカメラを設置し、集合写真を撮ってみると・・・今までとは違った世界観のある写真を撮影することが出来たりもしますよ!
センターポールの高さも調整可能!
センターポールの高さは、なんと約14cmから、約43cmまで自由に調整することができます。
三脚としては当たり前ではありますが、やっぱり便利な機能です。
僕はテーブルの上に様々なガジェットを置いて撮影する「商品撮影」が多いのですが、高さを結構いじるんで重宝しています。
脚の高さは5段階で調整が可能!
脚の長さの調整は、先端部分のゴムをひねるだけで出来るのも特徴的。
固定と解除が簡単にできますから、あっという間に高さの調整が可能となります、
- 25.5cm
- 18.6cm
- 18.8cm
- 10cm
- 20.8cm
5段階で伸びる脚は、それぞれ伸びる長さが上記のように変わってきますので、少々調整は必要になってくるものの、簡単に高さを変えられる印象で便利です。
上のGIF動画は脚を伸ばしているイメージを掴んでいただくために撮影したものですが、ローアングルからハイアングル撮影までを可能にしてくれる三脚になっています。
真上からの俯瞰撮影も可能!カメラを三脚の下にも取り付けられます。
センターポールを逆さに付け替えることによって、三脚の真下に撮影したい物を置いて真上からの撮影が可能となります。
三脚の脚が影になるので撮影の際には少し工夫が入りますけど、かなり重宝する使い方です。
僕はこの機能が結構気に入っておりまして、真上から商品を撮影する際によく使っています。
カメラ三脚(200-DGCAM011)にスマホを装着が超便利!
三脚の脚が約90°になる「ぺったんこローアングル撮影」が可能だから出来る事かもしれませんが、テーブルの上に置いて、スマホと組み合わせて使うことで撮影の幅はさらに広がります。
まぁ・・・ぺったんこにしなくても出来なくはないんですが、例えば絵を描く手元を動画撮影したいと思った時にローアングルの方が綺麗に撮れるので、使いやすいわけです。
スマホスタンドは別売
縦向きにして使用すれば、ユーチューブやニコニコなどの動画配信にも使えるかと思います。
僕自身はやってないんですけど、メンタリストのDaigoさんなんかは複数台のiPhoneと三脚を使って撮影をしているそうなので、使い方は色々と広がりそうです。
こちらは俯瞰撮影モードに切り替えて、三脚の下にスマホを取り付けて真下を撮影している様子ですが、こんな撮影方法を使えば、スマートフォンを使ってイラストを描く様子などはもちろん、赤ちゃんの成長記録を真上から残すことも出来ます。
一眼レフやコンデジだけじゃなく、スマホとの連携の相性も良い三脚なのです。
カメラとビデオなど、同時撮影に適した形にも使える!
これはこのカメラ三脚じゃなくてはいけない機能ではないのですが、この三脚をテストしているからこそ生まれてきたアイデアとして、こんな物を取り付けて同時撮影も可能だと思いました。
例えばiPhoneを二台同時に撮影するもよし、片方にはコンデジ、片方にはビデオカメラを設置するもよしです。
子供の運動会などは、ビデオ撮影をしながらカメラを使いたい方もいらっしゃるでしょうから、こんな撮影方法を試してみてはいかがでしょうか?
一眼レフに三脚をつけてみた!しっかり固定できる三脚です!
最後は一眼レフカメラを、今回紹介しているカメラ三脚に取り付けた様子です。
これといってなんの問題はありません!
雲台も思ったよりもしっかりと固定されているようで、ずれてくることもありません。
角度を変えた写真を撮影する際には、重みが傾きますので倒れる心配がありますが、三脚の脚をしっかりと広げておけば問題なし。
コンパクトサイズのカメラ三脚は一眼レフとの相性が悪いイメージがあったのですが、非常に使いやすい印象です。
弱点は、水準器が付いていないこと・・・。
上の写真は僕が普段使っているカメラ三脚ですが、こちらには水準器(水平を確認するもの)が付いています。
ところが、今回紹介しているサンワダイレクトさんのカメラ三脚(200-DGCAM011)には、この水準器が付いていないのです。
まぁ・・・そんなに問題にはならないんですけど、脚の長さを調整している際に「水平がわかるといいなぁ」と素直に思ったので、希望という形でレビューに書かせていただきました(笑)
ガジェットブロガー的まとめ
今回モニターさせてもらったカメラ三脚は、とにかく多機能でした。
ローアングルからハイアングルまで撮影できるだけでも特徴的なのに、俯瞰撮影まで出来てしまうし、撮影した後はコンパクトに収納できてしまうからです。
うん、こりゃーオススメだ。
お値段は5,480円 (税込)で送料無料。
より詳しい情報は公式サイトの販売ページをチェックしていただければと思いますが、今回紹介したような機能を持ったカメラ三脚をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。