ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」シリーズに搭載されているゲームアシスト機能「Game Genie (ゲームジニー)」について、機能の詳細や使い方を紹介します。

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目次
- 1 Game Genieを起動する方法
- 2 ゲームアシスト機能「Game Genie」の設定
- 2.1 ゲームアシスト機能「Game Genie」の基本画面
- 2.2 照明と音量の調整
- 2.3 リフレッシュレート
- 2.4 リアルタイム情報
- 2.5 ネットワークスイッチ
- 2.6 ナビブロック
- 2.7 アラートなし
- 2.8 着信拒否
- 2.9 充電モードの変更
- 2.10 マクロ
- 2.11 エッジツール
- 2.12 ロックタッチ
- 2.13 AirTriggers
- 2.14 明るさを固定
- 2.15 録画
- 2.16 ショートクリップ
- 2.17 メモリ解放
- 2.18 クロスヘア
- 2.19 クイックコントロール
- 2.20 データのみ
- 2.21 スカウトモード
- 2.22 振動マッピング
- 2.23 ジャイロスコープ
- 2.24 X キャプチャー
- 2.25 X Sense
- 2.26 ROG Instant Master
- 2.27 バックグラウンドモード
- 2.28 AI Grabber
- 3 まとめ
Game Genieを起動する方法

アシストツールの「Game Genie」は、画面の左上から右下にスワイプすることによって表示することが出来ます。

この起動方法は、縦横共通の起動方法です!
ゲームアシスト機能「Game Genie」の設定

ゲームアシスト機能「Game Genie」の設定の編集は、「設定」➡「拡張機能」➡「Game Genie」から行えます。

ゲームアシスト機能「Game Genie」の基本画面

ゲームアシスト機能「Game Genie」の基本画面はこちら。
左右にはCPUとGPU使用率がパラメーターとして表示されています。

中央には、FPS、システム温度、Wi-Fiなどのシステム情報。

下部には、時間やバッテリー残量。

左のAマークはArmoury Crateへ、右は設定画面へと切り替わるようになっています。
照明と音量の調整

Game Genie上部にて、照明と音量の調整が可能です。
左右にスライドすることによって簡単に調整できます。
リフレッシュレート

タップするたびにリフレッシュレートを切り替える事ができる機能です。
- 144Hz
- 120Hz
- 60Hz
- AUTO
リフレッシュレートの数値はデバイスに依存しますので、上記数字は参考値にして下さい。
また、ゲーム自体が設定したリフレッシュレートに対応している必要があります。
リアルタイム情報

リアルタイム情報では、端末の温度、SoC(System on a chip)のクロック、表示フレームレートなどの情報をリアルタイムで表示できます。
左側の十字を操作すれば、画面上の好きな場所に配置可能です。
ネットワークスイッチ
Wi-Fiとモバイル通信を変更するスイッチです。
ナビブロック

ナビブロックを有効にすると、ゲーム中の誤タップを避けるため、各種ジェスチャー操作が一時的に無効になります。
具体的に言えば、上の写真の右側にあるナビゲーションを触ろうとしても、

こちらのようにブロックが作動します。
アラートなし
通知をオフにする機能です。
着信拒否
ゲームをプレイ中に、外部からの着信機能をオフにする機能です。
充電モードの変更

充電モードの変更では、通常充電とバイパス充電を選択可能。
バイパス充電ではシステムにのみ電力を供給し、端末の発熱を抑えることができるため、バッテリーの劣化を防ぐことができます。
マクロ

マクロは、ユーザーが行った操作を記録し、自動操作を行う機能です。

難しく操作はなく、記録ボタンをONにしたら記録させたい操作を実行。

その後、登録したマクロを1回だけの再生にするか、繰り返し再生するかを設定します。

ゲームの種類によっては、レベル上げで使えそうです。
エッジツール

画面内にアプリをフローティング表示することができるエッジツール。

良く使用するアプリを設定しておきましょう。
ロックタッチ

ゲームプレイ中、画面全体へのタッチをロックすることができる機能です。
AirTriggers

超音波ボタンでの操作を可能にする「AirTrigger」。
ゲームコントローラーで言うところの「L/Rボタン」の機能が使えるようになる感じです。

例としては、スマートフォンの上部右を押し込むと、画面上の指定した場所を押したことにできる機能となっています。

しかも、組み合わせることで計4ボタンを設定可能。

画面上をタップしなくても様々な操作が可能になるので、指で画面を隠してしまう事もなくなります。
明るさを固定
ゲームのプレイ中、画面の明るさを固定することができる機能です。
録画

ゲームプレイ中の映像を、mp4形式で動画を録画することができる機能です。

解像度は、1080p、720p、480pから選択可能で、画質選択は3種類。
フレームレートは15fps、24fps、30fps、48fps、60fps、90fps、120fpsから選べます。

あとから振り返りたいシーンがはじまった時、動画にしたら面白そうなコンテンツを楽しむときなどに起動したりすると、便利です。
ショートクリップ
「録画」とは異なり、あらかじめ設定した短い時間(5秒・10秒・20秒・30秒)を遡って録画可能となる機能。
面白いシーンがあった時に直ぐに動画に残せますので、簡単にシェアできるようになります。
メモリ解放

ゲームのプレイ中にメモリーを解放。
端末のパフォーマンスを改善できる機能です。
クロスヘア

クロスヘア(照準)アイコンを画面内に表示することができる機能です。

色やスタイルを選べるようになっていますので、お好みで。
クイックコントロール

特定の機能をゲーム画面内に配置し、ゲーム中に素早く呼び出すことができるクイックコントロール。

例として、スクリーンショットボタンをクイックコントロールに設定していきます。

1にスクリーンショットが設定されると、画面上に黒丸の1が表示されるので、好きな場所に配置。

ゲーム画面に戻ってみると、黒丸の1がそのまま表示されているので、こちらを押すとスクリーンショットが実行されます。
途中で紹介したようなマクロを設定しておけば、ゲームによっては効率よく進められそうです。
データのみ
通話機能を完全に無効化し、ゲーム中はデータ通信のみにします。
スカウトモード
画面の色が反転することで、FPSなどのゲームで隠れている敵を認識しやすくなる機能です。
振動マッピング
仮想キーを配置して、そのキーをタップするたびに端末を振動させることができる機能のこと。
設定できる振動は10個で、振動の大きさも調整可能です。
ジャイロスコープ
FPSゲームなど、視線の動きを上下左右に傾ける操作で行なうことができる機能の事。
X キャプチャー
ゲーム中のキーイベントや勝利の瞬間などに、自動的にショート動画が録画されます。
X Sense
ゲーム中のキーイベントを自動的に検出。
有益な情報がポップアップでユーザーに通知される機能です。
ROG Instant Master
AirTrigger/マクロ/キーマッピングに関して、設定済みのプロファイルの適用ができます。
バックグラウンドモード
ゲームを最小化しても、バックグラウンドでゲームを実行させ続けることができる機能です。
AI Grabber

ゲーム内に表示されているテキストデータをキャプチャーできる機能です。

実際に使用した例。
テキストデータを読み取ることができていますので、そのままウェブで検索すれば効率よくゲームを進行出来ます。
まとめ

ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」シリーズに搭載されているゲームアシスト機能「Game Genie (ゲームジニー)」についてまとめました。
今後もASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」シリーズの新作をレビューする機会をいただきましたら、こちらの記事も更新していきます!
「Game Genie (ゲームジニー)」の使い方の参考になりましたら幸いです!