「世界初の3-in-1カラーノートパッド」として話題の製品、「Magic Note Pad」がXPPenより新発売となりました!

インクペーパー、ライトカラー、ナチュラルカラーのモードをスムーズに切り替える「3-in-1 X-Paper」を搭載したディスプレイは、まさに紙のような視覚体験を実現。

16Kの筆圧レベルのスタイラスペンと、90Hzのリフレッシュレートによる滑らかな書き心地は、これまでのデジタルノートの常識を覆してくれます。

本記事では、そんな一歩差がつくデジタルノートテイキングを叶えてくれる「Magic Note Pad」について、実際に使ってみた感想を交えて正直にレビューしていきます。
良いところ | 気になるところ |
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目次
Magic Note Pad 開封の儀
それでは、Magic Note Padが届いたところから紹介していきます。

こちらがMagic Note Padのパッケージ。
シンプルでありながらも美しいデザインで、ギフトにしても喜ばれそうです。
主なスペック

主なスペックは以下の通り。
製品名 | Magic Note Pad |
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製品モデル | MNP1095 |
カラー | シルバーホワイト |
寸法 | 182mm x 259mm x 7mm |
作業エリア | 148mm x 236mm |
本体重量 | 495g |
厚さ | 7mm |
CPU | MT8781、8コアプロセッサ |
画面解像度 | 1920*1200 ピクセル |
リフレッシュレート | 90Hz |
カバー率(代表値) | sRGB 95% |
表示色 | 1670万色 |
フルラミネーション | あり |
輝度(代表値) | 400nit |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
WIFI | 802.11a/b/g/n/ac、2.4GHz/5GHz |
オーディオ | スピーカー*2、マイク*2 |
スタイラス | X3 Pro Pencil 2 |
筆圧レベル | 16384 |
最小ON荷重 | 3g |
精度 | ±0.4 mm(中心) 、±1.5 mm (角) |
読取高さ | 10mm(中心) |
解像度 | 5080LPI |
電源入力 | PD 9V⎓ 2.22A または 5V⎓3A |
電源アダプター | 20W |
電源コード | 3A、USB-C to USB-C |
オペレーティングシステム | Android 14™を搭載 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容

中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Magic Note Pad
- マグネット式ケース
- X3 Pro Pencil 2
- ソフト替え芯 x 4
- 替え芯抜き
- USB-Cケーブル
- 電源アダプター
- 取扱説明書

取扱説明書など。

USB-Cケーブル。

電源アダプター。

X3 Pro Pencil 2。
- 筆圧レベル:16,384
- 最小ON荷重:3g
- 精度:±0.4 mm(中心) 、±1.5 mm (角)
- 読取高さ:10mm(中心)

ペンの太さは一般的な鉛筆と同じようなサイズ感(直径9m程度)。
グリップ部分にはカスタマイズ可能なショートカットキーを配置しています。

X3 Pro Pencil 2は平たい部分がありますので、ペンをデスク上に置いた場合でも転がっていきません。

末端部分にはXPPenのロゴマークが入っています。

替え芯4本と、替え芯抜き。
使用頻度にもよりますが、交換用のペン先があるのは有難いです。

マグネット式の専用ケース。
サラサラとした質感で指紋も付かないし、高級感があります。

右下にXPPenのロゴマーク。

開いてみた様子。
右側のスペースにMagic Note Padを持ってくると、マグネットによってケースが引っ付く仕組みです。
本体の詳細

そして、コチラがMagic Note Pad本体。
サイズは182mm x 259mm x 7mmとなっており、重さは495g。
カラー展開はなく、シルバーホワイト一色です。

上面。
スピーカー、マイクが2つ、ワンボタンで3つのカラーモードを切り替える「X-Paper Key」、電源ボタンを配置。

本体左側面。

本体右側面。
音量調整ボタンが付いています。

底面。
コチラ側にもスピーカーが付いており、タブレットの両端から音を楽しめるデバイスとなっています。

マグネット式の専用ケースにMagic Note Padを入れてみました。
この状態で重さを計測してみても735gということで、やはり軽量です。

ケースを開いてみた様子。

X3 Pro Pencil 2はマグネットの力で固定されています。

本体上部には1300万画素のインカメラを搭載。
途中紹介したように2つのスピーカー、2つのマイクが搭載されていますので、場所を選ばずにオンラインミーティングに参加できるのも魅力といえます。
Magic Note Padの使用感

それでは、Magic Note Padを使っていきます。
設定はGoogleアカウントが必要

設定に関しては、androidデバイスになりますのでGoogleアカウントが必要です。
ログイン必須となりますので、Googleアカウントを持っていなければ事前に作っておきましょう。
ディスプレイ性能

ディスプレイのインチ数については公開されていませんが、作業エリアは148mm x 236mm。
大きすぎず小さすぎずの丁度良いサイズ感となっていますので、まさにデジタルノートテイキングに最適。

1,670万色、400nitの高輝度による再現度によって、読み書きは快適。
リフレッシュレートは90Hzということで、動きの速いコンテンツであってもブレを軽減してくれますので、滑らかな映像を楽しみたい人にもオススメです。

3-in-1 X-Paperディスプレイは、X-Paper Keyを押すことによって切り替えられる3つのカラーモードを搭載。
- 通常モード:画像本来の色を正確に再現したモード
- カラーペーパーモード:淡い色調で目に優しいモード
- インクペーパーモード:紙に近いモノクロ表示で、じっくり読むためのモード
写真では伝わりにくいかもしれませんが、モードを切り替えたものを紹介します。

画像本来の色を正確に再現した通常モード。

淡い色調で目に優しいカラーペーパーモード。
長時間メモを取るような場合に、このカラーペーパーモードは役に立ちそうです。

紙に近いモノクロ表示で、じっくり読むためのインクペーパーモード。
読書用に用意されているもののようですが、個人的にはインクペーパーモードでメモをとっても良いとは感じました。

磁気のペンスロットが便利

Magic Note Padに貼り付けて置ける磁気のペンスロットはとても便利。

ペンスロットに近づけるだけでピタッとひっつけることが出来るため、効率よくペンを使用&収納を繰り返せます。
充電やペアリングの必要がないところも、魅力です。
描きやすさ

X3 Proスマートチップを搭載したX3 Pro Pencil 2の書き心地は、まさに紙の上に書いているような感覚。

ペン先はソフトで、画面の上を滑らかに走っていくようなパフォーマンスを実現しています。
業界最先端の16K筆圧レベルは「お絵かき用」だと思っていましたが、デジタルノート用としても・・・最高クラスの使い心地です。

XPPen Notes

ノートアプリ・J notesと共同開発されたXPPen Notesも大変便利。
会議や授業のノートを取る、ドキュメントに注釈をつける、デザインをする時にも使用感は良好。
私は別のノートアプリを使っていたのですが、この使い心地は・・・なかなかのもの。
某ノートアプリはアップデートのたびに機能が増えて使いにくくなってしまったのですが、こちらのXPPen Noteはシンプルで使いやすい。
アイデアスケッチにも最適ですし、「Magic Note Pad」と組み合わせることによる注釈入れは、まさに爆速です。


一部機能については有料プランに申し込まなくてはいけませんが、無料でも十二分に使えるアプリだと思います・・・と思いきや、なんと「Magic Note Pad」を購入されると買い切りプランがセットで付いてきます!

こちらの表示から「Always free」をタップすると、

永続会員(買い切りプラン)に申し込みが完了します!

ちなみに、年間プランならGoogleプレイストアにて820円、買いきりなら1020円で購入可能となっていますので、セットで付いてくるのはお得です!
便利な機能

ペンのボタンを押しながら画面をタップするだけでスクリーンショットが取れるのは、Magic Note Padの便利なポイント。

スクリーンショットが行われると自動的にXPPen Noteが立ち上がり、注釈を開始できるのは非常に効率的です。

画面右側のペンフローティングボタンをタップすれば、ショートカットパネルが開くのも便利ポイント。

このショートカットパネルに設定しておける機能もカスタマイズ可能なので、自分の使いやすい形を目指しましょう。

画面分割機能は当然の機能かもしれませんが、やっぱり便利。
左側で動画などのコンテンツを流し、右側でメモを取るといった使い方も可能です。

私の場合は左側に参考になる資料を表示させておき、右側にスケッチをするといった使い方が増えそうです。
最近はジェスチャードローイングにハマっていますので、楽しめそうな予感がします。
使用シーンは多種多様

「Magic Note Pad」の使用シーンについては、プライベートからビジネスシーンまで多種多様です。
- ノートの作成
- ドキュメントに注釈をいれる
- デジタル読書
- 会議の議事録
- 創造的なドラフト作成
- 映画 & エンターテインメント
- ゲーム
ノートの作成、ドキュメントに注釈をいれるといった基本的な使い方だけでも優秀なデバイスになるので、ビジネスシーンではもちろん、大学生のノートを取る際にも便利。
デジタル読書については言わずもがな。
私も最近購入する書籍はデジタルが増えているのですが、Magic Note Padのデジタル書籍の読みやすさは一級品。
X-Paperディスプレイと3種類のカラーモードを駆使することによって、まさに紙で見ているような読書体験を楽しめます。

最後は90Hzの高リフレッシュレートを活かした映画やゲームなどのエンターテインメント。
YouTubeで大好きなアーティストの歌を聴いてみましたが、サウンド性能も高く驚かされました。
タブレットPCとしての性能

タブレットPCとしての性能は、Google Playから無数のアプリをダウンロードできることもありまして、かなり快適。
オペレーティングシステムはAndroid 14を搭載。
メモ・イラスト・仕事用のタブレットにはなりますが、日常を豊かにするアプリを入れることも自由自在です!
内蔵ストレージ

128GBのストレージは、タブレットPCとして有難いスペックです。
多くのドキュメントを保存しておくことが出来ますので、携帯用のストレージとしても優秀。
お気に入りの動画や写真を大量にいれておき、移動中にチェックするといった使い方も楽しめそうです。
モバイル性能&バッテリー性能

Magic Note Padは495gで厚さ7mmという事もあり、携帯性能は抜群。
マグネット式ケースが最初から付属していることもあり、カバンの中にサクッと入れて外出が可能になります。

個人的に嬉しかったのはスタイラスペンがケース内に収まっている所。
意外と外出先で「ペンを忘れた!」なんてトラブルにあうことも多いので、助かっています。
また、8000mAhのバッテリーを搭載しているところも◎。
使用頻度にもよりますが、最大で1週間使用できる性能を備えていますので、コンセントが無い状態であっても気軽に外出先で使う事が出来ます。
ゲーム用タブレットとしての性能

ゲーム用としても使えるのかをテストしてみました!
お試しプレイしてみたのは、スペックによってカクツキが起こりやすいゼンレスゾーンゼロ。

結論から言えば、プレイ自体は全然可能です!
サクサク・ヌルヌルと動くような性能ではなかったものの、十二分に楽しめる映像だと思います。

これくらいの映像で楽しめるのであれば・・・と、パッドをBluetoothで接続してプレイしてみましたが、感度は良好。

こんなにも普通にゼンレスゾーンゼロが楽しめるとは思っていなかったので、正直な感想として驚きました。
ちょっとしたパズルゲーム的なものは全く問題なく動かすことが出来るので、ゲーム用のandroidタブレットとしても優秀だと思います。
まとめ

Magic Note Padは、デジタルノートテイキングの質を更に高めてくれる非常におすすめの製品だと感じました!

16Kの筆圧レベルのスタイラスペンによる滑らかな書き心地と、Jnotesと共同開発したXPPenノートアプリも相性抜群。
メモはアナログ派・・・と言っていた自分も、流石にデジタルに移行してしまうくらいの使い心地です。

効率よくデジタルノートテイキングを推進したい、そんなアナタにMagic Note Padをオススメします!
良いところ | 気になるところ |
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