
そんな悩みを解決してくれるのは「ウェアラブルスピーカー」という首にかける形のスピーカーだ。ウェアラブルとは身に着けたまま使えるものを指している。
テレビを見る際に装着すれば、家事をする為にテレビの前から離れてたとしても音が聞こえてくるし、近くで子供がうるさくしていてもテレビの音はしっかりと聞こえて来る。
さらに、イヤホンやヘッドホンのように耳を塞いでいる形状ではないので、隣にいる人との会話もしっかりとできるのが、ウェアラブルスピーカーの特徴だ。

そんなウェアラブルスピーカーである「400-SP085」をサンワダイレクトさんが新発売されたということで、モニターとしてレビューを書かせていただきます。
我が家では既に別メーカーのウェアラブルスピーカーを購入して使っておりましたので、比較をしながら口コミを紹介して行きたいと思いますが、この価格で、このクオリティには正直言って驚きました。
目次
ウェアラブルスピーカー「400-SP085」の口コミ

さっそくですが、使用感からお伝えしていきます。
軽い、「のせている」ことを忘れる

肩にのせるだけで音に包まれるウェアラブルスピーカーですが、すでに購入してあったモデルと比較すると、かなり軽い印象です。
それもそのはず、重さはわずか175g。
中央部はシリコン素材になっていて、首にやさしくフィットしてくれることもあるのか、つけていることを完全に忘れてしまうほどだ。
実は別メーカーのウェアラブルスピーカーをのせて生活をしていると、クルリと回って落ちてしまいそうになったことが何度かあるんですが、その原因は中心部の重さだったのです。

なので、家事はもちろん、ウォーキング等の運動をしていても体にしっかりとフィットするサンワダイレクトのウェアラブルスピーカー「400-SP085」の装着感はすばらしいわけですね。
また、これはこちらのモデルだけの話ではないですが、ウェアラブルスピーカーは直接耳を覆うような形でつけるヘッドホンとは違いますので、髪型を乱したりとか、長時間装着していることによる耳の痛みなどもありません。
音はクリア!小音でも聴きやすい

ウェアラブルスピーカーは、スピーカーユニットと耳の位置が近いので、小音でもしっかりと音を楽しめます。
耳が多少悪くなってきた高齢者の方ですと、テレビの音を大音量にしてしまい、近所迷惑になってしまう事もあるようですが、ウェアラブルスピーカーなら安心です。
音漏れも少なく、小音で音を楽しむことができます。
なお、肝心な音質に関して言うと、中高域の音に強く、クリアな音を楽しめるスピーカーになっています。
どちらかと言えばボーカルの声をしっかりと楽しめるスピーカーという印象で、ベース音などの低音には若干弱いかも。
なので、臨場感あふれるサウンドを楽しめるとまでは言いませんが、価格と機能性を考えれば「充分音楽を楽しめるスピーカー」に仕上がっていると思います。

ちなみに、ウェアラブルスピーカーの最大の利点とも言える「周りの音が聞こえて安心」という機能はバッチリ。
ながら作業をしながら装着したくなる最強のスピーカーと言えるでしょう。
テレビの音が聴きやすい

先ほどは耳が遠くなった高齢者の話をしましたが、普通の聴力の人であってもテレビの音が聴き取りやすくなるのはメリットが多い。
ちょっとキッチンに…とか、ちょっとデスクに…と、物をとりに行っても音だけは届くからです。
なお、今回のレビューにあたり、Bluetooth送信機も試させてもらっているのですが、こちらも高性能。テレビの音を飛ばすのに利用させてもらいましいたけど、全く途切れません。
充電時間は最大で約2時間、連続再生時間は送信時に約約10時間となっているのも魅力ですね。
Bluetooth5.0で途切れない

最先端の通信技術Bluetooth5.0を搭載していることもありまして、通信距離は理論値で10mまで対応。
そのため、テレビの音を飛ばしながら別の部屋に移ったとしても、わりと途切れません。
扉を閉めたりすると、さすがに通信が切れてしまいますが、部屋の中をウロウロするだけではまったく途切れないのです。
試しにiPhoneと接続した状態でウォーキングに出かけてみましたが、こちらも問題なし。
かなり万能なウェアラブルスピーカーと言えるでしょう。
microSDカードで音楽再生

なお、通信を使わなくても「音楽が入ったmicroSDカード」を使用すれば、そのまま音楽の再生も出来ます。
つまり、ランニングやウォーキングに出かける際に、スマホは自宅に置きっぱなしにした状態でも問題がないのです。
これはウォーキングをすることがある自分だからわかる事かもしれませんが、結構嬉しいんですよね。
IPX5防水仕様

水滴や汗がついても大丈夫な、IPX5防水仕様なのもウェアラブルスピーカー「[400-SP085」の重要なポイント。
料理中・運動中でも安心して使えます。
もちろんですが、お風呂に入りながら使うことが出来るような完全防水ではないので、ご注意ください。
通話性能もOK

ウェアラブルスピーカー「400-SP085」にはマイク機能がついていますので、「ながら通話」も可能です。
自由に歩き回りながら通話ができるし、受話ボタンもついているからスマホをいちいち操作する必要もありません。
10時間連続再生はストレスがない

実は、既に購入して使っていたウェアラブルスピーカーの連続再生時間は約6時間。
気に入って使っていると6時間の再生時間が迫ってきてしまい、すぐに充電切れになってしまう。
しかしながら、10時間連続再生のモデルとなると…なかなか充電切れにはなりません。
丸一日ウェアラブルスピーカーを装着していれば当然充電切れにもなりますが、そうでないなら一日持ちます。
これが意外とノンストレスで使えるのです。
ウェアラブルスピーカー「400-SP085」 開封の儀

では、ウェアラブルスピーカー「400-SP085」が届いた所を紹介していきます。

パッケージの蓋を開けてみると、ウェアラブルスピーカー「400-SP085」本体に、充電用USBケーブル、取扱説明書がはいっていました。

取扱説明書は日本語で、とても書かれていますのでスムーズに使い始めることが出来ると思います。

続いて、Bluetooth送信機/受信機セットで購入した場合の送受信機です。

開封してみると送信機本体、充電用ケーブル、3.5mmオーディオケーブル、取扱説明書がはいっていました。

ペアリングも至って簡単。送信側の音声プラグに接続し、切り替えスイッチを送信にして電源をいれるだけとなります。
ウェアラブルスピーカー「400-SP085」の口コミの総評

ウェアラブルスピーカー「400-SP085」の販売価格は、単体で5,980円(税込)。
Bluetooth送信機/受信機セットなら、9,980(税込み)となります。
この価格で、これだけの機能がついたウェアラブルスピーカー、エントリーモデルとしても大変おすすめです。
- テレビ用にウェアラブルスピーカーを使いたい人
- イヤホンやヘッドホンは耳が痛くなって苦手な人
上記のような人に、ウェアラブルスピーカーは特に試してもらいたいスピーカーの新たな形です。
詳細は公式サイトを確かめてみてくださいね。
ヘッドホンやイヤホンを長時間装着していると、耳が痛くなる。
周囲の音が聞こえなくなるから、家事をしているとつけられない。