ソーラーパネル付きで電源不要！
さらにパンチルト機能搭載で広範囲をカバーできるようなセキュリティカメラを探している。
そんなアナタに、TP-Linkが販売するソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」のレビューをご紹介。
実際にサンプル機を試してみた感想を簡潔にまとめるなら、まさに死角なし。
4K 800万画素の解像度に、18倍まで拡大可能なデジタルズーム機能、動きを検知すると自動で追尾して360°の広範囲をカバー、ソーラー給電で手間なしなど、性能面はバッチリ。
それでいて、販売価格も抑えられているため、コストパフォーマンスにも優れています。
| 良いところ | 気になるところ |
|---|---|
|
|
目次
ソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」開封の儀
それでは、ソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」が届いたところから紹介していきます。
こちらがソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」のパッケージ。
パッケージ裏。
本製品は不審者の侵入や盗難を防止するものではありません。それに伴う被害について、販売元は責任を負いかねます。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
| カメラ | イメージセンサー ・1/2.7”プログレッシブスキャンCMOS ※スターライトセンサー対応 レンズ ・焦点距離：4.0mm ・絞り：F1.6 ・視野角：105°（対角）/ 88°（水平）/ 45°（垂直） ナイトビジョン ・850nm IR LED（最長12m） ・フルカラーナイトビジョン ライト ・内蔵スポットライト×2 インターフェース＆ボタン ・電源ボタン×1 ・リセットボタン×1 ・microSDカードスロット×1（最大512GB/カードは別売り） パン/チルト範囲 ・水平に360°、垂直に90° |
|---|---|
| ソーラーパネル | 接続可能台数 ・カメラ1台につきソーラーパネル1台を接続可能 プラグ形状 ・Type-C |
| ビデオ＆オーディオ | 最大解像度 ・4K 8MP（3840 × 2160px） フレームレート ・15/20fps デジタルズーム ・18倍 ライブビュー ・対応 画像補正 ・3DNR ・WDR オーディオ入力＆出力 ・内蔵マイク＆スピーカー 音声通話 ・双方向通話（ノイズキャンセリング搭載） サイレン音量 ・93.3dB（10cmの距離で測定した場合） |
| ストレージ | ローカルストレージ ・microSDカードスロット（最大512GB/ カードは別売り） クラウドストレージ ・Tapo Careクラウドストレージサービス（有償） |
| 検知＆通知 | センサー ・シングルモーションセンサー ・シングル周囲光センサー AI検知 ・動体検知 ・人物検知 ・ペット検知 ・車両検知 アクティビティゾーン ・対応 通知 ・システム通知 ・スナップショット付き通知 (Tapo Care利用時) |
| ネットワーク | ネットワーク接続 ・Wi-Fi Wi-Fiプロトコル ・IEEE 802.11a/b/g/n・2.4GHz/5GHz Wi-Fi |
| セキュリティ | SSL/TLSによるAES暗号化 WPA/WPA2-PSK |
| 電源 | 電源 ・10000mAhリチウムイオンバッテリー（内蔵） ・ソーラーパネル：Tapo A201 入力電圧 ・アダプター入力：100～240V・50/60Hz （電源アダプターは付属しません） ・出力電圧 ・アダプター出力：5.0V、2.0A （電源アダプターは付属しません） ・ソーラーパネルの最大給電電圧：5.2V ・ソーラーパネルの最大給電電力：2.5W |
| 一般 | サードパーティー連携 ・Googleアシスタント・Amazon Alexa 耐候性 ・IP65（カメラ＆ソーラーパネル） システム要件 ・Tapoアプリ：iOS 13.0以降・Andriod 7.0以降 設置方法 ・天井取り付け ・壁面取り付け 動作温度 ・-20℃～45℃ 保存温度 ・-20℃～60℃ 動作湿度 ・10%～90% RH、結露を避けてください 保存湿度 ・0%～90% RH、結露を避けてください 充電温度 ・0～45℃ 寸法 ・カメラ：185×147×75mm ・ソーラーパネル：173.4×120.4×15.7mm 認証 ・RoHS・VCCI・PSE・技適 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Tapo C660本体× 1
- 取り付け用台座× 1
- カメラ取り付け用アダプター× 1
- USBアダプターケーブル× 1
- Tapo A201 ソーラーパネル× 1
- Tapo A201 ソーラーパネル用台座× 1
- 台座カバー× 1
- 延長ケーブル× 1
- ケーブルホルダー× 1
- 取り付け用ネジ× 7
- 取り付け用アンカー× 7
- 位置決めシール× 2
- かんたん設定ガイド
延長ケーブル、USBアダプターケーブル。
取り付け用台座。
Tapo A201 ソーラーパネル用台座、カメラ取り付け用アダプター。
分解した様子。
台座カバー。
ソーラーパネル用の台座にカメラを設置しない場合に使用します。
取り付け用ネジ、取り付け用アンカー。
位置決めシールや、かんたん設定ガイドなど。
ケーブルホルダー。
Tapo A201 ソーラーパネル。
サイズは173.4mm×120.4mm×15.7mmで、背面にはケーブルを備えています。
本体の詳細
コチラがTapo C660本体。
サイズは185mm×147mm×75mmとなっており、今までに見てきたセキュリティカメラの中では少し大きめのサイズ感。
本体正面。
必要な機能が集約されています。
隠れた位置にはmicroSDカードスロット、電源ボタン、リセットボタンを備えています。
電源ボタンは、3秒間長押しで電源のオン/オフを切り替え。
RESET（リセット）ボタンは、5秒間長押しでWi-Fi設定のみをリセット、10秒間長押しでカメラを工場出荷時の設定に
リセットできます。
下部には充電・給電用のtype-Cポートを搭載。
本体左側面。
本体右側面。
上面。
底面。
ソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」の使用感
それでは、ソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」を使っていきます！
設置・設定は簡単！
今回は映像のテストを中心に行っていきますので、自宅内で検証を行います。
取り付け位置は、アプリの指示に従うことで正しい位置に。
ローカルストレージに撮影した映像を残したい方は、こちらにmicroSDカードを入れます。
大き目の容量のmicroSDカードを入れた方が便利だと思うので、別途用意しておきましょう。
カメラとソーラーパネルをつなげた状態がコチラです。
※出典：公式サイト
正確には壁面に写真のように設置するのですが、太陽光が必要になるので日陰にならない場所、玄関や庭全体を撮影できる場所を見つけましょう。
最適な設置場所はアプリで紹介されています。
毎日45分間直射日光に当てれば、カメラを1日中稼働させるために必要な電力を確保できますので、日陰にならない場所を見つけるのがポイント。
10000mAhのバッテリーを搭載しているため、フル充電にしておけば曇りや雨の日が多少続いたとしても、しばらくは稼働可能です。
※出典：公式サイト
なお、ソーラーパネルを使用する場合には、配線を気にせず設置できます。
4mのケーブルが付いていますので、それぞれを監視したい位置と十分な太陽光を受けられる位置に取り付け、給電効率を上げることも可能です。
※出典：公式サイト
雨風については、IP65耐候性ということで全く問題なし。
降雨や降雪といった厳しい気象条件下でも動作するようです。
今回は室内で検証する形になるので、USB充電器につないで検証を行っていきます！！
撮影された映像は驚くほど綺麗！
最初に行った撮影のテストは、コチラの簡易フォトスタジオ内で行ってみました。
撮影方法としてはボックス内を真っ暗な状態にして、上に空いている穴からカメラを入れて撮影。
※写真はライトが付いている状態です
こちらはボックス内を撮影したもの。
パンチルト機能をスマートフォンから操作してみたところ、確かにグルリと狙っているポイントを撮影することが出来ました。※実際にはもっと左右に回すことが可能です
ボックス内を真っ暗にした状態であっても、普通に撮影できてしまうのは驚きでした。
ライトをつけることも出来るので、ハッキリと撮影したい場合にはライトをつけても良いかと思います。
※出典：公式サイト
実際に撮影を行った「4K超の高画質」は、遠くまでハッキリと映り、かなり綺麗です。
※出典：公式サイト
実際にとある一軒家で撮影テストを行ってみたのですが、細部まで捉えてくれますので、不審者はもちろん、車両のナンバープレートや小さな物体まで細かく映し出してくれました。
※出典：公式サイト
具体的には、猫が庭を横切ったところ、訪問者がチャイムを鳴らしているところ、郵便物を入れた人物などを、しっかりと確認ができた感じです。
セキュリティを超強化できる！
※出典：公式サイト
検証をするために、寝室にTapo C660 KITを設置してあったのですが、暗い室内でカーテンを閉めようとすると・・・こんな感じでライトが点灯し、スマートフォンには「人物検知」の通知が来ていました。
これが家の外に設置してあったらと思うと、自宅のセキュリティは大幅に強化できると思います。
※出典：公式サイト
ちなみに、テストで設置していた一軒家では、駐車場に車が戻った際、自宅前に人が通った際に検知するようにしていましたが、精度は抜群。
特に人物検知の精度は完ぺきに近いものがあり、いつ、だれが自宅に近づいたのかをしっかりと記録していました。
また、360°の広範囲をカバーし、動きを検知すると自動で追尾するのも素晴らしい。
駐車場を降りて、自宅内に戻るまでの人の動きを追ってくれるところをみると、セキュリティ効果は大幅にあがっていると感じます。
ストレージは柔軟！
録画されたデータの管理は、ローカルストレージなら「microSDカード」に。
最大512GBで、379時間/約16日分の4K映像相当まで管理可能です。
30日間無料トライアルが付いている「Tapo Careクラウドサービス」を使用すれば、30日間の動画履歴、画像付き通知、AI検知、プライバシーゾーン等が使用可能となりますから、より安心感を得たいのなら「Tapo Careクラウドサービス」がオススメです。
「Tapo Careクラウドサービス」を契約すると、録画映像がクラウド上に30日間保存されるようになり、何かあった時に非常に助かります。
Tapoアプリは優秀かつ使い勝手も抜群！
Tapo C660 KITを使用して撮影されているリアルタイム映像、検知した映像などは、すべてTapoアプリから確認できます。
※出典：公式サイト
マイクとスピーカーを内蔵しているので、双方向通話もできますし、画面越しにコミュニケーションを取ることも可能。
玄関前に荷物を置いてもらう指示もできるし、営業訪問を直接顔を合わせることなく断れます。
高齢な親を持つ方に、とてもオススメ！
離れて暮らす高齢となった両親の安否や日常の様子をリアルタイムでチェックするのにも便利です。
緊急時に迅速に対応できる体制を整えやすくなりますし、不審な来訪者や配達員、訪問者の様子を確認でき、必要に応じて対応できるといったメリットもある。
高齢者の安全を守るための抑止力としてはもちろん、何か問題が起きた場合には、映像データが証拠となるため、不審な行動やトラブルの解決に役立つのもポイントです。
まとめ
TP-Linkが販売するソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」は、初心者から上級者まで幅広く満足できる製品でした！
設置も簡単で、映像も高品質。
家庭用の防犯カメラとして十分な性能を備えていると感じました！
これからセキュリティカメラを導入しようと考えている方にとって、良い選択肢になると思います！
本記事にて紹介したソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット「Tapo C660 KIT」の詳細は、販売ページにてお確かめください。
| 良いところ | 気になるところ |
|---|---|
|
|
