アメーバブログを運営しているサイバーエージェントの藤田晋さんが書かれた「渋谷ではたらく社長の告白」は、僕が起業をしようと志せた原点といえる本なのですが、このたび新装版として文庫化されたみたいですね。
知り合いの社長にもらった本
以前勤めていた会社にまだ在籍して、悶々としている頃、
とあるリスペクトしていた社長さんから「この本は今のwako君にピッタリ」と言っていただいた本、
それが藤田晋さんの「渋谷ではたらく社長の告白」でした。
21世紀を代表する会社を作りたいと言う「強い信念」と、
誰にも負けないような行動力を武器に、
今や日本を代表するようなIT企業を作り上げた藤田晋さんが、
どのように生きて、
どのように会社を大きくして、
どのように人を裏切って、
どのように挫折をして、
どのように夢をかなえていったのか・・・という流れを
実際にあった話をリアルに書いている書籍ですので、
思わず一気に読みきってしまうくらい濃い内容になっています。
会社に勤めながら「起業の準備」を何年もしている僕に、
「準備はすればするほど、起業なんて出来なくなるよ」と言って
プレゼントしていただいた本としては、
本当に的確で、最高の本だったと思います。
文庫本・新装版になって変わった事
文庫本になってなにか変わったのかな?と思いながら
今ちょうどゆっくりと読んでいるところなんですが、
ざっと見たところでは、
巻末に書かれていた前妻の奥菜恵さんとの
馴れ初めや、写真などが無くなっているところと、
初版から2年経ったあとに出版されたこともあって、
「文庫版あとがき」が追加したところかと思います。
文庫版になったものと、
新装版との違いについては正直言ってわかりませんが、
加筆、修正をしたものということだったので、
内容的に問題があった部分を割愛されているんだと思います。
凹んだ時に読むと元気になる
僕はフリーランスとして仕事をし始めて
もう数年が経とうとしていますが、
今年は良いことも悪い事も沢山起こっています。
どちらかと言うと年末に向けて悪い事が
起こりまくっていたので、
普段はノーテンキな僕ですら若干凹んでしまっていたんだけど、
この本を読んでいたら元気が出ました。
この本を読む事によって、
「こんな小さなことで悩んでいる暇はない」と思えるし、
「僕はまだまだ努力が足りない」と思えるんですよね。
また、起業をしようと志していた頃の自分の感情が蘇ってくるので、
やる気がまたみなぎってくるんです。
今年に入って、自分でもびっくりするくらい
多くのビジネスパーソンと出会い、
どんどん「自分がやりたい事出来る環境」が
出来上がってきているんだけど、
いつのまにか「何故自分が起業をしたかったのか?」を
忘れてしまっていたところがあったので、
「渋谷ではたらく社長の告白」は、
凹んだ時、目標を見失った時に読むと
僕にとっては最高の本だと再認識できました。
もしよかったら読んで見て下さい。
100冊の自己啓発本よりも、
この1冊のほうが得られるものがあると僕は思います。
藤田晋さんの今については、
渋谷ではたらく社長のアメブロ – アメーバブログをご覧下さい!
コメントを残す