働く大人はかっこいい！という
極めてキャッチーでカッコイイ言葉、
そして、ファイナルファンタジーを
彷彿とされるイラストに惹かれて購入してみた
山田コンペーさんが書かれた「日本の給料&職業図鑑」という書籍。
こちらの書籍を実際に読んでみた感想をポイントを絞って紹介します。
目次
職業紹介の本の中では抜群の見易さ！
職業紹介の本やネットは、これまでにも幾つかあったかと思いますが、
どれもこれも僕が出会ったものは
「硬い」内容のものが多くて「とっつきにくかった」のですが、
こちらの日本の給料職業図鑑は、
手に取ってみた時に見てみたい！と思える、
思わず手が伸びるビジュアルがまずは素晴らしいと思います。
こういった書籍が、学校の職業紹介コーナーに置いてあれば、
一つの就職への意欲につながるような気がします。
正直言って、学生時代にあった就職指導室の求人票や資料は、
つまらないものばかりだったので・・・
学校関係者の方は、ぜひチェックしてもらいたいなぁと思っちゃいます。
内容がしっかりとしていて、学べることが多い！
ビジュアル優先の書籍の欠点は中身がない！という事が多いんですが、
こちらの日本の給料職業図鑑は違います。
厚生労働省の労働白書や口コミ、求人情報などを元に算出しております。
と書かれているように、
記載内容にはしっかりとしたリサーチがされていますので信憑性があります。
かつ、掲載されている情報が
- 年齢別の給料
- 給料の伸び率のグラフ
- 仕事内容
- どのように仕事に就くか？
など、知りたい情報がギュギュッと凝縮されているので
パラパラとめくっているだけでも勉強になります。
学生はもちろん、異業種への転職を考えている人にオススメ！
僕は最初に入社した会社へは
専門学校の就職指導室が推薦していた大手企業にそのまま入社しました。
名前自体は知られている会社ですが、
給料は少ないにもかかわらず、恐ろしいほどの残業時間。
これは完全にブラック企業ではないか・・・・と思うような会社でしたが、
他に選択肢もなかったので、数年間はそのまま務めました。
もし、就職を決める前に、もっと言えば専門学校を決める前に
このような書籍と出会っていたら人生が変わっていたかもしれません。
やりたい仕事と現実
その後、漠然と「デザイナー」という職業に憧れを持ち、
独学で勉強を始めて、実際に見習いという形で働かせてもらいました。
そこで驚いたのは、先輩社員の給料の低さでした。
割と有名な会社でしたし、
実力がデザイナーの方だったので・・・驚くばかり。
※日本の給料職業図鑑を先に見ていたら、その数字には驚かなかったと思います。
もちろん実力をつけるという意味では
給料は二の次で良いのかもしれませんが、
僕には、後ろ盾のようなものはなかったので
最優先事項として就職先は
「食っていける」ことが大事でしたから
その後、社長に相談をして、見習いを早々に終了となりました。
その後は、派遣会社の内部の社員になってそれなりに
稼げるようになったわけですが・・・
もっといろんな職業のことを最初から知っていたら人生が変わっていたのかもしれません。
そういった意味合いでも、
この本は子供が小さな頃から、見せておいて、
こんなにも働く幅があるんだよ！
自由に選んでいいんだよ！と伝えつつも、
給料の現実などのリアルな部分も伝えたいと思いました。
会社を既に辞めようかと思われている方には以下の記事が参考になります。
参考：そうだったのか！会社を辞める前にやっておきたい7つの事のまとめ
ところで、
派遣会社の内部の事務って、何に該当するんだろうかねw
日本の給料職業図鑑のまとめ
- サッカーの審判員
- コピーライター
- マグロ漁師
- 牧師
- いちご農家
など、他にも気になる職業の情報もたくさん載っている、
日本の給料職業図鑑。
気になった方は是非チェックしてみてください。
新卒社員の方はもちろん、異業種への転職をお考えの方にも役に立つ書籍だと思います。
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