SoundcoreのBluetoothスピーカーに、フラッグシップモデルとなるAnker「Soundcore Motion X600」が販売開始となりました!
本製品の目玉としては、ポータブルHi-Fiスピーカーとして世界で初めて空間オーディオに対応したこと。※Hi-Fi(ハイファイ)=High Fidelity(高忠実度、高再現性)の略
これ一台で、部屋中が音で包み込まれるような空間を作り出すことが出来てしまうのだ。
そんな「Soundcore Motion X600」のサンプルをいち早くお届けしていただきましたので、実際に使わせてもらった感想を詳しくレビューしていきます!

この販売価格で、この圧倒的な音質は・・・、正直言って反則レベル。
360°、音が降り注ぐような立体音響は、一度体験したら病みつきになります。
良いところ | 気になるところ |
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目次
Soundcore Motion X600 開封の儀
それでは、「Soundcore Motion X600」が届いたところから紹介していきます。

こちらが「Soundcore Motion X600」のパッケージ。
ホワイトベースに製品写真がデザインされており、高級感を感じます。
ギフトにも最適なスピーカーですね。

製品特徴の一つとして、あらゆる音域で繊細な音を実現する「ハイレゾ音源再生」にも対応しています。

上部にはSoundcoreのロゴをデザイン。
Soundcoreとは?
AnkerならびにZoloで培ったノウハウやバッテリー技術を受け継ぎながら、最先端のオーディオテクノロジーを駆使し、こだわりの音の体験を手の届きやすい価格で提供するオーディオブランドのこと

こちらは背面です。
製品の特徴が記載されています。

外側のパッケージを外してみると、ちょっと変わった形状のケースが入っていました。

フタを空けてみると、しっかりと固定された状態でSoundcore Motion X600が登場。
これだけ固定されていますので、配送中の故障は少ないと思います。
主なスペック

主なスペックは以下の通り。
サイズ | 約 310×170×81mm |
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重さ | 約 1,930g |
再生可能時間 | 最大 12 時間 |
充電時間 | 約 6 時間 |
対応コーデック | SBC / LDAC TM |
オーディオ出力 | 50W(ウーファー:15W×2、ツイーター:5W×2、フルレンジ:10W×1) |
カラーバリエーション | スペースグレー、グリーン、ブルー |
通信方式 | Bluetooth 5.3 |
防水規格 | IPX7 |
※製品の仕様は予告なく変更されることがあります
内容物・パッケージ内容

中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Soundcore Motion X600
- USB-C&USB-C ケーブル(長さ 約60 cm)
- クイックスタートガイド
- 安全マニュアル
Soundcore Motion X600 本体の詳細

こちらがSoundcore Motion X600本体。
製品デザインは高級感を追求していることもありまして、渋くてカッコいい「形状」と「カラーリング」です。
サイズは約310×170×81mmで、それなりの大きさがありますが、小型のスピーカーと言ってもいいでしょう。
重さは約1,930gとなっており、持ち運びやすさも抜群です。

※出典:公式サイト
カラーはスペースグレーを送っていただきましたが、ほかにはグリーン、ブルーが用意されています。
グリーン、ブルーは 2023年6月下旬以降に販売開始予定。

本体上部のハンドルにはSoundcoreのロゴが入っています。
世界でのオーディオ製品販売実績が4,500万台以上もあるということもありまして、このブランドロゴが入っているだけで安心感が半端ないですね。
※2022年12月時点:イヤホン、ヘッドホン、スピーカーを含む販売実績

なお、ハンドルの裏側には凹みラインが入っており、グリップ感を上げてくれています。

本体上部には操作ボタンが集約。
左から電源ボタン、Bluetoothボタン、スペシャルサウンドボタン、BASSアップボタン。
左から三番目のスペシャルサウンドボタンを使用することで「空間再生」のオンオフが可能になりますので、積極的に使っていきましょう!

中心にはスカイスピーカー(10Wフルレンジ)を配置。
上部に配置したことで、「多方向から降り注ぐような立体音響」を実現できるようになっています。

上部右側には音量調整ボタン、再生/停止ボタンを配置。

前面には3D メタルメッシュを採用。
どんなインテリアにも合うような高級感を感じるデザインで、凛としています。

※出典:公式サイト
内部には、左右にそれぞれ出力15Wのウーファーと出力5Wのツイーターを配置。
天面に配置された10Wフルレンジを含め、合計50Wのパワフルな出力が実現できます。

背面。
通気口があります。
IPX7準拠の防水機能を有していることもあり、端子系はシリコン製のカバーが付いています。

カバーを開けてみると、充電用のUSB Type-CポートとAUXポートが並んでいました。
付属のUSBケーブルを電源を接続することで充電を開始します。
充電時間約6時間に対して、再生可能時間は最大で12時間ということで、一日中音楽を楽しむことが可能です。

本体右側面。

本体左側面。

そして底面。
底面には滑り止めが四隅についているのと、それなりの重さがありますので、設置した場所からズレることがありません。
Soundcore Motion X600の使用感レビュー

それでは、Soundcore Motion X600を使っていきます。

接続に関しては説明不要かと思いますが、念のため。
- 電源ボタンを長押しして「電源ON」
- Bluetoothボタンのインジケーターが青く点滅
- スマホなどと接続をすれば、完了です
音質は抜群!空間オーディオは部屋全体を音で包み込む!

※出典:公式サイト
ポータブルHi-Fiスピーカーとして世界で初めて空間オーディオに対応し、部屋全体を音が包み込んでくれる・・・とのことでしたが、実際に試してみた印象としては「かなりの没入感」を味わえるスピーカーだと感じました。
具体的に表現するなら、映画館にいるような感覚。
音がスピーカー本体からはもちろん、壁からも反響してくるような印象なので、まさに立体的です。
Anker独自の空間オーディオアルゴリズムと、5つのドライバーによる立体音響は確かな性能だと思います。

※出典:公式サイト
さらに、LDACコーデックに対応。
情報量(通常コーデックの約3倍)も多く送信できるため、ワイヤレスとは思えないような原音に近い音楽を楽しめます。
また、空間オーディオのアルゴリズムに関してはワイヤレス・有線を問わずに機能するところも魅力と言えそうです。

肝心な音質に関しても、50Hz-40kHz の幅広い周波数帯に対応することによって、低音から高音まで、バランスの良い繊細な音を実現しています。
音楽を再生したときに「鳥肌」が立ったスピーカーは・・・久しぶりです。
あらゆる音域において、繊細な音を再現出ることもありまして、あらゆるジャンルの音楽を再生しても最高に楽しめますね。
ステレオミニのアナログAUX入力が地味に便利

背面にステレオミニのアナログAUX入力を備えているところも地味に便利!
Bluetoothを使わなくても使用可能になるので、我が家はテレビの音をSoundcore Motion X600に接続して再生したりしています。
これによって、アマゾンプライムビデオで楽しませてもらっているような洋画・邦画も抜群の臨場感に!
部屋全体を包み込むような立体音響を使いながら映画を楽しめば・・・まさに自宅映画館です。
Pro イコライザー機能「Soundcore」

※出典:公式サイト
イコライザー機能を使用すれば、自分好みの音楽をより細やかに楽しめるようになります!
Soundcore Motion X600の性能を最大限に引き出したい!ということであれば、必ずインストールするようにしましょう!


イコライザーアプリ「Soundcore」を使用することで、アップデートはもちろん、ホーム画面では音量調整や、バッテリーの残量確認も出来ます。


従来よりも細かな周波数帯を選択できるようになったこともあり、より自分好みにカスタマイズ可能!
大好きな音楽を、より楽しむことが出来るようになりました!
防水規格に対応!

※出典:公式サイト
IPX7の防水規格に対応していますので、キッチンやバスルームでも使用可能。
ちょっとした水しぶきを気にしなくても良いのは、キッチンにいることが多い自分からしても、結構便利ですね。
さすがに水をかけてテスト・・・と言うのは気が引けたので、今後水に濡れることがありましたら追記したいと思います。
まとめ

Soundcore Motion X600を実際に試させてもらった感想のまとめとしては、素晴らしいの一言。
没入感を高めてくれる空間オーディオ、Bluetooth接続でもハイレゾ再生、パワフルな50Wの出力、細やかな音質調整が出来るProイコライザーなど、どれをとっても文句なし。

久しぶりに星5を与えたくなる、大変オススメの製品になっていました!
これだけの性能を備えていながらも、販売価格は2万円前後。
搭載されている機能、見た目のデザイン性などからしても、高コスパなBluetoothスピーカーだと思います。
良いところ | 気になるところ |
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