劇場アニメやGIFアニメ等を作ることができる「Moho Pro 13」というソフトをご存じですか?
描画ツールを使ったり、付属の素材を使ったりしながらアニメーションを作ることが出来るソフトということで、絵が趣味の自分としては興味津々。
でも、本当に自分が描いた静止画からアニメーションなんて作れるの?と、疑問に思うところも…。

そんな私のところに「Moho Pro 13」のライセンスを1つ提供していただきまして、試す機会をもらいました!
このソフト1本でアニメ制作ができるかもしれない「Moho Pro 13」。
使用感を正直にお伝えします。

「Moho Pro 13」を使ってみた感想
では、実際に使ってみたいと思います。
インストールに関してはソースネクストで購入した場合には、マイページから行うことが出来ました。
自分で描いたイラストに対して「ボーン(動きを付けるもの)」を設定することで、アニメーション化できるとのことなんですが、まずは概念を理解する必要がありそうです。

※出典:Mohoチュートリアルマニュアル
概念の理解には、マイページから「Moho 13チュートリアル マニュアル」を見ることが出来るので、コチラをチェックすれば問題は無さそう。
細かいアニメーションを作る場合には、各パーツをレイヤー単位で描き分けて、それぞれを動かした方がよさそうなんですけど、これは上級の技っぽいので…まずは1枚の絵を動かすところからスタート。

なお、インストールしたての状態は英語表示なので、環境設定から日本語に直すところから始めましょう。

Edit→Preferences→generalの一番下です。
設定を変えたら、Mohoの再起動が必要となります。

こちらが「Moho Pro 13」のインターフェースです。
Photoshopのファイルを読み込めるということなので、Photoshopユーザーはレイヤー分けしたデータをそのまま読み込めます。
私は主にプロクリエイトというiPadアプリで絵を描いているので、パーツ単位で描きこんで読み込ませる必要がありそうな感じ。

なお、本製品の機能で絵を描くことも出来ます。
上の写真はその一例です。
時間を見つけて「Moho Pro 13」でも描いてみたいと思います。

一応チュートリアルに従って簡単に描いてみたものですが、ペジェ曲線に慣れている人であれば問題なく触れる印象です。
すぐわかる!「Moho Pro」 ダウンロード版
チュートリアルを読みながら進めても良いのですが、私は動画で学んだ方が理解できるタイプなので・・・

すぐわかる!「Moho Pro」 ダウンロード版なるものを、せっかくなので購入してみました。
- 1章 Mohoのワークスペース
- 2章 ツール
- 3章 ボーン
- 4章 アニメーション
- 5章 アニメーションのエクスポート
内容としては上記の通りです。
1章 Mohoのワークスペースから見始めたのですが、最初の段階で「アップデートの確認をする」という点からやっていなかったことに驚きましたw

Mohoで作られたサンプルなどは見れないのかな?
なんて思っていたのですが、こちらの動画をチェックすることで一発で探し出すことが出来た感じです。
続いて役に立ったのはツールの使い方動画。
レイヤーをわけての操作などは別のソフトで慣れてはいるんですが、操作方法が微妙に違ったりするので意外と操作が難しかったりするんですよね。
アニメーション

Mohoでアニメーションを作成する場合には2つのキーフレームを設定し、その途中の過程を補完もらう感じです。
上のイラストは動きのテストをするために適当に描いたものなんですが・・・・

ボーンを設定することで、こんな風に足を簡単に動かせました。※ブログ掲載のためにGif動画にしています。
こちらのイラストは背景をつけてしまっていたので不自然な形になっていますが、腕や頭も動かせます。

ちょっとわかりにくかったので、背景を透過したイラストを再アップ。
手足を動かしながら、右に移動していくキャラクターをつくってみましたw。
こういった動きを覚えていく+組み合わせによってアニメーションとして成立するということです。
Mohoではキーフレームがアニメーションの基本なので、ここはじっくりと覚えたいところですね。
深く考えることもなく、初日に作ったものにしてはいいのではないでしょうかw

ちなみにですが、右手だけ別レイヤーにしたものにすると、顔の上で手を動かす・・・なんて動きも当然できます。
1枚絵ではこういった動きは難しいので、アニメーションにするつもりであれば、最初からパーツ分け(レイヤー分けして)で絵を描いたほうがいいかもしれませんね。

スマートボーンという機能を使えば、繰り返しの動きにも対応。
例えば黒目を左右に動かしたりとか、瞬きとか・・・口を動かすといったアクションを制御することができるんですね。

赤い丸で囲んだボーンを操作することによって、目の動きを制御しています。
同じように、手の動き、足の動きといったように、同じ動きを何度もさせるのであれば、このスマートボーンを設定していくとスムーズに編集ができそうな感じです。
このあたりは使い込まないと思い通りの動きにはできないかもしれませんが、とても面白いですね!
まとめ

Moho Pro 13のレビューを紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
正直言って、まだまだ理解度が足りませんが、まずは初日の触ってみた印象をレビューしてみました。
内容的にはそれほど難しくはないけど、極めれば理想的なアニメーションを作ることができる。
そんな印象を持つことができた「Moho Pro 13」、素直に極めたくなりました!
引き続きこちらのMoho Pro 13は触っていきたいと思っていますので、数か月後にはガッツリアニメーションを動かせるようになっているのか?を追記したいと思います。
楽しみにしていてください!

詳細については公式サイトをお確かめください。
最初に簡潔に感想をまとめると、マスターしたい!と素直に思えるソフトでした。
このMoho Pro 13を極めて、アニメーションを作れるようになりたいと思います。