日常生活で使っている掃除機などの音、自分の声の大きさなどを「騒音測定器」を使って数字化してみたくなった。
そんなアナタにオススメしたいガジェットとして、サンワダイレクトが販売するデジタル騒音計「400-TST933」を紹介したい。
音の大きさを見える化してくれるデジタル騒音計は、騒音によるご近所トラブルはもちろん、セミの鳴き声の大きさは?等の自由研究にも役に立ちます。
良いところ | 気になるところ |
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目次
デジタル騒音計「400-TST933」開封の儀
それでは、デジタル騒音計「400-TST933」が届いたところから紹介していきます。
こちらがデジタル騒音計「400-TST933」のパッケージ。
正式名称はサウンドレベルメーターらしいですが、本記事ではデジタル騒音計として紹介していきます。
パッケージ表面にはセット内容が書かれていました。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
サイズ | 約W62×D32×H195mm |
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重量 | 約150g |
表示 | 3 1/2桁LCD表示 |
適合規格 | IEC61672-1 Class2適合 |
精度 | ±1.4dB |
周波数範囲 | 31.5~8,000Hz |
測定範囲 | Lo:30~80dB、Med:50~100dB、Hi:80~130dB Auto:30~130dB |
マイクロホン | 1/2インチエレクトレットコンデンサー |
分解能 | 0.1dB |
周波数特性 | dBA(A特性)、dBC(C特性) |
データ更新 | 0.5秒 |
時間重み特性 | FAST(125ms)、SLOW(1s) |
電源 | 9V形乾電池(006P型)×1個 |
電池寿命 | 約30時間 |
動作範囲・温度 | -20℃~60℃、10%RH~90%RH |
保管温度・湿度 | -20℃~60℃、10%RH~75%RH |
生産地 | 中国 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- デジタル騒音計「400-TST933」
- ドライバー
- 収納ケース
- テスト用電池
- 取扱説明書
ドライバー。
テスト用電池。
取扱説明書。
収納ケース。
デジタル騒音計「400-TST933」本体の詳細
そして、こちらがデジタル騒音計「400-TST933」本体。
サイズは約W62×D32×H195mmとなっており、重さは約150g。
持ち運びやすいサイズですので、外出先でも簡単に使えます。
背面。
電池を入れて使用します。
マイク部分。
マイクカバーが最初から付いていますので、風切り音を防ぐことが出来ます。
ディスプレイサイズは、横3.5cm、縦3.9cm。
下部には操作ボタンが集約されています。
- 電源ボタン
- 時間重み特性 Fast/Slow 選択ボタン
- 周波数重み特性 A/C選択ボタン
- MAX/MIN ボタン
- LEVEL ボタン
デジタル騒音計「400-TST933」の使用感
と言うわけで、さっそく電池を入れて使っていきたいと思います。
電源ボタンを1秒ほど押すと、電源オン。
ディスプレイに数字が表示され、すぐに使える状態になりました。
逆に約3秒押し続けると、電源オフになります。
こちらがディスプレイの表示例。
15分操作をしないと自動的に電源が切れるなど、エコな設定も施されています。
電源オンの状態で、再度電源ボタンを押すと、バックライトが点灯。
暗がりの中でもしっかりとデータを確認する事が出来ます。
実際に計測してみたデータとしては、エアコンと扇風機、ノートパソコンが動いている状態の室内で、ざっくり30~40デシベル。
騒音レベルで言うと「静か」という範囲のようですが、ちょっとでも会話をしようものなら写真のような50~60デシベルという数字に上がります。
少し声をはると70デシベルに上がるなど、精度は上々。
試しに車の通りが激しい道路で測定してみましたが、70~80デシベルを連続して計測しておりました。
あくまでも目安に使うような数字かもしれませんが、証拠を残すには十分だと思います。
- 30デシベル未満: 静かな環境(図書館や寝室など)
- 30〜60デシベル: 一般的な日常生活の音(一般的な会話、家電の音、都市の騒音など)
- 60〜85デシベル: やや騒々しい環境(交通、家庭内の騒音、一部の産業施設の騒音など)
- 85デシベル以上: 騒音とされるレベル(交通騒音、工場の騒音、ライブ音楽など)
騒音レベルをチェックしたいもの
騒音レベルをチェックしたいものの例としては、以下の通り。
- 隣近所の生活音
- 交通・道路騒音
- 建設・工事音
- 商業施設・娯楽施設の音
- エアコン・冷暖房機器の音
- 産業施設・工場の音
- イベント・パーティーの音
特に隣近の生活音については騒音トラベルの原因にもなるので、数字化しておいても良さそうです。
テレビや音楽の音量などが騒音の原因となることが多いようですが、感覚で物を言うよりも説得力が増します。
実は我が家も近所から鳴り響く謎の音に悩まされておりまして・・・こちらを映像と共に数値化中。
確実な証拠を残し、確実に対処してもらおうかと思っていますが、デジタル騒音計「400-TST933」はかなり役立っています。
まとめ
音や声の大きさを数値化してくれるデジタル騒音計「400-TST933」は、ご近所トラブル対策にもオススメのアイテムでした。
思っていたよりも数字化するのも楽しいですしね!
また、自らの生活音を計測してみると、意外なトラブルの元が見つかる可能性もあるので、一家に一台置いておいても良さそうです。
そんなデジタル騒音計「400-TST933」の詳細は、サンワダイレクト公式サイトをお確かめください。
良いところ | 気になるところ |
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