ビジネスシーンで使える、ノイズキャンセリング対応のマイクを搭載した最高品質のヘッドセットを探している。
そんなアナタに、Zoom認定ハードウェアのShokz OpenComm2 UCをレビューする。
第7世代の骨伝導技術によるクリアな音質と、角度調整可能なデュアルノイズキャンセリング・ブームマイクによる、高品質な通話性能も魅力のヘッドセットだ。
本記事では、そんなShokz OpenComm2 UCのサンプル品を提供していただいたので、実際に使ってみた感想をまとめていきます。
付属のアダプターはZoom認定を取得するなど、耳を塞がない骨伝導サウンドとブームマイクによるヘッドセットは、在宅ワークの最適解となりそうです。
良いところ | 気になるところ |
---|---|
|
|
目次
Shokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホン 開封の儀
それでは、Shokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホンが届いたところから紹介していきます。
こちらがShokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホンのパッケージ。
パッケージに書かれている通りですが、2年保証が付いているのは嬉しいですね。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
技術 | 第7代骨伝導技術 |
---|---|
バッテリー駆動時間 | 16時間通話 |
充電時間 | 1時間 |
待機時間 | 最大14日 |
防水&防塵規格 | IP55防水 |
ブルートゥースバージョン | V5.1 |
サイズ | 約103×146×106mm(マイク使用時の場合) |
重量 | 35g |
充電ポート | 磁気誘導 |
バッテリー容量 | 183mAh |
マルチペアリング | 搭載 |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
ワイヤレス範囲 | 30m |
互換コーデック | SBC対応 |
マイクタイプ | ノイズキャンセリングブームマイク |
マイク感度 | -38dB ± 3dB |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- OpenComm2 UC 骨伝導ステレオ Bluetooth ヘッドセット
- Shokz Loop 110 USB-C ワイヤレスアダプタ
- マグネット充電用ケーブル
- ハードシェルキャリングケース
- ユーザーガイド(日本語を含む12言語対応)
- 保証書(2年保証)
ユーザーガイド(日本語を含む12言語対応)。
マグネット充電用ケーブル。
使用例。
ハードシェルキャリングケース。
気に入ったイヤホンがあると、家でも外でも使いたくなるので、専用のケースが付いているのは助かります。
Shokz Loop 110 USB-C ワイヤレスアダプタ。
製品サイズは約13×18×10mmで、重さは約1.6g。
コチラを使用することで、Zoom認定ハードウェアとして安定できます。
Shokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホン 本体の詳細
こちらがShokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホン本体。
サイズは約103×146×106mm(マイク使用時の場合)となっており、一般的な大きさ。
いわゆる耳掛け式という形状で、耳の穴を塞ぐことなく音を楽しめる骨伝導イヤホンです。
マットな質感のブラックベースデザインで、プライベートはもちろんのこと、ビジネスシーンでも違和感なく活用出来ます。
重さは35gと言うことで、長時間の装着にも対応。
弾力のある素材のネックバンドが付いていることもありまして、落下の不安もありません。
こちらがDSPノイズキャンセリングマイク。
独立したミュートボタンを搭載していますので、使用感も良好。
マイクは収納できるタイプのため、使わないときはイヤホンとして活用できます。
上部に見えているのはミュート/アンミュートボタンで、先端と側面にマイクロフォンが付いています。
電源の入り切り、音量の上げ下げなどは、こちらで操作。
左側にはマルチファンクションボタンを搭載。
タッチコントロールではなく、物理ボタンになっている所は、誤動作があってはならないビジネスシーンにおいて安心材料です。
充電は専用のマグネット式ケーブルを使用して行います。
専用ケーブルのため、無くしてしまうと充電が出来なくなりますので・・・必ずケースに入れて収納しましょう。
Shokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホン 使用感レビュー
それでは、Shokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホンを使っていきます!
対応OSは、iOS・Android・macOS・Windowsという事で、ほぼ全ての機器と接続可能です。
装着感
やわらかいシリコンでコーティングされている事もありまして、装着感は良好。
取り付け方は、こちらを参考にしてください。
ちょっと写真は違和感があるかもしれませんが、柔軟性のあるフレキシブルなフレームとなっていますので、頭のサイズに合わせてくれます。
キツくもないし、ゆるくもないので、動き回っても落ちる心配はなし。
また、重さも35gと軽量なので、長時間使用していても快適です。
最大の特徴は耳を塞がない事。
周囲の音も聞きながら、仕事をすることが出来ますので、職場でも重宝します。
在宅勤務中も、家の中で起きていることを把握しながら動くことが出来るため、快適に活用可能です。
ヘッドセットのペアリング
ペアリングに関してはUSB-Cアダプタを差し込むか、Bluetooth接続を行うのみ。
接続状態は極めて安定しており、不安に感じることは一度もありませんでした。
操作性
操作はいたってシンプル。
左側についているマルチファンクションボタンと、右側に付いている2つのボタンを使うだけです。
数日間作業中につけっぱなしにしてテストをしてみましたが、音量の調整、再生/一時停止、通話中のミュート/解除、バッテリー残量の確認などの操作はレスポンスも良く、快適に操作出来ました。
ちなみに、Shokz ConnectというPCソフトを入れておけば、ファームウェア・アップデートをサポートしてくれます。
常に最新の状態に保ち、最高のパフォーマンスを発揮できるようになるため、ダウンロードしておきましょう。
音質
第7世代の骨伝導テクノロジーPremiumPitch 2.0によって、音質は良好です。
音楽、YouTubeを一日流しながら作業をしてみましたが、バランスの取れた音を鳴らしてくれている印象でした。
迫力ある低音を楽しみたい、立体的な音を楽しみたい・・・と言う方には物足りない所もありそうですけど、十分な音質だと思います。
通話の際のオーディオ性能に関しては、中音域および高音域の声を正確に集音しながら補正されることもあるのかクリアで快適。
ただ、突然大きな声を出されると骨伝導特有の振動を感じることもあったので、多少の慣れも必要ですけど、満足できる音質だと思います。
通話性能
マイクの性能が良いのでしょうか、通話は快適でした。
最新の技術(DSPノイズキャンセリング付きマイクとノイズリダクションアルゴリズム)により、声のみをしっかり拾って最適化してくれるとのことで、周りのノイズをカットした状態で届いているのです。
ハッキリと声が届くのは、ビジネスシーンにおいて非常に重要となりますので、安心して使えます。
また、ブームマイクを使って物理的に口元にマイクがあるところも、ノイズのないクリアな通話につながるのでしょう。
何度か通話テストを行って相手に声質を確認してみたのですが、聞き取りやすく、普通に会話を楽しむことが出来たとのこと。
通話相手から評判が良いマイクを使うのはビジネスマンとしては重要なので、オススメです!
また、ボタン一つでミュートON/OFFが切り替えられるのも地味に便利で、インターフォンがなった時など、突然の動きにも柔軟に対応できます。
マルチポイント
同時に最大2台のデバイスとペアリング出来るマルチポイントも便利!
私はノートパソコンとスマートフォンを切り替えることが多いのですが、仕事の通話↔作業用BGMの切り替えを自動で行ってくれて助かっていました。
最大16時間の通話時間
最大16時間の通話時間と最大8時間の再生時間は、ワイヤレスイヤホンとして優秀。
また、5分間の充電で最大2時間の通話が可能となりますので、外出先で充電切れも起こしたとしても安心です。
防水
在宅勤務で使用される場合、どうしても家事をしている時にも装着したまま動かれると思います。
そんな時に助かるのが、マイクにも防水用の音響メッシュを持たせることでIP55の防塵防水性を実現しているところ。
水しぶきや軽い水濡れでも問題がないため、食器を洗ったり、お風呂を洗ったりしている時に使用しても安心です。
まとめ
予期せぬ通話の中断が減少するというShokz Loop 110ワイヤレスアダプタとの併用により、Zoom認定ハードウェアにもなるShokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホン。
通話性能が重要になる職業の方、オンライン会議が多い方にとって、神がかったワイヤレスイヤホンだと思います。
オープンイヤーデザインで、ハイブリッドワークに最適化されたワイヤレスヘッドセットを探されているのであれば、Shokz OpenComm 2UC 骨伝導イヤホンはオススメです。
良いところ | 気になるところ |
---|---|
|
|