ASUSのスマートフォン「Zenfone」シリーズより、2024年7月5日(金)に新モデルが登場します!
その製品の名前は「Zenfone 11 Ultra」。
ディスプレイサイズは6.78型、チップセットにQualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3を搭載、強力なAI機能が使えるようになるなど、全体的に性能を高めたスマートフォンとなっています。
本記事では、そんな「Zenfone 11 Ultra」を先行して一週間ほど試させてもらいましたのでレビューをご紹介。
ついにAI機能がスマートフォンにも来たか・・・と、進化を肌で感じる体験となりました!
目次
ASUS「Zenfone 11 Ultra」開封の儀
それでは、ASUS「Zenfone 11 Ultra」が届いたところから紹介します。
※サンプル品は、本製品と内容が異なる場合があります。予めご了承ください。
こちらがASUS「Zenfone 11 Ultra」のパッケージ。
ASUSの「A」をモチーフにした洗練されたデザインとなっています。
製品パッケージには、FSC認証再生紙や大豆由来インク使用し、パルプ使用量を36%削減。製品包装の際に使用するプラスチックを94%削減するなど、環境に配慮しています。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
プラットフォーム | Android™ 14 (ZenUI) |
---|---|
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 (オクタコア) 動作周波数:3.3GHz |
メインメモリ | 12GB |
ディスプレイ | 6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ (1~120Hz、最大144Hz) Corning® Gorilla® Glass Victus™ 2 解像度:2,400×1,080ドット (フルHD+) |
内蔵ストレージ | 256GB (UFS 4.0) |
サウンド機能 | サウンド規格:Hi-Res、Hi-Res Wireless、Dirac Virtuo™” スピーカー:デュアルスピーカー内蔵 マイク:デュアルマイク内蔵 |
カメラ | アウトカメラ: 5000万画素 広角カメラ (35mm換算:23.8mm相当/F値1.9) 1300万画素 超広角カメラ (35mm換算:12.7mm相当/F値2.2) 3200万画素 望遠カメラ (35mm換算:65.3mm相当/F値2.4) LEDフラッシュ インカメラ: 3200万画素カメラ (35mm換算:22mm相当/F値2.05) |
センサー | GPS(GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS、NavICサポート)、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、磁気センサー、指紋センサー (画面内認証) |
生体認証 | 指紋・顔 |
通信機能 | 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (周波数帯域:2.4GHz/5GHz/6GHz) Bluetooth®機能:Bluetooth® 5.4 FMラジオ:- NFC:搭載 |
テザリング機能 | 対応 |
入力機能 | ポインティングデバイス:10点マルチタッチ・スクリーン (静電容量方式) |
防水・防塵 | IP65/IP68 |
電源 | USB ACアダプター、ワイヤレス充電またはリチウムポリマーバッテリー |
バッテリー駆動時間 | Wi-Fi通信時:約15.9時間 モバイル通信時:約13.9時間 (5G)、約16.5時間 (LTE) 連続通話時間:約3,804分 (VoLTE)、約2,238分 (3G) 連続待受時間:約342時間 (5G)、約376時間 (LTE)、約287時間 (3G) |
バッテリー充電時間 | 約39分 |
バッテリー容量 | 5,500mAh |
消費電力 | 最大65W (Quick Charge 5.0/USB Power Delivery 3.0対応) |
サイズ | 高さ163.8mm×幅76.8mm×奥行き8.9mm |
質量 | 225g |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- ASUS「Zenfone 11 Ultra」本体
- USB Type-Cケーブル (Type-C to Type-C)
- SIMイジェクトピン
- 専用ケース
- ユーザーマニュアル (兼製品保証書)
ユーザーマニュアル (兼製品保証書)。
USB Type-Cケーブル (Type-C to Type-C)。
マットな質感で指紋も付きにくい、高級感のある専用ケース。
最初から付属品として専用ケースが付いてくるのは有難いですね。
ケースの内側。
ASUS「Zenfone 11 Ultra」専用という事もありまして、バチっとはまります。
そして、ASUS「Zenfone 11 Ultra」本体。※ミスティグレー
大型のディスプレイを搭載しながらも片手に収まるボディは、デイリーユースに最適。
光のラインが浮かびあがるAのモノグラムが、高級感を演出しています。
約22%のリサイクルガラスを使用したというフロントパネル。
ディスプレイサイズは6.78型となっており、LTPO AMOLEDディスプレイ (1~120Hz、最大144Hz)を採用しています。
リサイクル材を50%使用したという専用ケースを装着!
可能ならミスティグレーカラーのケースが付いていたら嬉しかったですが、こちらはブラックで統一のようです。
専用ケースの縁はディスプレイよりも高いため、ディスプレイ側を下にして置いたとしても、傷はつきにくくなっています。
本体上面。
底面。
インターフェースとしては、充電用のtypeCポート、SIMカードスロット、3.5mmイヤホンジャック。
本体左側面。
本体右側面。
音量の上下操作ボタンと電源ボタンを配置。
側面から見るとカメラ部が出っ張っていることがわかります。
背面カメラのアップです。
左は広角カメラ5,000万画素(SONY IMX890センサー)、右上は超広角カメラ1300万画素、右下は望遠カメラ3200万画素。
広角カメラには6軸ジンバルモジュールを搭載していますので、歩きながら撮影を行っても、ブレの少ない写真・映像を撮影することができます。
個人的には望遠カメラに搭載された最大30倍ズームが気になるところですが、これ一台でスマートフォンとは思えないような映像を残すことができそうです。
Vlogに良く使われる広角インカメラは、3200万画素。
最近は一眼レフやビデオカメラを使わなくても美しい映像を残せるようになりましたので、便利ですね!
ASUS「Zenfone 11 Ultra」を使ってみた!
それでは、ASUS「Zenfone 11 Ultra」を使っていきます。
ディスプレイ性能
まず最初に感じたのは、6.78インチのAMOLEDディスプレイが綺麗であること!
画面自体も大きいし、色の再現度も高いので、動画の閲覧はもちろんゲームにも最適。
- リフレッシュレート:最大144Hz
- LTPO:可変リフレッシュレート(1~120Hz)
- 色再現精度:Delta-E < 1
- orilla Glass:Victus 2
- ピーク輝度:2,500 nits
- 色域:DCI-P3 107%
実際に崩壊スターレイルというゲームをインストールして試してみましたが、映像の美しさは最高クラス。
また、最大144Hzリフレッシュレートに対応しているため、一部の高リフレッシュレートゲーム(FPS系)に対しても滑らかな映像を楽しめます。
また、スマートフォンとは思えない音質を備えていますので、迫力も臨場感も没入感も段違い。
ゲーミングスマホを購入しようか迷っている方にもお勧めしたいスペックです。
ユーザビリティ
操作性に関しては、驚くほど軽快でパワフルでした!
いろいろとアプリをインストールして同時に動かしてみましたが、何の問題もありません。
長時間ゲームをプレイし、その間に別作業などで負荷をかけてみても、冷却性能によって本体は「ほんのり」温かくなる程度。
手描きでメモやイラストを描いてみてもスムーズ。
性能が低いスマートフォンでイラストを描くと遅延が発生するのですが、ASUS「Zenfone 11 Ultra」はまったく遅延がありませんでした。
漫画本を読んでみても・・・快適そのもので、フリーズすることがありません。
個人的には一台の端末で同じアプリを2つ利用可能となるツインアプリ機能が便利で、別アカウントを登録しておくと作業効率が良かったと感じました。
AI機能
ASUS「Zenfone 11 Ultra」の魅力の一つと言える「AI機能」については、使い続けていたら・・・便利に感じると思います。
試しに「AI文字起こし機能」を使ってみましたが、正確な文字起こしを行ってくれました!
文字越こしをしたデータはテキストデータとして、保存することもできますから、議事録用としても活用できそうです。
他にもネットワーク接続なしでリアルタイムで通話翻訳が可能となる「AI通話翻訳機能」や、「AI壁紙生成機能」、「AI画像検索機能」、「AIノイズキャンセリング」などを搭載。
使い始めたらやめられなくなるような機能が多数はいっていましたので、今後の主流になっていくのは間違いなさそうです。
カメラ性能
カメラ性能に関しては・・・驚くほど高性能。
広角カメラ5,000万画素(SONY IMX890センサー)を使って普通に撮影しても、プロが撮影したような写真や動画を撮影することが出来ます。
歩きながら撮影をしたとしても、6軸ジンバルモジュールによって気持ちの悪い映像にならないところも、好印象。
私は撮影に一眼レフを使うことが多いのですが、ASUS「Zenfone 11 Ultra」を使い始めたら出番が少なくなりそうです。
まとめ
ASUS「Zenfone 11 Ultra」を実際に一週間ほど試してみた感想の総評としては、大きくなって大正解のスマートフォンでした!
ディスプレイサイズが6.78型になったことによって電子書籍は読みやすくなったし、ゲームの没入感も◎。
AI機能によって使い勝手も上がっていますし、今後のアップデートでさらなる進化も期待できるとなれば、オススメせざるを得ません。
AI機能を搭載してスマートフォンとして大きく進化したASUS「Zenfone 11 Ultra」、大変オススメです!
今回紹介したASUS「Zenfone 11 Ultra」の詳細は、公式サイトにてお確かめください。