デジタルイラストを描く際に、細軸のペンを使いたい。
現状はXPPenの液タブにセットで付いてきた太軸のペンを使っているけど、互換性のあるスリムなペンを探している。
そんなアナタに「XPPen X3 Pro スリムペン」のレビューをご紹介。
太軸のペンは手にフィットしやすくて安定感があるのですが、細軸のペンは繊細な動きをコントロールできるので細かな描写に向いています。
XPPenの液タブを使って絵を描くことが多い私は、セットで付いてきた太軸のペンを愛用して満足はしていたのですが、「XPPen X3 Pro スリムペン」のサンプル品を送っていただいて使わせてもらったところ・・・控えめに言ってドはまり。
ペン軸が細くなったことによって視界の妨げを最小限に抑えてくれるし、学生時代から握っていたシャープペンと似たような握り心地で、想像よりも快適な描き心地を実感できたのです。
本記事では、そんな「XPPen X3 Pro スリムペン」を実際に使ってみた感想を正直にまとめていきます。
良いところ | 気になるところ |
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目次
X3 Pro スリムペン 開封の儀
それでは、X3 Pro スリムペンが届いたところから紹介していきます。
こちらがX3 Pro スリムペンのパッケージ。
※コチラはサンプル品となりますので、実際に購入される場合と内容が異なるところがあります。予めご了承ください。
裏面。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
製品名 | X3 Pro スリムペン |
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色 | ブラック・グレー |
サイズ | 長さ157mm、太さ約8mm |
重さ | 10g |
ショートカットキー | 2つ ※カバープレートで無効にすることも可 |
対応機種 | Artist Pro 14(Gen 2)、Artist Pro 16(Gen 2)、Artist Pro 19(Gen 2)、 Artist Pro 24(Gen 2)4K、Artist Pro 24(Gen 2)165Hz、Deco Pro MW(Gen2)、Deco Pro LW(Gen2)、Deco Pro XLW(Gen2) |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っている物を並べて撮影してみました。
- スリムペン
- 替え芯抜き
- 替え芯10本
- カバープレート
- 取扱説明書
取扱説明書。
替え芯10本、替え芯抜き。
ショートカットキーのカバープレート。
カバープレートを取り付けることによって、X3 Pro スリムペンのショートカットボタンを無効にすることができるので、誤動作を防げます。
X3 Pro スリムペン本体の詳細
こちらがX3 Pro スリムペン本体。
長さは157mmで軸は約8mm、重さは10gとなっています。
最初に手に取った印象としては、軽量でスリムなスタイラスペンという感じ。
2つのショートカットキーも押しやすい位置にデザインされています。
ペン先は、約2mmほど。
同社の「XPPen X3 Pro スタイラスペン」と比較すると、わずかにペン先が短く出るように設計されているようです。
ペンの末端部分については丸みのあるシルエットを採用し、側面にはXPPenのロゴマークが入っています。
替芯はペンの末端に保管できるデザインとなっていますので、付属品の替え芯を入れておくとよさそうです。
実際に中をチェックして見ると、4本収納できるようになっていました。
XPPen X3 Pro スリムペンの使用感
それでは、XPPen X3 Pro スリムペンを使っていきたいと思います。
握り心地
ペンの握り心地については、個人的にはイチオシレベル。
人間工学に基づいたペン本体のカーブが手にフィット。
肌ざわりのよいコーティングが滑り止めにもなっており、快適に握ることができます。
太軸のペンは、手のひら全体にフィットして安定感がありますが、XPPen X3 Pro スリムペンは私の手が小さいこともあって軽い握り心地でもしっくりときます。
描き心地
描き心地については視界の妨げを最小限に抑えてくれることもあり、快適そのもの。
シャッ!シャッ!とスピード感のある細い線を描くには、XPPen X3 Pro スリムペンは最適で、正確な描画が可能になります。
- 筆圧レベルは16384
- 読取精度±0.4mm
- 最小ON荷重3g
- 60°傾き検知
- 0.6mm沈み込み
性能としてみても、X3 ProスマートチップやEMR(Electro-Magnetic Resonance)技術を搭載したスタイラスペンなので、まったくもって文句なし。
なめらかなストロークを楽しめますのでストレスフリーでデジタルイラストを楽しめると思います。
しかも、これだけの性能を備えながらも充電の必要もないペンという点も見逃せません。
注意点
注意点に関しては、正直言って特にはありません。
あえて言うとすれば、太軸の「XPPen X3 Pro スタイラスペン」でも十二分な描き心地となっている為、必要不可欠なものではないという事。
細軸と太軸の2つあった方が便利であることは間違いありませんが、どちらか一方でも全く問題ありません。
まとめ
XPPen X3 Pro スリムペンを実際に使ってみたレビューのまとめとしては、一度使ったら病みつきレベルのスタイラスペンでした!
必要不可欠なペンではありませんが、いざ使ってみると抜群の使い心地にドはまりします。
特にタブレットパソコンを使ってイラストを描いている人の場合、細軸のペンを使っていることが多いと思うので、使い心地については相性が良いと思います。
今回紹介したいXPPen X3 Pro スリムペンの詳細は、販売ページにてお確かめください。
良いところ | 気になるところ |
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