- 30インチ以上の液晶モニターを検討している。
- マルチディスプレイをやめて、1台の液晶モニターを使いたい。
そんなことを考えている方に紹介したい液晶モニターが、ViewSonic(ビューソニック)のVX3276-2K-MHD-7です。
これはテレビか?と思ってしまうような迫力満点の液晶モニターのサイズは、31.5型。

それでいて、ベゼルレス(枠が薄い)のウルトラスリムな外観デザインとなっているので、インテリアにも美しく溶け込みます。
そんなViewSonic(ビューソニック)のVX3276-2K-MHD-7をモニターさせてもらいましたので、レビューを紹介。
実際にマルチディスプレイをしていた自分の作業環境は、この液晶モニター「VX3276-2K-MHD-7」を使っている間は、1台の液晶モニターで十分作業が出来てしまうほど、はかどりました。
目次
ViewSonic®(ビューソニック) とは?

- 100 を超える国々に向けて製品を販売
- 世界各地に46を超える事務所を展開
- アメリカの老舗ブランドで本国にて高い評価
- 30年以上の歴史、1987年に設立
- 日本市場においては 2015 年より本格参入
ViewSonicは、1987年にアメリカで設立。
30年以上の歴史があるビジュアルディスプレイメーカーとして、短期間で市場の大手企業に成長するほどの優良企業です。
- LEDディスプレイ
- タッチモニター
- プロジェクター
- 大型ディスプレイ
- バーチャルデスクトップ
ViewSonicでは、上記の多様な製品ラインを揃えており、日本市場においても2015年から本格参入。これから日本市場においても名前を聞く機会が増えそうです。
以上を踏まえ、液晶モニター「VX3276-2K-MHD-7」をチェックしてみたいと思います。
VX3276-2K-MHD-7のレビュー|開封していく!

というわけで商品が届いたところからお伝えしていきます。
実際に届いた段ボールケースは非常に大きく、薄型のものとなっていました。

それでは、上部より開封していきます。

中を引っ張り出してみると、ケーブルなどの部品が出てきました。
ちゃんとバラバラにならないように設計された梱包材を使用しています。

こちらが、箱から引っ張り出した全貌です。

梱包材のふたを開けてみると、液晶モニターが収納されていました。

ひっくり返してみると、しっかりとモニターであることを認識。


ViewSonic液晶モニター「VX3276-2K-MHD-7」とiPhone8を比較してみた写真がこちらです。
ご自身のスマートフォンをモニターに乗せて比較してみると、大きさがわかるかと思います。

保護用のフィルムをはがして撮影してみた液晶モニター「VX3276-2K-MHD-7」です。
ノングレア(非光沢)モデルとなっていますので、画面に自分が写ってしまうような反射もありません。個人的にはノングレアが好きなので好印象ですし、すっきりとしたデザイン性にこの時点で惹かれてしまいます。

こちらは保証書と、クイックスタートガイドです。
あまり詳しくは書かれていないので詳細については、公式サイトのユーザーガイド「 VX3276-2K-MHD-7 User Guide (Japanese)」をチェックしてみてください。

ViewSonic「VX3276-2K-MHD-7」の付属品をすべて並べて撮影してみました。
- モニタースタンドの部品×2
- ドライバーとモニター固定用のネジ
- 電源ケーブル(約1.5m)
- HDMIケーブル(約1.5m)
- クイックスタートガイド
- 保証書

組み立て方法は、クイックスタートガイドに非常に簡単ではありますが、こちらに書かれていました。
それでは組み立て方法を見ながら、実際にスタンド部分を組み立てていきます。
液晶画面が傷つかないように注意して取り付けてくださいね。

まずは、こちらのスタンドを液晶画面の背面に取り付けます。

付属品のネジとプラスドライバーをつかってしっかりと固定。

続いて足となる部分を取り付けます。
こちらも下部からネジをしっかりと止めて固定するのみです。

あとは電源ケーブルと、

HDMIケーブルを差し込んだら使えます。
それでは、組み立て後のデザインのチェックです。
「VX3276-2K-MHD-7」の仕様・デザイン

こちらが、ViewSonic「VX3276-2K-MHD-7」を真正面から撮影した写真です。
流石に31.5インチのモニターは迫力があります。
僕がパソコンで使ってきたモニターの最大サイズが24インチだったので、そこから更にめちゃめちゃ大きくなった印象です。
それでいて、枠の部分が薄い(ベゼルレス)のでコンパクトに見える設計なのは素晴らしいの一言。
三角形の脚(メタリックシルバートライアングルスタンド)の部分もすっきりとしていて、デザイン的には非常にかっこいいモデルになっていると思います。
- 横712.89mm、縦503.87mm(スタンド部分含む)、奥行き230(主にスタンド)
- サイズ : 31.5型ワイド(16:9)
- パネルタイプ : IPS / ノングレア
- 解像度 : WQHD (2560 x 1440)
- 表示面積 : 698.11 x 392.68 mm
- 画素ピッチ : 0.273 mm
- 最大輝度 : 250 cd/m2
- 視野角度(左右/上下) : 178° / 178°
- コントラスト比 : 1200:1
- ダイナミックコントラスト比 : 80,000,000:1
- 応答速度 : 標準時 8ms / オーバードライブ時 4ms(GTG)
- 最大表示色 : 約10億7000万色

モニターのタイプはワイド。アスペクト比は16:9。WQHD(2560×1440)の解像度。
表面の処理はノングレア(非光沢)となっていますので、チカチカとしないのも特徴と言えます。
自宅はもちろんのこと、オフィスで使っても良い印象を与えてくれそうな液晶モニターです。

少し上から撮影。
大きさを写真で表現するのは難しいので数字でお伝えすると、フルHD(1920×1080)解像度の1.7倍以上の表示領域で映し出すのが、31.5型のWQHD(2560×1440)解像度です。
実際に使ってみた感想は後述しますが、これは・・・ほぼテレビです。

モニター正面には「ViewSonic」ロゴ。このあたりもシンプル&クールなデザインでよい感じです。

三角形のスタンドについては、モニター画面から7cmほど前に出ていますので、モニターの真下にキーボードを置かれる場合には、デスクの大きさなどもチェックしておきましょう。

枠の部分が非常に薄い、スリムベゼル。
もはやベゼルレスと言っていいのモニターになっています。

正直言って一番驚いたのは、液晶画面の薄さ。
デジタルノギスで測ってみたところ、7.2mmとなっていました。

裏側の写真です。
先ほどの薄い液晶画面は「ViewSonic」の文字がはいっているすべての場所となります。
半分よりした部分は厚みがちゃんとあります。
スタンドの仕様としては、上下の位置を変更したり、画面を縦向きに変える、左右に画面を動かすような仕組みにはなっていません。
モニターアームを使用して、空中に浮かせるためのネジ穴は用意されているので、こちらで調整することは可能です。

モニターの角度については、上記のような調整が可能です。
一度固定させれば動かすことは「ほとんどない」とは思いますが、十分な動き方だと思います。
100mm x 100mmのVESA規格マウントに対応。
企画に対応したモニターアームを利用すればモニターを、より便利で使いやすい場所に設置することができます。

熱の放射がされる穴が背面についているなぁと思っておりましたら、こちらの中にスピーカーも搭載されているようでした。
どこから音がなっているのかわからなかったのですが、背面から音がでる仕組みになっています。
入出力端子は、デジタル : HDMI x 2(v1.4) / DisplayPort x 1(v1.2) / Mini DP x 1(v1.2)。

更に、 ステレオミニジャック 3.5mm もついています。

電源ケーブルはこちら。

画質や音量などの調整は、裏側にあるメニューボタンによって全て調整します。
裏側にあるのが「やりにくい」という口コミレビューも見かけましたが、それほど毎回触るような場所ではないですし、覚えてしまえば問題ありません。
また、操作をする際には、液晶画面にサポートが出てきます。
実際にVX3276-2K-MHD-7を使ってみた印象をレビュー!
では、実際に使ってみたいと思います。

視野角については、真ん中に比べると多少左右が暗くなっているような気もしますが、個人的には全く気になりません。
SuperClear®画像補正技術を採用したIPSパネルを搭載していることもありましてか、上下左右、どの角度からみても綺麗に画面をみることができます。

色彩の美しさは、思っていた以上のものとなっているのに、目も疲れません。
流石にブルーライトフィルターが最初から入っているモニターは違いますね。

色彩表現に関しては、10ビットカラーを使用していることで、表示色が10億色以上のカラーパレットを生成。
僕が以前から使っていたモニターの表示色は1670万色となっていますので、見た目の綺麗さが全く違います。特にグラデーションの色合いを比較してみると違いが明確です。
基本的に僕は、こちらのモニターをパソコン以外に接続するつもりはないのですが、以下のようなプリセットモードが用意されています。
- ゲーム
- 映画
- ウェブ
- テキスト
- モノクロ
- Mac
ガンマ曲線、色温度、コントラスト、明るさが調整されていますので、利用してみると良いでしょう。

なお、こちらの画面を使って映画をチェックしてみた印象としては、映像は迫力満点。
ただ、スピーカーに関しては、ちょっと物足りない印象。
2Wx2のステレオスピーカーが搭載されていますので、普通に聞こえなくもないですが、音にこだわりたい方はステレオミニジャック 3.5mmを利用して外付けで楽しんでみるとよいかも。
HDMIケーブルでゲームやTVとも接続可能
せっかく大画面の液晶モニターなので、他にも使い道があるかと思い、ニンテンドースイッチにつなげてみましたが・・・これは大正解。
迫力ある映像を見事に映し出してくれました。
ゲーム専用のモニターにしてしまうのはもったいないですが、使う場面によって使い分けができるのは、大型の液晶モニターのメリットだと思います。
気になるところ一覧
一応今回モニターさせていただき、実際に使っている際に気になったのは以下のもの。
- モニターが回転しない(スタンドが縦置き非対応)
- モニターの高さの調整はできない
- 左右横回転はできない
- サウンドはもうひとつ
- 若干液晶モニターが少々熱をもつ
どれも、めちゃくちゃ問題がある!というわけではないのですが、一応気になるところとして上記を上げさせてもらいました。
ガジェットブロガー的まとめ

応答性能・視野角・色彩・発色など、どれを取っても、コスパからしたら非常に優秀。
画面は大きくなれば良いというわけではありませんが、画素ピッチがほとんど変わらない状態(小さい程高精細で綺麗)で画面が大きくなったので、単純に快適になった印象です。
また、僕の普段の作業環境では24インチのモニターの横に、21インチのモニターを縦置きにして使っていたのですが、こちらのVX3276-2K-MHD-7をメインモニターとするのであれば、1台で十分事足りてしまいます。

何故なら画面を四分割にして使ったとしても結構な大きさなので、十分に情報をチェックすることができるからです。

もしかしたら株のトレーダーさんなんかはチャートを見るのに便利かもしれませんね。
ViewSonicさんは、日本に進出したのがまだ数年前のため、各ネットショッピングサイトの口コミレビュー数は少ないですが、十分な性能を持ったモニターで、大変オススメできるものとなっていました。
以下のサイトより、詳細を確認してみてください。