海外旅行に行った時に、英語ができなくて困ったことはありませんか?
- 「〇〇が食べたい」
- 「〇〇へ行きたい」
など、旅行を楽しむための要望はまだ何とかなるので良いとしても、
- 「トイレに行きたい」
- 「気分が悪いので病院に行きたい」
などのトラブルが発生した時に、英語が話せないと結構大変です。
僕自身はというと、海外へは何度か行ったことがありまして、英語に関しては電子辞書に入っている「よく使う英語」を使いまして、現地の方とギリギリのやり取りをしていたんですけど、「もっと詳細を確認したいなー」とか「おすすめのレストランや、地元の方だけが知っているお店」を知りたいと思った時などには対応することが出来ず、色々と諦めていました。

そんな時に見つけたのが、音声翻訳機のili(イリー)。
日本語で、このili(イリー)に話しかけると、すぐに「翻訳したい言語に変換」してくれるんです。
まるでドラえもんの道具ですよ!これは!
ガジェット大好き人間の僕は、この手のアイテムには目がないので、商品が販売されるとの同時に、食いるように商品特徴や口コミレビューをチェックしていて、「音声翻訳機 ili(イリー)を持っていたら海外旅行が絶対に楽しくなるだろうなー」と、ずっと感じていました。
と、そんなことを思っておりましたら、ili(イリー)が体験型のレビュー募集を行っているのを発見して応募。大変ありがたいことに当選させていただきました!
残念ながらレンタル期間中に海外に行くことはないので、実際に海外で使ってみた感想をお伝えすることはできないのですが、自宅・国内旅行にて使ってみた感想をお伝えするなら・・・
音声翻訳機 ili(イリー)は、「英語が苦手だけど、海外旅行を楽しみたい方」や「突然、中国語、韓国語、英語圏内に海外出張が入ってしまった方」だったら、購入しても損は無い!大変オススメのアイテムだと思います。
- オフラインで使える(ネット環境不必要)
- 操作が簡単(ボタンを押すだけ)
- 翻訳が早い(体感では1秒くらい)
- 旅行に必要な文章を、大抵は翻訳してくれる
- 本体が小さくて軽いので持ち歩きに便利
- 日本語→英語、韓国語、中国語に1台で翻訳が可能
というわけで、ili(イリー)翻訳機を使ってみた感想を本音でお伝えしていきますが・・・
「あー!海外に行って使ってみたい!」
と、素直に思わせてくれたくらい、素晴らしい製品でございました!
目次
ili(イリー)の価格
まず、肝心なili(イリー)の「価格」について紹介しておきます。
ili(イリー)翻訳機は、公式オンラインストアで購入することが出来て、価格は21,780円(税込)で全国送料無料。
ili公式オンラインストアから注文されると、決済してから約一週間以内にお届けとなるようです。最短では翌日発送になるようですから、すぐに届く印象ですね。
ただし、支払方法をコンビニとした場合には決済後の出荷になるようですから、すぐに必要!という方は注文方法には注意してください。
メーカー保証は商品到着日より1年間。自身の過失による故障+業務利用による故障は対象外ということです。
音声翻訳機 ili(イリー)実物をチェック!
それでは音声翻訳機 ili(イリー)を紹介して行きます。今回はレンタルという形ですので、もしかしたら内容物などが少し違うかもしれませんが、大きな違いはないかと思います。

こちらが音声翻訳機 ili(イリー)の外箱、パッケージです。余計なものを何も書かず、製品のデザインをはっきりと表現されている点など、非常に美しいです。

外のパッケージを外してみると音声翻訳機 ili(イリー)のロゴマークが入ったケースが登場しました。いざ、ワクワクしながら開封。

箱を開けてみると衝撃を吸収するクッション素材の間に、音声翻訳機 ili(イリー)が入っていました。初めて見た印象としては「こんなに小さいの?」と驚いてしまったくらいのサイズ感。
他に入っていたのは、充電用のケーブルとストラップ、そしてクイックスタートガイドなど。
ili(イリー)の使い方はクイックスタートガイドが役に立つ

まずは試しに使ってみよう・・・と思いましたが、せっかくクイックスタートガイドなるものが入っていたので、こちらをチェック。

アップデートをして、本体を充電。

初めて使用する時にはili(イリー)本体を3時間程度充電してから使う必要があるようです。「いきなり使わなくてよかった・・・」と、少々ホッとしました。

あとは実際に使うための3ステップを確認します。

- ボタンを長押しで電源を入れる
- ボタンを押したまま話し始める
- 話し終わったらボタンを離す
たったこれだけのことで、ili(イリー)は必要としている言語に翻訳してくれます。
これは実際に使ってみるとわかりますが、めちゃめちゃ簡単で便利です。
外観は超シンプル。軽くてコンパクト。

それではili(イリー)の外観を紹介して行きます。GOOD DESIGN AWARD 2017を受賞している製品は、やはり見た目からして「美しい」です。

手に取ってみるとしっくりと馴染むマットな質感、そして驚くほど軽くてコンパクトなボディ(44g)に驚きます。余計なボタンなどを取り払って「翻訳すること」だけに特化した製品デザインは、まさに機能美!素晴らしいの一言です。

側面には充電用ポート(MicroUSBケーブル)。一回の充電によって3日程度はバッテリーが持つということなので、長期間の旅行でも安心です。

反対側にはボタンが二つ。

底の部分にはストラップホールが用意されており、海外旅行の際に首からぶら下げておけるようになっています。うんこれは便利。

上部にある小さな溝はマイクとなっており、こちらから音声を聞き取るように設計されています。マイクの感度、性能は良好で、割と小さめの声で話しかけても聞き取ってくれます。周りの騒音が気になる場所であっても、ili(イリー)本体をしっかりと近づけて翻訳をすれば問題なく使えました。
- 価 格:21,780円(税込)
- 寸 法:長さ:121.8mm 幅:33.0mm 厚み:13.0mm
- 重 量:42g
- 入力言語:日本語のみ(固定)
- 出力言語:英 語・中 国 語・韓 国 語
- 充 電:池内蔵型リチウムイオンバッテリー
- USB充電時間:約3時間
- 通常使用時間:3日間
スピーカーは背面にありました

ili(イリー)の背面を見てみると、穴がたくさん開いています。こちらがどうやらスピーカーのようで、翻訳した言語を適正な音量で【相手】に届けてくれる設計です。
なぜ背面にスピーカーなんだろう?とも思いましたが、実際に人に使ってみたところ、正面にはマイク、背面にスピーカーという設計が「会話をするため」には適していることがわかりました。
片手にすっぽり収まるサイズ

なお、こちらのili(イリー)のサイズは片手にすっぽりと収まるサイズとなっています。iPhone8の横幅の半分、縦幅はもう少し小さい感じと言えば、伝わりますでしょうか。

この小ささであれば、ポケットの中に簡単に収められます。僕だったらストラップをつけた状態で首から下げておき、胸ポケットにもで入れて「いつでも使えるようにして使います」が、このサイズなので胸ポケットに入れておいても違和感などがありません。
操作・使い方がとにかく楽&簡単
ili(イリー)にはボタン自体が3つしかありませんので、操作を覚えるのに時間がかかりません。

正面にある真ん中のボタンを押しながら日本語を伝えると、そのまま英語が出てくるようなイメージです。※もう一度真ん中をボタンを押せば、繰り返してくれます。
実際に初めてili(イリー)を使ってみた印象としては、「こんなにも簡単に、こんなにも早く翻訳ができるんだ・・・」と驚きの連続でした。
そして、オンラインでないことが「逆に超便利である」ことに気が付いた感じ。
ネットを必要とするサービスは、どうしても接続先を探したり、通信速度に依存する部分があってトラブルが起こると「どうしようもない」状態になってしまいますが、オフラインで利用できるili(イリー)は、充電切れさえなければ、いつでもすぐに使えてしまうのです。
翻訳機能は「相当」優れている

ili(イリー)は、旅行に特化している翻訳機(旅行に必要な会話を網羅している)ということでしたが、試しに・・・と、関係のない言葉も色々と翻訳してみたのですが、日常会話であれば、ほぼ翻訳できる性能を持っていると感じました。
これだけの翻訳ができるなら、英語教育に関しても使えると、真剣に感じてしまったくらいです。
なお、側面についていたボタンは上が電源ボタン、下が自分が翻訳しようとした日本語を確認するためのものになっています。
個人的に結構衝撃だったのが「日本語の確認ボタン」で、「ほぼ自分が話している言葉をそのまま認識している」という点です。
試しに旅行とは全然関係ないけど「扇風機が壊れたので修理に出したいです」と、翻訳してもらってみると、そのまま英語に翻訳。自分が発した言葉をなんと認識しているか?を確かめてみたら「そのまま」だったのです。
この音声認識機能は、すごいの一言ですね。
1台で3カ国語に対応(英語・中国語・韓国語)

そして、驚きだったのが「日本語→英語」「日本語→中国語」「日本語→韓国語」への切り替えも、ボタン一つで出来てしまうということ。こちらは側面の下のボタンを長押しすることで切り替えることができました。
僕は中国にも韓国にも行ったことがあるんですが、結局現地の方と会話する際には「カタコトの英語」だったので、自分が求めているものが完璧に伝わることがなかったんですけど、このili(イリー)を一台持っていたら中国語にも韓国語にも翻訳をしてくれるので、旅行先で「やりたいこと」を全てやり切れるのでは?と思わせてくれます。
海外旅行が趣味の方であれば、1台持っていて損は無いでしょうね。
旅行先に持って行ってみた(国内)

レンタル期間中、ちょうど温泉旅行に行く機会がありましたので、ストラップをつけてili(イリー)を持って行ってみました。ポケットに入れてもよし、首からぶら下げてみてもよし。とにかく小さくて軽いから、邪魔にはなりません。
海外旅行に行って電子辞書を使っての翻訳は、取り出すのが結構手間だったりしたんですが、ili(イリー)はとにかく簡単。ポケットから取り出してボタンを押して翻訳するだけなので、ちょっとしたお礼はもちろん、食事の希望なども伝えられるだろうなぁと想像できました。
まぁ・・・仮想海外旅行なので、このタイミングで翻訳したいのは「〇〇」とメモをしておいて、ひっそりと部屋に戻ってから「ili(イリー)で翻訳してみる」という地味な実験を繰り返していただけなので、実際の外人さんのリアクションはわかりませんけどね・・・苦笑
ili(イリー)の困った点は音量調整が出来ないところ
海外旅行ではないんですけど、仮想海外としてili(イリー)を使ってみて感じた「悪い部分」についてもお伝えしておくと、音量調整が出来なかったことです。
静かな場所で使いたい時でも、アウトプットされる翻訳された言語は、通常の音量となっていましたらから・・・ちょっとだけ不便に感じたところもありました。
もちろん、これくらい音量が大きくないと、相手にちゃんと伝わらないのかもしれないので、あくまでも個人的な感想になりますが、音量調整ができるようになったら、なお最高だと思います。
まとめ

ili(イリー)を約一ヶ月間レンタルをさせていただいて感じたのは、英語圏・中国・韓国に海外に行くなら非常に便利なアイテムだと言うこと。
いえ、ili(イリー)を持っていたら、もの凄く海外旅行が楽しめると思う!と感じさせてくれた最強ガジェットでした!
もしかしたら、パッと英語翻訳ができる機能を使って「幼児の英語教育なんかにも使えるんじゃないか?」と思えるくらい翻訳機能が優れているし、1台で3ヶ国語も対応できるのも魅力的。
しばらくは海外に行く機会は無さそうですが、海外旅行に行く際には【必ず持って行こう】と思えたくらい、久しぶりに惚れ込んだガジェットになっていました。
何と言っても、ili(イリー)があったら、もっと「海外旅行を楽しめただろうなぁ!」と、素直に感じたからです。
あーーーーーー海外行きたくなってきた。
ili(イリー)、やばい翻訳機が登場しましたね。