
そんな疑問に答えていきます。
僕自身、絵が下手で悩んでいて…とりあえず練習用にと、数年前にトレース台を購入したことがありました。
その時に購入したのはA4サイズで、光量調整は3段階のもの。サイズが小さかったこともあるし、何となく目が痛くなった感じがしたので直ぐに使わなくなった経験があります。

そんな僕が今回紹介するのは、GAOMONさんのトレース台「GB4」。有り難いことにモニターさせてもらったので、その使用感をお伝えしていきたいと思います。
模写を練習したくて光るトレース台を探している方に、ぜひチェックしてもらいたいガジェットになっていましたよ。
GAOMON トレース台GB4レビュー

早速レビューしていきます。見た目はガラス板のように見えますが、実際にはガラス板よりも強いアクリルを採用したトレース台です。
強い強度を持っているので、多少押し込んでペンを使用しても壊れる心配がありません。
それでいて、鉛筆やペンを使ってトレース台を使ってイラストを描いていても、硬い板の上で描いているような感じもしないのでイラスト作成も捗ります。

光量に関しては数段階といったような形ではなく、ボタンを押し続けていると調光できる仕様になっている。
自分の好みの光量で止めるよう形なので、トレースにはピッタリ。以前使用していたトレース台が3段階の光量調整だったので、大幅にパワーアップしたように僕は感じました。
トレース台の光量は、部屋の明るさによって調整すべきものなのだが、調光レベルが段階式に決まっていると「ちょうど良い」ところで止めるのは難しいんですよね。
なお、環境にやさしいLEDライト、調光機能のダブル効果で、目にも随分と優しい印象です。
光束:113ルーメン、明るさ:651cd/m2

給電方法は、マイクロUSBケーブルで行います。モバイルバッテリーを使用すれば場所を選ばずに使うことができるようになっているのも嬉しいところ。
サイズはB4サイズで厚さは5mm。重さは0.74kgと超軽量。
カバンに入れて持ち歩くことも出来るのが、僕にとっては非常に大きなメリットに感じました。

裏面には角度調整をするためのアシはついていませんので、基本的には平面での使用となります。
もし角度をつけて使いたい場合には、別売のスタンドを用意するしかありませんが、特に使用上の問題はないでしょう。
漫画の模写にトレース台を使ってみた

では、GAOMONのトレース台GB4を漫画のトレースに使ってみたいと思います。
実際に試してみて感じたのは、長い時間使っても疲れにくいということ。調光機能がついているので、目にちょうどよい光量でトレースが出来ていたのでしょう。

試しにトレースをしてみるのは、尊敬する鳥山明先生のドクタースランプ完全版の表紙です。
こちらはトレース台に乗せただけの写真となります。

その上に、普通のコピー用紙をのせてみました。
この状態でもトレースは可能ですが、結構大変です。

そこで使う機能が調光機能。一番低い光量であっても、
こんな感じで線が見えるようになりました。

そしてこちらが、一番高い光量の写真です。はっきりとイラストが見えるようになりました。
これなら迷わずにペンを走らせることが出来ますよね。

さて、そんなトレース台を使って実際にペンを走らせてみましたが、やはり描き心地がいい。
以前使っていた物よりも表面のアクリル板の質感があっているんでしょうね。
これなら絵が下手で悩んでいる人であってもトレースからしっかりと練習することが出来そうです。

あと、使っていて気が付いたことですが、角がまるくなっているのも嬉しいですね。
以前使っていたものは角がとがっていて、収納時にカバンをひっかけたり、手を傷つけたりするなど、ちょっとしたトラブルがあったのです。

あとはB4サイズというのも絶妙でイイ。
少し大きめのカバンを使っていればスッポリといれて持ち歩くことが出来るし、トレースしたい物を的確に枠の中に収めることが可能です。※透写範囲:14.13 x 10.19インチ
また、細かいところですが、最後に使用した際の明るさを記憶しているので、続きの作業もスムーズに進められます。
トレース台としての機能を一通り網羅し、価格も抑えられている。そんな印象を受けたガジェットになっていました。
パッケージ内容

こちらはGAOMON B4サイズトレース台「GB4」に一緒に入っていたものを並べて撮影したものです。
LEDライトボックス、クイック入門ガイド、マイクロUSBケーブルがセットになっていました。納品イメージの参考にどうぞ。
トレース台は写真撮影にも便利

なお、これは写真が趣味な方でないと興味がないかもしれませんが、光るトレース台は写真撮影にも便利です。

撮影するモノの種類にもよりますが、下からのライトアップは商品の魅力を引き出す一つのキッカケにもなります。

僕はブツ撮りを依頼されることがあるんですが、そんな時にはライティングにこだわるという意味で、こんな風にして光るトレース台(LEDライトパッド)を使用することがあるのですが、意外と喜ばれるんですよね。

トレース台の一つの使い方として、こんな事も出来ると思えば、楽しみ方も増えるのではないでしょうか?

もちろん、既にお伝えしていた通りですが、GAOMON B4サイズ「GB4」はトレース台としての機能はバッチリです。
ぜひ検討してみてくださいね。
購入しようにもサイズや光量がよくわからないし、悩む。