そんな事を思われている方に向けて、この記事を書きます。
私はiPadを手に入れてからというもの、数年前からデジタルノート派になりました。
アナログなノートについては完全に使わなくなったわけではないのですが、私の仕事とデジタルノートとの相性がよかったので切り替えた形になります。
そんな中で出会ったのが事務用品で有名なキングジムさんの「freno(フリーノ)」でした。
紙のノートの不満を解決するために生まれた商品ということなんですが、これが使ってみると驚くほど使いやすい。
デジタルなのに、アナログを感じるようなデザイン性と使い勝手なので、はじめて手にするデジタルノートであれば「freno(フリーノ)」が良いと迷わず言えるくらいです。
今回は、そんなキングジムさんの「freno(フリーノ)」を一定期間レンタルさせていただくことが出来たので、レビュー記事を紹介します。
「freno(フリーノ)」開封&仕様の確認
それでは、まずは開封するところからお伝えしていきます。
キングジム「freno(フリーノ)」のパッケージです。
非常にシンプルなノート+ペンということがわかりますね。
パッケージの裏には、製品の簡単な機能が列挙されています。
紙のような見やすさ+フロントライト+筆圧感知のスムーズな書き心地。
激安なデジタルノートにはない機能をキングジム「freno(フリーノ)」は備えているのです。
ノート機能は約87,000ページ(約26GB)を保存することができ、PDFデータへの書き込みもでき、卓上カレンダーとしても使えてしまう。
デジタルノートを使ってみたいと思う人の基本的な要望の大半を満たしているのではないでしょうか。
本体メモリの容量を[8GB]→[32GB]に変更し、約87,000ページ(約26GB)の保存が可能になっています。
中に入っていたものを並べてみます。
- 「フリーノ」本体
- デジタルペン
- 替芯×3
- 芯抜き
- USBケーブル
- クイックスタートガイド
画面は6.8インチ(138.24×103.68mm)。
解像度は1,440×1,080dot (265dpi)で、タッチパネル(電磁誘導方式+静電容量方式)です。
画面の大きさ自体は「ちょっと小さい」感じもしたのですが、実際に使ってみると丁度いい。
本体のサイズは132×175×9.8(W×H×D)mmとなっており、質量は約240g(ペン含む)。
大きさ自体は非常にコンパクトなものとなっているので、仕事はもちろん、学生さんも使えると思います。
電源はリチウムイオン充電池になっており、電池寿命は約7日間 (ノートの記入15分間、PDFの閲覧30分間で1日に1時間使用の場合)
バリバリ使用しても、そう簡単には電池切れにはなりません。
充電はUSB Type-Cコネクタを使用します。
本体色はナチュラルなマットベージュ。文房具らしい親しみがあります。
画面はデジタル表示されているのに、なぜかペンで書かれているような雰囲気もあって、目に優しい印象です。
4,096段階の筆圧検知ということなんですが、たしかに…と頷ける書きやすさ。
私は普段から液晶ペンタブレットで絵を描いていることもあるのでわかるのかもしれませんが、近しいものを感じます。
ワコム製のデジタイザとデジタルペンを採用しているというのも納得です。
キングジム「freno(フリーノ)」を使ってみた!
「ノート」・「ドキュメント」・「カレンダー」という3つの機能がキングジム「freno(フリーノ)」の基本的な機能です。
今回私は「ノート」の機能しか基本的には使わないのですが、「ドキュメント」や「カレンダー」の機能も秀逸だと思います。
ノート機能を使おうと思った時に便利だと感じたのが、豊富なフォーマットでした。
方眼、ドット方眼、マージン罫、デイリー、TODOリスト、横罫、マトリクス、タイトル、マンスリー、ダイヤリー、ウィークリー、無地などが用意されており、自分が使いたい形に近いものを瞬時に選ぶことが出来るのです。
データについては、内蔵メモリになんと約13,000ページ分のノートと約2,000ファイル(1MB/ファイル)のPDFデータをこれ1冊に保存できるということですので、ほとんどのメモデータを「freno(フリーノ)」に集約できるのではないでしょうか。
ペンを使ってみた印象としては、本当に「紙みたい」という使いやすさです。
書き込んでいるときにはそれほど感じなかったアナログ感なんですけど、書き終えたものをみてみると「なんだか紙に書いたような感じ」がします。
最近の自分の使い方としては、朝一番でこんな感じのチェックリストにやることを書いて、おわったらチェックしていくような形。
右上に日付を書いておくことで「その日に何をやったのか?」の記録にもなっています。※字が汚いのはすみません。
絵は描けるかな?と思って、猫・・・を描いてみましたが、ちゃんと描けます(笑)
私は普段、iPadや液晶ペンタブレットで絵を描いているんですけど、そこまではイラストに向いている感じはしないものの、アイデアスケッチなどには便利に使えそうな感じがしました。
超絶便利ポイント「データ連携」が出来る
- 同梱のUSBケーブルでPCとデータのやり取りが可能
- 別売のmicroSDカード
- ネットワーク環境下ではクラウドサービスのDropboxを活用
データのバックアップはどうなるのかな?と思っていたんですが、上記のようなデータの連携も可能とのこと。
私的にはDropboxを使ってのデータ共有も可能ということで、超絶便利なデジタルノートだと感じてしまいました。
今回はレンタルでの使用という事でデータ接続などのテストはしていませんが、書いたデータをオンラインストレージにいれられるのは大変便利な機能だと思います。
まとめ
デジタルノートを使いたいと思うのであれば、真剣に検討してもらいたいと思った「freno(フリーノ)」。
売予定時期は2020年5月頃ということなので、実販売価格などはわからないところがありますが、モノとしては抜群でございました。
詳細等は、キングジム公式サイトをお確かめくださいませ。
クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」へのリンクも要チェックです!
デジタルノートもいろんな種類が販売されているけど、
その中でも使いやすいモデルって何があるの?