仕事中はもちろん、プライベートでも座る機会が多い私は、一日の大半を座りっぱなしで過ごしておりまして、現在悲しいことに腰痛&むくみ持ち。
そして、当然のことながら運動不足にもなっています。
座り作業が多く、1日10時間以上も座っていることが日常化している自分としては「これはどうしようもない・・・」と諦めていたんですが、ある日、グーグルや楽天といった有名企業が挙って【スタンディングデスク】を推奨しているといった記事を見つけて、スタンディングデスクは自分にとってよい商品かもしれない・・・と感じ始めました。
さらに、スタンディングデスクの発祥地である北欧ではオフィスワーカーのスタンダードになっている、1日6時間以上の座り作業は寿命まで締めてしまうと言われているといった記事をみつけて、興味は更に加速していきました。
そんな中、
Loctek社の卓上スタンディングデスク【M1】をモニターをさせていただける機会を頂きましたので、実際に使ってみた感想を紹介してみたいと思います。
最初にスタンディングデスクを使ってみた率直な感想をお伝えしておくと、「置けるスペース」があるのであれば座り作業が多い方には本当にオススメの商品でした。
肩こり、腰痛が緩和されましたし、血の巡りが良くなったのか、体調もよくなった印象。
更に言えば、仕事・作業効率が上がった感じなので、まさに一石二鳥です。
それでは、レビューしていきます。
目次
スタンディングデスク【M1W】の良いところ・悪いところ
<良いところ>
- ほぼ完成された状態で納品された
- 思っていたよりも大きいが邪魔には感じない
- 昇降を楽に行う事が出来る
- 立ったままの作業だけでなく、座った状態での作業も可能
- 液晶ペンタブレットを使用する環境としても最適だった
- 床に直置きしても作業デスクとして活用する事が可能
- 集中力がアップして作業効率があがった
- 腰痛・肩こりが改善された
<悪いところ>
- 仕方がない事だが商品そのものが重たいため、デスクの耐荷重を調べる必要がある
Loktecの卓上スタンディングデスク【M1W】が届いた!
ということで、Loctekの卓上スタンディングデスク【M1】の白色が届いた所から紹介していきます。
結構な重量がありましたので、宅配業者の方も大変そうに運んできました。
商品自体の重量が20kg少々ありますので、女性だと持ち上げるのが大変かもしれません。
まず最初に紹介するのは、組立説明書と一緒にはいっていたのは、こちらのご挨拶状。
ちょっとしたことですが、こういった気配りがあると本当にうれしいですよね。
裏面を見てみるとサポート先の連絡先が書いてありました。
続いて取り出してみたのは、組立説明書です。
と言っても、組み立て済みで出荷をしてくれてあるので、キーボードトレーを設置するためだけのもの。
ほとんど手間いらずで設置することが出来るのは良いポイントだと思います。
組み立てに必要な必要な工具としてはプラスのドライバーと、ハサミと書かれていましたが、ほぼドライバーしか使いませんでした。
構成部品は、以下の通りとなっています。
- デスクトップ
- キーボードトレー
- 連結プレート×2
- ボルト×8
- 結束バンド×4
- キャップ×2
特徴と、仕様については上記の通りとなっており、注意しておきたいのは「重量制限」。
A+Bで15kg以上の重量をかけないように注意しましょう。
部品は小分けの袋に入っているので、組み立てもわかりやすいと思います。
机に卓上スタンディングデスクを設置してみる
では、実際に机に卓上スタンディングデスクを置いていきましょう。
足の部分を見ていると傷がつかないようにゴムがつけられているため、机が傷つく心配もありません。
袋から取り出した卓上スタンディングデスクを取り出して、我が家のデスクに置いてみた様子です。
Mサイズといえど、天板のサイズが奥行き59cm、横幅67cmもありますので、しっかりと置けるスペースを確保してから設置するようにしてください。キーボードトレーを取り付けると、さらに奥行きが広がります。
天板のサイズ:M1 / 59×67cm | M2 / 59×89cm
キーボード台サイズ:M1 / 31×67cm | M2 / 31×89cm
なお商品自体の重量が20kg近くもありますので、設置する際には、できれば二人で行った方が良いかと思います。
天板の奥にはモニターアーム設置用の穴がついています。
大型のモニターもコチラの穴を利用して宙に浮かせて設置されると作業台の上がスッキリです。
取り付ける際には、裏側からコチラをつまんで押し込むことで、部品を取り外す事ができます。
続いて、横からLoctekの卓上スタンディングデスクを撮影してみた様子です。
一番下に下げた状態がこちらで、天板の位置は15cmの場所になります。
と行っても、後程取り付けるキーボードトレーは、ほぼ机と変わらない高さにありますので普段通りの仕事をそのまま行う事が出来ます。
ノートパソコンを使用する場合には、座り姿勢では若干使い辛いところがあるので、ノートパソコンがメインの場合であっても、ワイヤレスのキーボードやマウスを使用されると良いと思います。
一番上に上げた状態ですと天板の位置は50cmになります。
と言う事で、4段階にはなりますが、どれくらい昇降できるのかを簡単なGIF動画で紹介します。
50cmの高さまで上げてしまうと、私の身長では若干高すぎてしまいますが、自由に昇降を調整できるのでこのあたりは便利。長身の方でも対応できる設計になっています。
高さについては自由に止められる印象でしたが、調べてみると12段階での調整。
垂直に昇降してくれますから、立ち位置をまったく動かなくても良いのもポイントと言えます。※他社製品は手前に飛び出してくるものもあるようで、前後に移動が必要になるようです。
一つ要望があるとすれば、現在どの高さに設定してあるのか?を表示してもらえたら最高でした。
ちょっと脱線しましたが、組立の続きを紹介すると、サイドの部分にLoctekのロゴの入ったキャップを取り付けます。
続いて、連結プレートとキーボードトレーを8本のボルトで固定していきます
卓上スタンディングデスクを下から覗いてみるとわかりますが、こちらの黒いネジに連結プレートを引っ掛ける形になります。
しっかりとネジを固定することで、キーボードトレーが落ちてくる心配などもなさそうです。
で、こちらが卓上スタンディングデスクの設定が終わったところです。
あとは、両側についている固定ハンドルを使用して作業台を好きな高さで止めるだけ。
昇降はガススプリングシステムを使っているので、軽くて簡単。
当然のことですが、この作業台の高さを変える際には周辺に手を置かないこと、子供が近くにいないようにしないといけません。
天板の手前にはLoctekのロゴマークと、タブレットやスマホを立てかけるためのスタンドスペースがあります。
スタンドスペースには3箇所に穴が空いていますので、配線をうまく行う事で充電をしながらタブレットやスマホを使う事が出来ます。
こちらがiPadmini4を縦置きに置いてみた様子がこちらです。
こちらが横向きに置いた様子です。
キーボード台は広めとなっていますので、キーボードの他にマウスを置いても十分なスペースがあります。
キーボードトレーは耐荷重2kgとなっていますので、両手を置いたり、マウスやキーボードを置いても問題はありません。
ちょっと幅広なワイヤレスキーボードと、トラックボールマウスを置いてみました。
十分なスペースがある事が伝わるかと思います。
マックブックエアー(ノートパソコン)を使ってみた!
私は現在、こちらの卓上スタンディングデスクを使用する際には、主にノートパソコンを使用しています。
なので、とりあえずマックブックエアーをデスクに置いて使用感をチェックしてみました。
14インチくらいのノートパソコンであれば、ギリギリですが横並びも可能ですし、奥行きが結構ありますので、奥にモニターをアームなしで置くことや、資料を置いておくことも出来ます。
実際に使ってみると、立ち姿勢でのノートパソコンの使用が思ったよりも使いやすいことに気がつきます。
マックブックを置いて、普通に作業を立ったまま行ってみましたが、大変使いやすい。
昼過ぎには座ったままの作業の場合眠くなってしまうこともあるかと思いますが、立ち姿勢のままで使用していると眠気が襲ってこないので作業もはかどります。
昇降を一番下に下げた場合には、キーボードトレーにキーボードとトラックボールマウスが置いてあると便利なので、こんな感じの使い方になっています。
もしくは、上記写真のようにキーボードトレーを外してしまった状態での使用です。これも悪くありません。
こちらは天板を上に上げた様態で、立ち姿勢でマックブックエアーを使用している様子です。
同じくLoctek社製のノートパソコンスタンドを使用してみると、これまた使いやすい印象。
上にあげすぎても、下に下げすぎても肩こりの原因となりかねないので、この辺りはご自身にとって最高の位置で使用されるのが良いかと思います。
ペンタブレットと連携すると、イラストが捗る!
これは私だけの話かもしれませんが、イラストを立ち姿勢のまま描いていると結構捗ることがわかりました。
もちろん、細かい作業を行うときには座った姿勢で行った方がやりやすいんですけど、普通にラフスケッチを描いたり、アイデアを出したりするときには立った状態の方が捗るのです。
こちらで作業をする際には、マックブックとつなげて液晶ペンタブレットを使用しますが、左右に置くことはむずかしいので、ノートパソコンを奥において、液晶ペンタブレットを手前にして作業をおこなっています。
もちろんLoctek卓上スタンディングデスクの横にスペースがあるのであれば、そこにノートパソコンを置いて作業も可能です。
作業机も頭もスッキリ!スタンディングデスクの使用感
いやー!これは本当に良い商品でした。
一日の中で数回【卓上スタンディングデスク】が置いてある部屋へ行き、アイデアを出してみたり、実作業を行ってみているのですが、驚くほど作業効率があがっている気がします。
座りっぱなしによって、体の調子が悪くなることはデスクワークを行なっている多くの方が感じているかと思いますが、Loctekの卓上スタンディングデスクを使うことによって、かなり改善を期待出来るかと思います。
私の場合、今メインで使っている作業場にこちらの卓上スタンディングデスクを置くだけのスペースがなかったので、サブエリアでの使用になってしまいましたが、こちらのLoctek卓上スタンディングデスクを使わせてもらっている期間中は、半々くらいで作業を行うようになっています。
座っている姿勢が疲れて来たら立ち上がって、天板を上げて立ち姿勢で仕事。
落ち着いて作業に入りたい時は天板を下におろして通常作業・・・といったルーチンです。
既存のデスクに置くだけの簡単設置。これは便利です。
ガジェット系ブロガー的まとめ
スタンディングデスクを使用することを検討するのは、スペース的にも、金額的にもなかなか勇気がいる事かもしれません。
しかし、限られたスペースの中で上下に動かすことができるLoctekの卓上スタンディングデスクは、
健康的に作業・仕事をしたい方 にぴったりの良い商品です。
それでいて、30日間返金保証、送料無料なども安心材料。
会社であれば会議室などに置いておくなど、ちょっとした工夫をすることで、さらに活用の幅が広がるLoctekの卓上スタンディングデスク、一度検討してみてはいかがでしょうか?