動画配信に使えるような「高性能なマイク」を探しているけど、どれを選べばよいかわからない。
出来れば見た目も良くて、最高のマイクを使いたい!

そんなアナタに「Elgato マイク WAVE:3」をご紹介。
カーディオイドコンデンサーカプセルによって声を繊細にキャプチャしてくれることもあり、ノイズもなく、クリアな音声を入れることが出来る優れもの。
正直言ってストリーマーとして動画を配信するのであれば、間違いのない性能になっている。

そんな「Elgato マイク WAVE:3」のサンプルを提供して頂きましたので、レビューを紹介します。
実際に使い始めて数週間、クオリティの高いノイズ除去能力と、声を張り上げた時のボリューム調整能力などは、素晴らしいの一言。

マイク上部をタッチするだけでミュートに出来るところなども、配信者向け。
正直言って予算に余裕があるのであれば、こちらのマイクを選んでおけば間違いないでしょう。
Elgato マイク WAVE:3 開封の儀
それでは、「Elgato マイク WAVE:3」が届いたところから紹介します。
※サンプル品の提供のため、新品で購入される場合と中身が異なる場合があります。予めご了承ください。

こちらが「Elgato マイク WAVE:3」のパッケージです。
動画配信を始めた頃に「憧れ」のように感じていた「Elgato」さんの商品ということもあり、開封前からワクワクしてしまいます。


パッケージを外して、開封。
全て英語で書かれていますが取扱説明書がはいっていました。
取扱いに関する注意事項などが掲載されていますので一読しておきましょう。

ケースの中に入っていたもの。
- USB-C & USB-A 3.0 ケーブル
- 変換用マルチアダプター
USB-C & USB-A 3.0 ケーブルはパソコンと接続するために使用するもの。
変換用マルチアダプターはスタンドを外して、マイクアームを取り付けたい場合に使用します。

その下には「Elgato マイク WAVE:3」が、しっかりと固定された状態ではいっていました。
組み立ての必要もなく、そのまま使用できるのも嬉しいところです。

中に入っていたものを並べてみました。
- Wave:3
- USB-C ケーブル
- 卓上スタンド
- ブームアームアダプター
- クイックスタートガイド

変換用マルチアダプターです。

スタンドを外してアームを取り付けたい場合に使用するものになっており、私はコチラを使っていきます。

USB-C & USB-A 3.0 ケーブルは、「Elgato マイク WAVE:3」の背面より接続。

背面のインターフェースです。USB-Cと、ヘッドフォン出力。

「Elgato マイク WAVE:3」本体です。
実際に手にした時に感じたのは、「思っていたよりもコンパクトである+スタンドがずっしりとして安定感がある」ということ。
- サイズ:153 x 66 x 40 mm / 6.0 x 2.6 x 1.6 in
- 重量:マイク & U-マウント 280 g | ベース 305 g
金属製のUマウントは、かなり丈夫に出来ています。

正面から撮影。
ツヤ消し黒色を基調としたスチール製のグリルが美しい。
音の拡散が滑らかになるのはもちろん、保護力も高いのも特徴です。

Elgatoのシンボルマークは正面についています。
グリルの内側には、ノイズシールドが入っていて「破裂音」を防いでくれる。
なお、上部をタッチすることでマイク入力を解除することが出来ます。

正面にはLEDインジケータとマルチ機能ダイヤル。

マルチ機能ダイヤルでは、マイク入力レベル、ヘッドフォン出力レベル、ストリーム出力バランスを調整できます。

追加オプションでポップガードを用意すれば「破裂音ノイズ」を最大限防いでくれるだけでなく、つば等の物理的な汚れからも守ってくれますので、同時に用意されると良いでしょう。※こちらは後日用意しますので、また写真を追記します

ダイヤル強度も丁度良く、マイクの角度を理想の形で固定できます。

一部のマイクではコチラのダイヤル調整が難しく、勝手に動いてしまったりしますが、「Elgato マイク WAVE:3」はそんな心配は一切ありません。
「Elgato マイク WAVE:3」を使ってみた!
では、実際に「Elgato マイク WAVE:3」を使っていきます。

まず設定に関してですが、パソコンと接続するだけで即使用可能!
特にドライバーをインストールする必要がないのもいいですね。
現状私が使っているマイクも「超安価」なモデルではないので、性能の差については大きくは感じなかったものの、「大きく声をはりあげても調整してくれる」ところであったり、「クリアに声をひろってくれる性能」は、一級品。
個人的には、過去一のマイクになっています。
「大きく声をはりあげても調整してくれる」部分については、独自機能の「Clipguardテクノロジー」(以下、クリップガード)なるもので、声割れによるノイズをリアルタイムで防いでくれるのは配信者として嬉しい限り。
どんなに落ち着いて配信をしていても、喜怒哀楽は出てしまいますからねw
「クリアに声をひろってくれる性能」に関しては、高品質のままデジタル変換。普段から使っているマイクと比較すると「正確に声をキャッチ」している印象です。
POP FILTERを購入して装着!

後日、「POP FILTER」を購入してみましたので紹介していきます。

中に入っていたものは、簡単な取り付け方が書かれているクイックスタートガイドと、Elgato マイク WAVE:3専用の「POP FILTER」本体。




「POP FILTER」を使用することで、発声時に出てしまう息であったり、ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ等も聞き取りやすくなるとのこと。

もし「Elgato マイク WAVE:3」を購入されるのであればセットにされると良いと思います。
見た目もカッコよくなりますしねw

また、スタンドのまま使用しても良かったのですが、アームが余っていたので取り付けてみると、「簡易的なレコーディングスタジオ」のようになりました。

個人的にはアームとセットにされる方が、机からの振動を拾わなくなりますのでオススメですね。
- カプセル:17 mm エレクトレット
- 極性パターン:カーディオイド
- 解像度:24ビット
- サンプルレート:48 / 96 kHz
- 周波数応答:70 – 20000 Hz
- 感度:-25 dBFS (最小ゲイン) | 15 dBFS (最大ゲイン)
- 最大SPL:120 dB (Clipguard使用時140 dB )
- ダイナミックレンジ:95 dB (Clipguard使用時115 dB)

WAVE LINKについて

また、「Elgato マイク WAVE:3」を購入することで、WAVE LINKを使うことが出来るのも大きなメリットになる。

WAVE LINK ソフトウェアは、複数のストリーム(オーディオチャンネル)を一元管理できるオーディオミキサーソフトウェアのことで、各入力デイバスの音量を制御できる優れもの。
配信に流すゲーム音とは別に、自分のヘッドホンには「好きな曲」を流してプレイするなど、活用の用途は様々だ。

簡単に言えば、オーディオミキサーソフトそのもので、「単体でも欲しい」と思われる方も多いと思います。
まとめ

「Elgato マイク WAVE:3」を実際に使い始めて数週間。
こんなにもマイクの性能で「声の質」が変わるとは思っていませんでした。
WAVE LINKについては使い切れていないところがあるので、これからさらに使い続けて追記していきたいと思いますが、現段階においても最高峰のマイクであることは間違いありません。
なお、ちょっと贅沢な使い方かもしれませんが、オンライン会議であったりオンライン飲み会などのコミュニケーションにも最適です。