ソーラーパネルを使って半自動的に映像を撮影できるような、セキュリティカメラを探している。

そんなアナタに、TP-Linkが販売するTapo C460 KIT(4Kソーラー給電セキュリティカメラキット)のレビューを紹介します!

最初に結論まとめですが、自宅の敷地内に設置するセキュリティカメラとしては、非の打ち所がない製品となっていました。
ソーラー給電によるノンストップ撮影でメンテナンスはほぼフリー、4K Ultra HDによる細部まで鮮明な撮影、スマートAIによる検知と通知、スマホ接続による管理など、性能面はお墨付き。

それでいて、設置は工事不要で超簡単!
販売価格も抑えられていますので、コストパフォーマンスも高くなっています。
自宅の敷地内の安全管理の一環としてセキュリティカメラを設置したいと思っているなら、Tapo C460 KITは大変おすすめの製品です。
良いところ | 気になるところ |
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目次
4Kソーラー給電セキュリティカメラキット「Tapo C460 KIT」開封の儀
それでは、4Kソーラー給電セキュリティカメラキット「Tapo C460 KIT」が届いたところから紹介していきます。

こちらが4Kソーラー給電セキュリティカメラキット「Tapo C460 KIT」のパッケージ。

背面には主な機能がまとめられていました!
本製品は不審者の侵入や盗難を防止するものではありません。それに伴う被害について、販売元は責任を負いかねます。
主なスペック

主なスペックは以下の通り。
カメラ | イメージセンサー ・1/2.7”プログレッシブスキャンCMOS ※スターライトセンサー対応 レンズ ・焦点距離:3.17mm ・絞り:F1.65 ・視野角:134°(対角)/ 113°(水平)/ 59°(垂直) ナイトビジョン ・850nm IR LED×4(最長14.9m) ・カラーナイトビジョン ライト ・内蔵スポットライト×2 ・動体検知時、アプリで管理 インターフェース&ボタン ・電源ボタン×1 ・リセットボタン×1 ・microSDカードスロット×1(最大512GB/カードは別売り) |
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ソーラーパネル | 接続可能台数 ・カメラ1台につきソーラーパネル1台を接続可能 プラグ形状 ・Type-C |
ビデオ&音声 | 最大解像度 ・4K 8MP(3840×2160px) フレームレート ・15fps デジタルズーム ・18× ライブ視聴 ・対応 画像補正 ・3DNR ・WDR 音声入力&出力 ・内蔵マイク&スピーカー 音声通話 ・双方向通話 (ノイズキャンセリング搭載) サイレン音量 ・100dB(10cmの距離で測定した場合) ・80dB(100cmの距離で測定した場合) |
ストレージ | ローカルストレージ ・microSDカードスロット(最大512GB/ カードは別売り) クラウドストレージ ・Tapo Careクラウドストレージサービス(有償) |
検知&通知 | センサー ・シングルモーションセンサー(水平視野角:120°) ・シングル周囲光センサー AI検知 ・動体検知 ・人物検知 ・ペット検知 ・車両検知 アクティビティゾーン ・対応 通知 ・システム通知 ・スナップショット付き通知 (Tapo Care利用時) |
ネットワーク | ネットワーク接続 ・Wi-Fi Wi-Fiプロトコル ・IEEE 802.11b/g/n、2.4GHz Wi-Fi ・IEEE 802.11a/n、5GHz Wi-Fi |
セキュリティ | 128ビットSSL/TLSによるAES暗号化 WPA/WPA2-PSK |
電源 | 電源 ・10000mAhリチウムイオンバッテリー ・ソーラーパネル:Tapo A201 入力電圧 ・アダプター入力:100~240V、50/60Hz (電源アダプターは付属しません) 出力電圧 ・アダプター出力:5.0V、2.0A (電源アダプターは付属しません) ・ソーラーパネルの最大給電電圧:5.2V ・ソーラーパネルの最大給電電力:2.5W |
一般 | サードパーティー連携 ・Googleアシスタント、Amazon Alexa 耐候性 ・Tapo C460:IP66 ・Tapo A201:IP65 システム要件 ・Tapoアプリ:iOS 11.0以降、Android 5.0以降 設置方法 ・天井取り付け ・壁面取り付け 動作温度 ・-20℃~45℃ 保存温度 ・-20℃~60℃ 動作湿度 ・10%~90% RH, 結露を避けてください 保存湿度 ・0%~90% RH、結露を避けてください 充電温度 ・0-50℃ 認証 ・RoHS, VCCI, PSE, 技適 本体サイズ ・カメラ:64.8 × 114.6mm ・ソーラーパネル:173.4 × 120.4 × 15.7mm |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容

中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Tapo C460本体
- マグネット式台座
- Tapo A201 ソーラーパネル
- ベースカバー
- USBアダプターケーブル
- 延長ケーブル
- 取り付け用ネジ×6
- 取り付け用アンカー×6
- 防水シール×2
- ネジキャップ×2
- ケーブルホルダー
- 位置決めシール×2
- かんたん設定ガイド

USBアダプターケーブル。

ベースカバー。

マグネット式台座。

防水アタッチメント。

延長ケーブル。

ケーブルホルダー。

取り付け用ネジ×6、取り付け用アンカー×6。

かんたん設定ガイド。

クイックスタートガイド。

保証書。


位置決めシール×2。


その他。

そして、コチラがTapo A201 ソーラーパネル。
サイズは横17.3cm、縦12cm。
カメラ1台につきソーラーパネル1台が必要ですので、専用のソーラーパネルとなっています。


背面。
プラグ形状はType-Cです。

ソーラーパネル用の台座。

側面から見た様子。

底面。

Tapo A201 ソーラーパネルを取り付けてみた様子です。
Tapo C460本体の詳細

そしてコチラが、Tapo C460本体。
側面には、Tapoのロゴマークが入っています。

本体正面レンズ側。
イメージセンサーは、スターライトセンサーに対応した1/2.7”プログレッシブスキャンCMOS。
レンズは焦点距離:3.17mm、絞り:F1.65、視野角:134°(対角)/ 113°(水平)/ 59°(垂直)。
内蔵スポットライトが2つ付いています。

背面には1/4インチのネジ穴。

底面には、microSDカードスロット、リセットボタン、電源ボタン、給電用のMicroUSBポート、スピーカー、1/4ネジ穴を配置。
microSDカードは別売りです!

マグネット式台座と接続してみました。
近づけるだけでパチン!と強力にハマりますので、壁面に取り付けてあっても落下する心配は無用。
面倒な配線や頻繁なバッテリー交換等の手間が省けます。
なお、ソーラーパネルと組み合わせなくても使用できるモデルですので、室内で使用する場合にはUSBアダプターを用意しましょう。
4Kソーラー給電セキュリティカメラキット「Tapo C460 KIT」の使用感

それでは、4Kソーラー給電セキュリティカメラキット「Tapo C460 KIT」を使っていきます!
アプリは必須だが、優秀!

最初に行うのは専用アプリのインストールと、Tapo C460とのペアリング。
接続後にファームウェアのアップデートが求められたら、必ず行っておきましょう!

取り付け位置などの注意点は、アプリ上で教えてくれます。
コチラの指示に従って正しい取り付け位置、取り付け方法を決めていきましょう。

取り付け方も色々とありますが、今回は検証という事で室内(デスク上部)と、ベランダの二か所で試していきます。
外に設置するなら防水アタッチメントは必須!

外に設置する場合には、防水アタッチメントを装着する必要があります。
カメラの充電ポートにしっかりと差し込むことによって、雨などを防ぐことが可能です。

ゴムリングに関しても必要不可欠。
替えも入っていますので、必要に応じて交換するようにしましょう。

写真のようにしっかりとさし込むことで、雨が入ってこないようにできます。

延長ケーブルも同様になりますので、注意して接続しましょう。
ストレージ管理も柔軟

ストレージ管理については、microSDカードへのローカル保存と、Tapo Careサービスのクラウド保存に対応しています。

画質 | microSDの容量 | 録画時間(時間) |
---|---|---|
4MP(2K QHD: 2560 x 1440) | 8GB | 13 |
16GB | 26 | |
32GB | 52 | |
64GB | 104 | |
128GB | 208 | |
256GB | 416 | |
512GB | 832 | |
3MP(2K: 2304 x 1296) | 8GB | 16 |
16GB | 32 | |
32GB | 64 | |
64GB | 128 | |
128GB | 256 | |
256GB | 512 | |
512GB | 1024 | |
1080P(Full HD) | 8GB | 24 |
16GB | 48 | |
32GB | 96 | |
64GB | 192 | |
128GB | 384 | |
256GB | 768 | |
512GB | 1536 |
microSDカード (最大512GB)については別売りなので、上記撮影可能時間を目安にして別途用意しておきましょう!
無制限のTapo Careクラウドサービスを申し込めば、録画映像はクラウド上に30日間保存されます!
履歴を振り返りながら細かくチェックしたい方にはピッタリです。
撮影した映像は鮮明でシャープ!

実際にTapo C460を通して撮影された映像を確認してみると・・・驚くほど鮮明でシャープな映像になっていました。

※出典:公式サイト
- デジタルズーム:18×
- 大口径レンズ:F1.65
- 光学コーティング:12層
レンズの性能が良いのか、手元撮影を行っても十分な映像が撮影できましたし、室内や屋外の撮影に関しても人物の顔・植物の質感等の細かいディテールまで鮮明な映像を残せました。

手元撮影に関していえば、しっかりとテキストまで読めるレベルの映像を残せるというのは驚きです。

アプリ上からは、拡大縮小、写真の撮影、映像の撮影、音声通話、アラート、ライトなどを自由に操作。

※出典:公式サイト
ペットを飼われている方であれば、ペットカメラのような役割を担わせることも可能です。

※出典:公式サイト
もちろんですが、不審者が入ってきた場合には「ライトと警告音」によって、警告を発することもできる+証拠を残せます。※24時間録画

※出典:公式サイト
もっとも利用頻度が高くなりそうなのは、玄関付近に設置しておいて、不在時の訪問者の確認であったり、置き配の確認。
双方向通話で玄関前に置いておいてもらうといった使い方は、大変便利です。

スターライトセンサー&スポットライト内蔵によって、昼夜問わずクリアな映像がの残せるのも本デバイスの特徴。

※出典:公式サイト
夜間の暗がりでも陰になった部分も見逃しません。

デスク上部からライトを当てている様子を傍から撮影してみましたが、結構な明るさです。

続いて、ベランダで育てているガジュマルをTapo C460を使って撮影。

昨今の梅雨の影響なのか、元気がなくなってしまい・・・心配をしていたので、こうして見守れるのは有難い。
映像が綺麗なので、状態をしっかりと確認できるのも嬉しいところです!

※出典:公式サイト
庭全体はもちろんですが、ピンポイントでリアルタイムチェック、映像として残すという使い方も一つですね。

※出典:公式サイト
なお、毎日45分間直射日光に当てれば、カメラを1日中稼働させるために必要な電力を確保できることもあり、まさに太陽光でノンストップ給電が可能になっていたことも検証済。
バッテリー切れの心配なく長期間使用することが可能なのは、メンテナンスフリーで大変助かります。

なお、検知能力は非常に高いと感じました。
動体検知、人物検知、ペット検知、車両検知など、エリアも選びながら何かしらの動きがあった際に通知をさせることが可能です。

自宅に誰かが訪問した、車が自宅前に止まっていた・・・など、残しておきたい映像に最適な場所に設置すれば、必要な情報を的確に残すことが出来ます。
まとめ

※出典:公式サイト
ソーラーパネルを使って半自動的に映像を撮影できるようなセキュリティカメラを探しているなら、TP-Linkが販売するTapo C460 KIT(4Kソーラー給電セキュリティカメラキット)は大変おすすめの製品だと感じました!
- ソーラー給電によるノンストップ撮影
- メンテナンスフリー
- 4K Ultra HDによる撮影
- スマートAIによる検知と通知
- スマホ接続による管理
- 設置は工事不要
など、欲しい機能が揃っているというのが、実際に試してみた素直な感想です。
自宅の安全管理の一環としてセキュリティカメラを設置したいと思われているなら、間違いのない製品でしょう!

※出典:公式サイト
本記事にて紹介したTapo C460 KITの詳細は、販売サイトにて是非チェックしてみてください。
良いところ | 気になるところ |
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