可愛いキャラクターを描きたいけど、何から勉強したらよいか迷っている。
私自身、そんな悩みをずっと抱えながら「絵」を描いてきました・・・。
そんな私のところに、トモゼロ、東京メロンボーイのレビューに続き、今回はイラストレーター「モ誰」様の「カジュアルキャラクターを通してしっかり学ぶ基礎」を体験する機会をいただきましたので口コミレビューをご紹介!
多数のゲームイラスト、70万人を超えるフォロワーさんをもつ人気イラストレーターのモ誰様の講座ということで、じっくりと楽しませていただきながら、自身のレベルアップにつながるか?費用対効果は高い講座なのか?を正直にお伝えします。
何から勉強したらよいか迷っている。
そんなアナタにピッタリの内容の濃いオンライン講座になっていました。
4月28日(木) 18時~5月8日(日) の期間にて、
100日間だけ受講できる期間限定講座(一部対象外の講座あり)を、1万円の価格でご購入いただけるキャンペーンを実施中です!
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目次
モ誰 「カジュアルキャラクターを通してしっかり学ぶ基礎理論」について
まず最初にお伝えしておきたい事として、Colosoの講座は一度購入したら無期限視聴が可能になるサービスです。※一部をのぞく
何故最初にこんな話をしたか?と言いますと、別のオンライン講座に誘われて内容を確認してみると・・・なんと視聴期限が数週間しかなかったのです。
絵の勉強はもちろん、内容の濃い講座に関しては「何度も繰り返し見たい!」と思ってしまう自分からすると、視聴期限があるサービスは正直言って論外だと感じてしまったのですが、Colosoさんではそういった心配がありません。
それでいて販売価格は数万円なので、価格としても良心的。
絵を学ぶのに数万円?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、絵を習うためにオフライン講座に通う事を考えたら個人的には高コスパです。※動画の総時間は24時間以上あります
モ誰様の「カジュアルキャラクターを通してしっかり学ぶ基礎理論」の内容としては、「どうすれば皆さんが良い作品を作り、作業を効率的に進めることができるのか」を明確にしてくれる講座になっています。
- 空間の理解
- 透視図法の原理
- 透視図法のテクニック
- 基礎図形化
- 物の図形化
- 人体のデフォルメと図形化
- 乱反射の表現
- 様々な質感の表現
- 理論の応用
- 線画のテクニック
- 彩色のディテールアップ
- 最終イラストの完成
可愛いキャラクターを描きたいけど、何から勉強したらよいか迷っている私やアナタにとって、願ったりかなったりな内容です。
ちなみにモ誰さんは、韓国のイラスト業界で最も多くのフォロワーを抱えているイラストレーターさん。
ツイッターもやっていますので、画風を知りたい方はSNSをチェックしてみると良いかと思います。
- 本数:25本の映像
- 難易度:初級
- 無期限視聴
- 使用プログラム:Wacom Intuos・Adobe Photoshop CC
- オンラインVOD
- オーディオ:韓国語・字幕:日本語
- 講座特典:作品数:1点・PSDファイル5点
モ誰 「カジュアルキャラクターを通してしっかり学ぶ基礎理論」を受講してみた!
- 商業美術に対する理解と論理的な絵の企画法
- 絵を描くにあたって必要なコア理論 空間と透視図法の基礎固め
- 図形や物を描く過程で学ぶ 形態の基本に対する理解
- デフォルメした人体の図形化ドローイング実習
- 様々な光や色の活用およびカラーデフォルメの表現
- 理論の統合的思考をバランスよく適用する方法
といった内容を学んでいきますが、詳細は公式ページにてお確かめください。
さて、動画に関しては、購入後に専用のマイページから視聴することが出来るようになっています。
パソコンはもちろん、スマホやタブレットパソコンでも視聴可能ですので、隙間時間でも受講可能なのは嬉しいところ。
私は、ウォーキングマシンで歩きながら講座を受講させてもらったりもしたんですけど、これがオンライン講座の大きな利点。
オフラインだと講座開催場所まで出かけないといけないし、時間を拘束されてしまうと思いますが、それがないのです。
講座に関しては韓国語で進んでいきますので、耳で内容を把握するのは難しいんですけど、字幕がしっかりと付いてきます。※画像下の黒枠
あまり見せることが出来ないんですけど、ボードに書かれた韓国語に関しては「日本語で表示されるボード」が別途表示されるようになっていますので、こちらについても何の問題もありません。※画像右のグレー枠
講師が韓国の方だから言語の問題で「わかりにくい」かもしれない・・・と思われるかもしれませんが、上記のような理由から快適に講座は進められます。
ただ、翻訳に集中しているとペン先が追えなくなったりする場面もありましたので、このあたりは巻き戻しなどの機能を使ってカバーする必要があります。
字幕映画で翻訳に集中してしまうと内容が分からなくなる・・・と同じような現象ですが、巻き戻しが出来るのがポイントです。
カリキュラムの内容について
最初にお伝えしておきたいと思うのは、全ての内容が「絵を描いている様子」では無いということ。
全ての講座を受けると、1枚の絵が完成するカリキュラムになっており、各講座の前半戦は「講義」がはいっているようなイメージです。
講義→実践 講義→実践 の繰り返し。
例えば「商業的=他人を満足させること 芸術的=自分を満足させること」といった考え方をモ誰さんが語り、その考え方を絵に落とし込んでいくような流れですね。
「基礎=現実」であり、基礎をしっかりと知っているからこそ、正確に伝えられるものがある。
レッドオーシャンであるイラストレーターの世界だからこそ、一定水準以上の基礎を固めることが大切・・・といったような講座の冒頭に伝えられるのですが・・・、ぐさっとくる内容でした。
パースの概念をしっかりと覚えることが出来る!
私はインテリアデザインを専攻していた兼ね合いで、学生時代にはパースをたくさん描いてきました。
そんな私ですが・・・正直言って、こんなにもパースに対して理解が深まったことはなかったと言えるくらい、パースに対しての内容が充実しています。
モ誰さんの講座で、まさかパースを理解できるだなんて・・・正直思っていませんでした。
また、「パースがズレなければ、絵に大きなズレはない」ということも学べました。
あくまでも「絵」なので、完璧にパースに合わせる必要はないなど、目から鱗的な考え方も教えていただけます。
- 一/二/三点透視
- 四/五点、それ以上の透視図法
- 透視図法の測定方法(画角、寸法)
- 透視図法の技術
- 透視図法の実践への適用
建物だけじゃなく、顔、体、背景に関してもパースが活かせることが学べただけでも、この講座を受けた価値があったように思います。
カジュアルキャラクターの描き方
人体の図形化~図形化された人体を描く~図形から人体への講座は圧巻!
どうしても人を描くとバランスが崩れてしまうと悩んでいる人には是非見てもらいたい内容になっていました。
体を描くにもパースを使うことによって、ズレがなくなるという発想は自分にはありませんでした。
また、この辺りから線画の技術についても実践の中で解説。
線を太くしておいて、筆圧で調整するなど、モ誰さんが実際に絵を描いている様子を交えて学ぶことが出来るので、貴重そのもの。
基本的に最重要ポイントの顔から描いて、手前にあるものから描く。
書籍なども「当たり前」に書かれていることかもしれませんが、自分が憧れている方の手順を動いている映像で見るのは・・・格別です。
まとめ
現状、全ての講座の内容をチェックできたわけではないんですが・・・すでに「お値段以上」の価値を感じています。
3/4くらいの講座を一気に見切ってしまった所からも、良い講座としか言いようがありません!!※残りの1/4は、じっくりと拝見したいので後日感想を追加予定
特典としてついてきた講座内で描かれていたイラストのデータを見るだけでも感動ものでしたし、この講座内容をじっくりと頭で理解してから絵を描き始めると・・・手の動き方とか、描きたいものまで変わってくることに驚きます。
可愛いキャラクターを描きたいけど、何から勉強したらよいか迷っている。
そんなアナタに、モ誰さんの「カジュアルキャラクターを通してしっかり学ぶ基礎理論」は大変オススメの講座内容になっていました!
なお、モ誰さんが「どのようにSNSを伸ばしてきたか?」といった講座も含まれていたので、SNSが伸び悩んでいる方にもオススメですよ!
→Coloso「カジュアルキャラクターを通してしっかり学ぶ基礎理論」