ノートパソコンと一緒に持ち歩けるようなペンタブ(板タブ)を探している。
出来れば有線ではなく、Bluetooth接続で使えるペンタブがイイ!
そんなアナタにXPPenが販売する「Deco LWペンタブレット」のサンプルを提供していただいたのでレビューを紹介する。
実は私も小型のペンタブ(板タブ)を購入し、外出時の「ノートパソコンの相棒」として使っていたのですが・・・、「有線接続」がネックなのと、描き心地の悪さに悩んでいた最中だったので、今回のレビューは願ったりかなったり。
Deco LWペンタブレットは、Bluetooth v5.0チップを搭載した新世代のペンタブになっており、ケーブルを気にせずに創作活動を行える優れものということですが、果たして「使い心地」は良いのでしょうか?遅延はないのでしょうか?
実際にノートパソコンとセットにして持ち歩き、使ってみた感想をレビューしていきます。
XPPen「Deco LWペンタブレット」開封の儀
それでは、XPPen「Deco LWペンタブレット」が届いたところから紹介していきます。
こちらがXPPen「Deco LWペンタブレット」のパッケージ。
創作意欲を掻き立てられる、素敵なデザインになっています。
パッケージ裏。
製品の仕様が書かれています。
開封。
XPPen「Deco LWペンタブレット」が、しっかりと固定された状態にてご登場。
これなら配送中に故障してしまう心配も少ないですね。
ペンタブの下。
スタイラスペンも固定されています。
中に入っているものを並べて撮影してみました。
- ペンタブレット
- X3 Eliteスタイラスペン
- USB to USB-C アダプター
- USB to Micro USB アダプター
- ワイヤレスレシーバー
- USB ケーブル
- 替え芯抜き
- 10本 替え芯
- クイックガイド
- 保証書
クイックガイドや保証書。
左上にUSB to USB-C アダプター、USB to Micro USB アダプター。
右上に10本分の替え芯、左下にワイヤレスレシーバー、右下に替え芯抜き。
こちらはUSB ケーブル。
本体を充電する際や、有線接続をしたい場合に使用します。
X3 Eliteスタイラスペン。
沈み込みが0.6mmに減少されたということもあるのか、軽いタッチで描くことが可能です。
8,192段階の筆圧検知、60°の傾き検知機能も付いていますので、描き心地はお墨付き。
バッテリーフリーペンなので、充電切れになってしまい、直ぐに絵を描くことが出来ないという状態もありません。
そしてXPPen「Deco LWペンタブレット」本体です。
鮮やかな4色のカラーを厳選したということで、ブラック・ブルー・グリーン・ピンクがありましたが、今回はグリーンモデルを送っていただきました。
グリーンモデル、かなりオススメの色合いになっています。
サイズは315 x 187 x 8.8 mmで、作業エリアは254X152.4mm。
本体サイズはA4サイズくらいの大きさという感じです。
側面は360°ラバーで保護。
丸みを帯びたエッジになっており、持ち運びやすいのも特徴です。
ショートカットキーは8個。
キーボードの代わりに使用・設定出来るものなので、コンパクト設計でありながらも8個も付いているのは有難い。
なお、リチウム電池(1000mAh/3.7V)を搭載していることもありまして、フル充電で10時間以上も使用可能となります。
そして、スタイラスペン「X3 Elite」。
筆圧レベル8192×傾き検知機能60°で、読取の高さは10mm。
持ってみた感じとしては、非常に軽くて使いやすい。
X3スマートチップを搭載したペンに進化したことで、電磁信号を正確に処理してデジタルデータに変換 IAF( initial activation force)してくれます。
搭載ポートはUSB-C。
充電はもちろん、パソコンへの接続用に使用します。
電源のON/OFFは、右側のボタン一つで行う形です。
XPPen「Deco LWペンタブレット」の使用感
では、Deco LWペンタブレットを使っていきます。
セットするのはWindowsノートパソコンで、使用するソフトはCLIP STUDIO PAINT。
普段は液タブを使っているんですが、別拠点・外で絵を描くために「Deco LWペンタブレット」を使っていきます。
結論、「最高」です。
こんなにも板タブって使いやすかったっけ・・・?と、普通に感じてしまったくらい感動しました。
有線接続だと、どうしてもケーブルの取り回しが大変になりますが、ケーブルを接続する必要がないだけでも・・・快適そのもの。
じゃあ、無線になった分「遅延」が結構あるのでは?と思っていたのですが、全く問題なし。
Bluetooth5.0での接続はもちろん、USBレシーバーでの接続も可能になっていますが、どちらも遅延を感じません。
もし充電が切れてしまった場合には、有線で接続出来るというのも安心です。
描き心地
描き心地に関しては、素晴らしいの一言。
ケント紙に描いているような、ちょっとザラツキを感じるので、もともとはアナログ派な自分からすると、描きやすい。
やはり、筆圧レベル8192×傾き検知機能60°は伊達じゃない。
液タブに慣れていましたので、最初は手元を見ずに描くことに抵抗がありましたが・・・、ちょっとしたら慣れましたw。
別拠点・外出用にと思っていたのに、今はリビングで普通に使っています。
収納性・携帯性は抜群
収納性・携帯性に関しては、抜群です。
途中で紹介した通りA4サイズの紙と同じくらいの板タブなので、ちょっとした隙間にしまっておけますし、カバンの中にもスルッと入る。
でも、板タブが傷ついてしまうのは嫌だ・・・と言う場合には、コチラのケースを検討してみてください。
XP-PEN 保護ケース「ACJ09」。※サンプルを提供していただきました
サイズは380 x 245 x 20 mmとなっており、ペンタブや周辺機器を入れることが出来るサイズです。
色あせにくく、シワになりにくいポリエステルカチオン素材で出来ており、耐摩耗性・防水能力に優れています。
裏面。
ポケットがないのが残念なところではありましたが、品質は上々。
内側の裏地は、柔らかいフワフワの生地になっており、機器を傷つけません。
するっと入れておけば、大切な板タブを守ってくれること間違いなしの専用ケース。
カバンの中に板タブを直接入れると故障の原因にもなるので、出来る事ならセットにして持ち歩きたいですね!
まとめ
Deco LWペンタブレットを使い始めて数日。
既に私は虜になっています。
無線で使用できる板タブは・・・、心を揺さぶられる「最高のガジェット」になりましたね。
スターバックスで知り合ったイラストレーターさんが、いつも板タブで描いていたのですが・・・その理由が今回のレビューによってわかりました。
そんなDeco LWペンタブレットの詳細は、販売ページをお確かめください。
引き続き使っていきながら使用感を追記させていただきます。