周囲の雑音を軽減できる「ノイズキャンセリング機能」を搭載した、ハイレゾ対応のヘッドホンを探している。
そんなアナタにAnkerが販売する「Soundcore Space Q45」を紹介したい。
Ankerの独自技術「ウルトラノイズキャンセリング2.0」によって周囲の雑音を打ち消してくれるのはもちろん、ボーカルの息遣いまでも感じとれてしまうハイレゾに対応。
それでいて販売価格が抑えられており、性能とコスパのバランスが非常に優れたヘッドホンとなっている。
そんな「Soundcore Space Q45」のサンプルを提供していただいたのでレビューをご紹介。
高額なヘッドホンと比較しても見劣りしない音質・ノイズキャンセリングの性能でありながらも、この販売価格・・・。
やはりAnkerさんは、別次元の進化を遂げているようです。
目次
Anker「Soundcore Space Q45」開封の儀と仕様の確認
それでは、「Soundcore Space Q45」が届いたところから紹介していきます。
こちらが「Soundcore Space Q45」のパッケージ。
Ankerらしい「美しいデザイン」になっていますので、ギフトにしても喜ばれそう。
パッケージにもハイレゾ対応のマークが入っています。
ちなみにハイレゾとは「ハイレゾリューション」の略で、周波数が96kHz&量子化数が24bit以上の高解像度の音源のこと。
簡単に表現するなら「CDよりも音の情報量が多く」なるもので、ボーカルの息遣いまで楽しめてしまうのですが、当然のことながらハイレゾ音源およびハイレゾ音源を楽しめる再生プレーヤーも必要となります。
開封してみると、Soundcore Space Q45を入れておける専用のケースが登場しました。
中に入っていたものを並べて撮影。
- Soundcore Space Q45
- Soundcore Space Q45専用ケース
- USB-C & USB-Aケーブル
- 3.5mm AUXケーブル
- クイックスタートガイド
- 安全マニュアル
- 最大24ヶ月保証
USB-C & USB-Aケーブルと3.5mm AUXケーブル。
そして、Soundcore Space Q45本体。※製品型番A3040011 (ブラック)
外側には、AnkerのオーディオブランドとなるSoundcore (サウンドコア)のロゴマークがビシッと入っています。
光が当たるとキラリと光るのが・・・かっこいい。
こちらがSoundcore Space Q45の全体デザイン。
マットなコーティング素材を採用しているという事で、全体的にクオリティが高く、高級感があります。
アルミニウム合金のヒンジ、低反発クッションなど、細部にまで「こだわっているヘッドホン」なので、ファッションの一部としても使えそうです。
ヘッドバンドは柔らかく、頭に吸い付くような設計になっていますので、長時間の装着も問題なし。
柔軟でしなるヘッドバンドは、付けていることを忘れてしまいます。
もちろんですが、頭の大きさに合わせられるように、片側約3cmずつ調整することが可能。
低反発クッションのイヤーパッドは、柔らかな質感と抜群のフィット感を楽しめます。
左側には、USB Type-Cポート、電源ボタン、LEDランプ、ノイズキャンセリングボタンを配置。
通信方式はBluetooth 5.3となっており、接続は安定します。
- 最大65時間 (通常再生時)
- 最大50時間 (ノイズキャンセリングモード使用時)
- 最大45時間 (LDAC使用時)
- 最大37時間 (LDAC使用かつノイズキャンセリングモード使用時)
2時間の再生に必要な充電時間は5分というのも、嬉しい設計ですね。
右側には音量調整、再生ボタン、3.5mm AUX端子が配置されています。
ボタンの操作次第で着信に応答したり、音声アシスタントを起動させたりもできますので、この辺りは取扱説明書を読んでおきましょう。
Anker「Soundcore Space Q45」の使用感
それでは、「Soundcore Space Q45」を使っていきたいと思います。
フィット感
まずはフィット感から。
柔軟でしなるヘッドバンド×低反発クッションは、「長時間の使用にも向いているのか?」を検証するために朝から晩まで装着してみましたが・・・快適そのもの。
低反発クッションを使用したイヤーカップは、耳を押しつぶすことなく心地よい。
ちなみに、こちらの低反発クッションの厚みは約2cm。
ヘッドホンをしていて耳が痛くなった経験がある方は、ぜひ試してもらいたい柔らかさになっています。
ノイズキャンセリング機能
ウルトラノイズキャンセリング 2.0は、周囲の雑音を確かに除去してくれます。
自宅での作業が多い私のような人からすると、周囲の音を「かき消してくれる」ノイズキャンセリングは必要不可欠。
かれこれ何年もノイズキャンセリングイヤホン、ヘッドホンを色々と使ってきましたけど、その中でも「Soundcore Space Q45」はトップクラスの効果を感じます。
ノイズキャンセリングが強めに働きすぎたのか、自宅に荷物が届いたことにも気が付かなかったくらいなので・・・使用する場所とタイミングには注意も必要です。
もちろん、外音取り込みモードに切り替えれば「周囲の音」もちゃんと聞こえるようにはなるので、移動中にも活躍してくれるヘッドホンだと思います。
専用ケースが便利
持ち運びに関しては、専用ケースが役に立ちます。
表面が若干傷つきやすいので、カバンの中に入れておくのは正直言って怖いですが・・・ヘッドホンはしっかりと守ってくれるので安心です。
細かいところですが、ストラップが付いていますので、すっとカバンから取り出せるのも嬉しいところ。
出張する際には必ず「ヘッドホン」をしている私からすると、こういった携帯性に優れた専用ケースが付いているのは有難いの一言。
やっぱり「袋タイプ」ではヘッドホンを守ってくれないので、移動中にも使用される方は、専用のケースが付いたヘッドホンを選びましょう。
音質×Soundcoreアプリ
音質に関しては、満足の一言。
低音から高音までをバランスよく奏でてくれるのはもちろんのこと、遅延もありません。
二層振動板ドライバーにより、繊細な音を楽しめるという事だったのですが、納得の音質です。
ちょっと低音をきかせたいな・・・と思ったら、Soundcoreアプリを使用して「自分好み」に調整することも出来ます。
プリセットから選ぶのもよいですし、カスタムするのもオススメ。
私だったら低音がドスドスと響くような音が好きなので、低音を調整してみると・・・求める音にたどり着けました。
カスタマイズ性が高いのは有難いですね。
もちろん、高音質コーデックLDAC対応によりワイヤレス接続でもハイレゾ音源の再生が可能となっているヘッドホンになりますので、音にとことん「こだわりたい」方にもピッタリ。
ハイレゾ音源を試しに聴いてみたりしましたが・・・臨場感がありすぎて、ゾクゾクとしましたw
※ノイズキャンセリング機能を設定することにより多少音質が変わったりもしますが、納得できる性能だと思います。
通話
電話がかかってきた際には、内蔵のマイクによってハンズフリーによる会話が可能です。
私は通話に使用することは「ほとんど」ありませんが、試しにオンライン会議で使用してみたところ・・・全く問題なく使うことが出来ました。
AIノイズリダクション機能を搭載したマイクが周囲の雑音を除去し、通話相手に自分の音声を「大きくクリアに伝えてくれる」という事なので、在宅勤務の方にもオススメだと思います。
まとめ
周囲の雑音を軽減できる「ノイズキャンセリング機能」を搭載した、ハイレゾ対応のヘッドホンを探しているのであれば、「Soundcore Space Q45」は大変オススメのヘッドホンだと感じました。
高価格帯のヘッドホンと、性能面で見たときに大きな差がなくなってきましたね・・・。
この性能で、この価格。
コスパの高い、クオリティの高いヘッドホンを探しているのであれば、Anker「Soundcore Space Q45」は間違いないと思います!