ゲーム実況、配信に便利な機材として有名な『Stream Deck(ストリームデック)』というデバイスをご存じでしょうか?
動画配信はもちろん、パソコン作業の効率化にも使えるStream Deckシリーズと出会い、気が付けばマストアイテムになっている私ですが、そんなElgatoさんが新デバイスを発表されました。
そのデバイスこそ、Stream Deck +。
旧製品Stream Deck MK.2(写真右)と比較すると、タッチ対応のディスプレイとダイヤルが追加され、さらに作業効率が上げらえれそうな雰囲気が漂っています。
今回、そんなStream Deck +のサンプルをお借りすることが出来たので、実際に使ってみた感想を詳しくご紹介します。
Stream Deck MK.2を持っているけど買い替えた方が良い?比較してみたらどうだった?など、焦点を絞ってまとめましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
良いところ | 気になるところ |
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目次
Elgato Stream Deck + 開封の儀
というわけで、Stream Deck +が届いたところから紹介していきます。
こちらはサンプル品になりますので、実際に届けられるモノと内容が異なることがあります。予めご了承ください。
こちらがStream Deck +のパッケージ。
開封前からワクワクが止まりません・・・。
パッケージ裏。
品薄状態が続いているというStream Deck +、早速開封していきましょう!
パッケージ内容・同梱物
中に入っていたものを並べて撮影。
- Stream Deck +本体
- USB-C to USB-A ケーブル
- クイックスタートガイド
とてもシンプルな内容です。
Elgato Stream Deck +本体の詳細
こちらがElgato Stream Deck +本体。
サイズは140mm x 138mm x 110 mmとなっており、重さは465g。
ボディは指紋が付きにくいプラスチック製。
ボタン、LCDタッチパネル、マルチ機能ダイヤルがあるからでしょうか、高級感が半端ないです。
情報を簡単にまとめておくと、カスタム可能なLCDキーボタンが8つ、LCDタッチパネル、マルチ機能ダイヤルが4個並んでいます。
上部から撮影。
デスク座った時に見やすくなるように、角度が付いています。
この角度は、Stream Deck MK.2と同じ角度になっています。
比較してみると、一目瞭然です。
左側面から撮影。
Stream Deck MK.2は台座が外れるようになっていますが、Stream Deck +は固定式。
右側面。
背面。
インターフェースにはUSB 2.0のType-Cポートが一つ付いており、こちらからパソコンと接続します。
なお、底面は全面ゴムで滑りません。
背面、別角度。
Elgatoのロゴマークが入っています。
8個のカスタム可能なLCDキーの押し心地は、Stream Deck MK.2とまったく同じ。
ボタンの間隔が少し広くなっていますので、押し間違いが起こりにくいのかもしれません。
中心部分のLCDタッチパネルのサイズは横108mm x 縦14mm。
マルチ機能ダイヤルに設定した情報を表示してくれるし、別ページに移動する際にボタンを利用しなくても、スワイプで出来るようになります。
マルチ機能ダイヤルは金属で出来ていて、高級感があります。
プッシュ機能付きで、4つの360°エンコーダが可能です。
ボリュームの上げ下げなど、スピーディーに、細かく設定することが出来るようになりました。
情報自体はパネルに表示してくれるので、微調整も簡単です。
Elgato Stream Deck +の使用感
それでは、Stream Deck +を使ってみたいと思います。
普段からStream Deck MK.2を使っていることもありまして、ソフトウェア「Stream Deck」のインストールは終わっていました。
現時点での設定を引き継ぐことも出来たので、そのまま設定を完了に。
すると、Stream Deck +が立ち上がり、直ぐに使える状態になりました。
基本的なStream Deckの使い方については以下の記事でまとめていますので、本記事ではStream Deck +の機能をみていきたいと思います。
8個のカスタム可能なLCDキー
8個のカスタム可能なLCDキーについては、変わらず便利。
よく使う機能を設定しておくことで、サクッと効率化を図れます。
Stream Deck MK.2では15個のボタンがあったので、ボタンの数が少なくなってしまったのは少し残念ではありますが、フォルダをしっかりと整理しておけば問題なし。
ブログ更新用のフォルダ、SNS投稿用のフォルダなど、よく使う機能をまとめましょう。
なお、スマートプロファイルを使用すれば、アプリを起動すると自動的にアクションレイアウトを切り替えてくれるのも便利です。
マルチ機能ダイヤルがめっちゃ便利!
マルチ機能ダイヤルに関しては、めちゃめちゃ便利。
私は普段から動画編集に左手デバイスを使っていて、1秒進みたい、戻りたいなどのタイムラインの移動などで使っているんですが、ダイヤルはあるとないとでは効率が格段に違います。
こちらは良く使う機能の一部を設定してみたプロファイル画面ですが、実際に動画編集で使ってみると大変便利。
動画編集に使っている左手デバイスはディスプレイが付いていない分、Stream Deck +の方が使いやすいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
後日配信で使ってみたら、やはり便利だった!
ディスコードの音量、ゲームの音量などをマルチ機能ダイヤルに設定してみたのですが、かなり便利に使えました。
Stream Deck MK.2でもボタンを使って調整は出来てはいたんですが、やはりダイヤルの方が快適ですね。
また、押し込みでミュートにも出来るし、パソコン画面を見ずにサクッと調整できるのは有難かったです。
LCDタッチパネルはスワイプが便利!
Stream Deck MK.2では、ボタンを使って別ページへ進んでいたのですが、
Stream Deck +はスワイプでそれが出来てしまいます。
ちょっとしたことのように感じるかもしれませんが、ボタンに別ページに進むボタンを設定する必要もないし、スマートで便利です。
また、現在の情報が表示されているのが秀逸。
配信をやっていたりするとマイクのボリューム調整を度々するのですが、設定情報を見ながらサクッと設定できるのはありがたいです。
Stream Deck +とStream Deck MK.2を比較
Stream Deck +とElgato Stream Deckを比較し、どっちが良いか?を個人的に判定するなら・・・Stream Deck +がオススメ。
大きさの割にボタンの数が少ないので、最初はどうかなー?と思っていましたが、やはりLCDタッチパネルとダイヤルが付いているのは便利です。
動画配信はもちろんですが、動画編集のようにダイヤルが使った方が効率が間違いなくアップするような使用用途があるのであれば、間違いなくStream Deck +を選んだ方が良いと思います。
ただ、Stream Deck MK.2を平置きで使ってきた人は、使いにくさを感じる事があるかもしれませんので、ここについてはご注意ください。
Stream Deck MK.2はスタンドを取り外すとキーボードと同じ高さになってくれたりして・・・意外と便利なんですよね。
甲乙つけがたい。
まとめ
Stream Deck +を触ってみた感想と簡潔にまとめると、素晴らしいガジェットでした。
神ガジェットが、さらに上の神ガジェットになっていくのを感じちゃいましたね。
お試しできる期間が短かったので細かい部分まで使い倒せなかったのが残念ですが、すでに買い替えの際にはStream Deck +と決めててしまっているくらい・・・使い勝手は抜群でございました!
タッチパネルとダイヤルが付いたStream Deck +。
詳細は販売ページをお確かめください。