動画配信者向けにオススメのガジェットはありませんか？
出来れば効率化を図れるだけではなく、インテリアもカッコ良くなるようなデバイスを求めています。
そんなアナタに、Elgatoのショートカットデバイス「Stream Deck MK.2（ストリームデック）」を紹介します。
ショートカットキー等をボタン一つで実行できる効率化ガジェットは、一度使い始めたら病みつき。
実は旧商品を長く使用していたこともありまして、使用期間はかれこれトータルで約1年くらいになります。
そんなストリームデックシリーズの最新モデル、「Stream Deck MK.2」のサンプルを提供して頂いたのでレビューをご紹介！
旧モデルから変わったところや、ボタン数の違いや選び方、設定方法についても解説したいと思います。
目次
Elgato Stream Deck MK.2 開封の儀
では、Elgato Stream Deck MK.2が届いたところから紹介します。
こちらがElgato Stream Deck MK.2のパッケージです。
Elgato Stream Deck MK.2は、配信者にとって憧れのガジェット…。
パッケージを見るだけでテンションが上がってしまいます。
※2021年10月22日から国内での取り扱いを開始
パッケージを開封してみました。
しっかりと固定されていますので、配送中の故障は少ないでしょう。
中に入っていたものを並べて撮影。同梱物は以下の通りです。
- Stream Deck
- 卓上スタンド
- USB-C to USB-A ケーブル
- クイックスタートガイド
接続用のUSB-C to USB-A ケーブル。
クイックスタートガイド。
イラスト付きの英語表記ですが、注釈として日本語が記載されています。
そして、Elgato Stream Deck MK.2本体です。
サイズは118 x 84 x 25 mm / 4.6 x 3.3 x 1.0 in. (スタンドを含まない)となっており、重さは145 g (スタンドなし) / 270 g (スタンドあり)。
カスタム可能な15個のLCDキーが付いていますが、かなりコンパクトな設計になっています。
※旧モデルはLCDボタンが6個、15個、32個の3種類がありましたが、Mk.2は15個のみ
斜め横から撮影。
こちらはスタンドが付いている状態です。
LCDボタンは「ペコペコ」とした押し心地で、触っていて気持ちが良い。
こちらがスタンドを取り外した状態です。
Elgato Stream Deck MK.2本体は分離するようになっていますので、「平面置き」をしたい方は、このまま使いましょう。
パソコンとの接続は、こちらからつなぎます。
背面に取り付けるスタンドです。
ガッチリ固定されるわけではなく、乗せるだけのようなスタンドですが安定感があります。
横から撮影。
底面は滑り止めシートがついていますので、滑らないようになっています。
Elgato Stream Deck MK.2を使ってみます！
では、Elgato Stream Deck MK.2を使っていきます。
接続に関しては、付属のケーブルを使用して、背面のUSB-C端子とパソコンとつなげるのみ。
あとは、Stream Deckの専用ソフトを公式サイトからダウンロードしてインストールします。
Stream Deck Mk.2を選択することをお忘れなく。
Stream Deck Mk.2のソフトウェアからショートカットを割り当てる
では、Stream Deck Mk.2のソフトウェアを使用して、ショートカットを割り当てていきます。
こちらがソフトウェアのインターフェース。※すでに5つのショートカットキーを設定済
ショートカットの割り当てに関しては、シンプル。
右側にあるアクションエリアから左にあるキーエリアにドラッグ＆ドロップをするだけで設定することが出来ます。
各ショートカットキーに対して、細かい設定をする場合には上記手順となる。
①アクションエリアから必要なアクションをドラッグ＆ドロップし、②のエリアで詳細を設定する形ですね。
例えば、指定したWebサイトを開きたい場合、アクションエリアから「Webサイト」を選択してキーエリアにドラッグ＆ドロップし、②にサイト名、URLを指定する。※例として「働くMONOブログ」へのリンクを設定しています
そして、アイコンを設定したら完了です。
このままでも良いのですが、ビジュアルからもわかりやすくした方が使い勝手が良くなります。
②エリアのアイコンの右上をクリックすると変更メニューが出てきますので、変更していきましょう。
ファイルから選択の場合には、自分の好きなように変更することが出来ます。
コチラでは働くMONOブログのアイコンをいれておきましたが、これで押し間違えることがありません。
新規アイコンを作成では、専用サイトにて自由にアイコンを作ることが出来ます。
ちょっと面倒だな・・・と思われるようでしたら、Stream Deckアイコンライブラリから選ぶのも良いでしょう。
ちょっとアイコンのセンスが違うな・・・と感じたりしたら、こちらをクリック。
専用ページにて、アイコンはもちろん、プラグインなどもダウンロードできるようになっています。
私はこちらのアイコンページから、Legionを選択してインストール。
すると、こんなにも可愛いアイコンを選べるようになりました。
他にも、インターネット上にElgato Stream Deck MK.2用のアイコンを無料で配布している方もいるみたいなので、もしよかったら探してみてください。
試しにTwitterのアイコンを設定してみましたが、こんな感じに出来ました。
なお、全ボタンに1枚の画像をいれる…なんてオシャレなことも可能です。
専用サイトで分割された画像を作成・ダウンロードすることが出来ますから、興味のある人はやってみてください。
オススメのアクションメニューとしては、システムの「ホットキーの切り替え」。
上の設定の場合、一回LCDキーを押したらコピー、二回目にLCDキーを押したらペーストという設定になります。
他にはシステムの「ホットキー」。
こちらはCtrl+Aを設定した状態ですが、このあたりは普段から「よく使用するキー」を設定するとよさそうです。
システム「開く」では、好きなプログラムを開くことが出来ます。
よく使用するプログラムを登録しておくだけでも、快適に使用することが出来るでしょう。
システム「テキスト」では、上記のように設定しておくことで・・・
押すたびに、指定した文字を入力できるようになります。
私の場合はメールの返信に良く使う「文章」を長文で入れておいて効率化できるわけです。
お世話になっております。
株式会社○○ △△です。お忙しいところ恐縮ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
こんな文章をいれておくと、返信が早くなります。
Stream Deck「タイマー」を設定するのもオススメです。
私はポドロモードタイマー（25分集中、5分休憩の繰り返し）で作業をすることが多いので、こちらの両方をセットしておくことで便利に使えています。
カップラーメンをよく食べるなら、3分設定もありですｗ
あと、かなり便利なのがStream Deck「マルチアクション」。
写真は「Webサイト」を５つ開くというアクションをまとめたものになり、1回ボタンを押すだけで５つのサイトが立ち上がります。
皆さんもパソコンを立ち上げたら必ず開くページがあったりすると思いますが、こちらに設定しておくことで1アクションで全自動化。
私の場合は「動画編集で使うページ」などでまとめてあったりします。
もちろん、ツイッターを開く→定型文をペースト・・・みたいなことも出来ちゃいますので、使い方は無限大です。
動画配信ならVoicemodとの連携が面白い！
声を簡単に変えてくれるVoicemodとの連携は、動画配信者にとってかなりオススメの組み合わせ。
動画配信中に声を変える場合「Voicemod」の画面を立ち上げて変更をしないといけないのですが、Elgato Stream Deck MK.2にボタンとして用意することが出来るのです。
これはかなり便利！
Voicemodに用意してある効果音なども登録することが出来ますから、動画配信を盛り上げることにも活用できますよ！
ショートカットキー画面は増やすことが出来る
なお、ショートカットキーがいっぱいになったら、ページを増やすことが出来ます。
矢印を用意しておくことで、Elgato Stream Deck MK.2本体からも画面を移動することが可能です。
また、フォルダを作成することで上記のような使い方も可能です。
私は「仕事用」「配信用」「ブログ用」といったフォルダを用意して使っています。
このあたりは使っていきながら何度も調整していくことで、最適解が見つかることでしょう。
プログラムごとに立ち上がる画面も設定できる
こちらから「新規プロファイル」もしくは「プロファイルを編集」を選択し、
右側のアプリケーションから「OBS Studio」を選択することによって、OBSを立ち上げた時に開く画面を設定することが出来ました。
別ソフトを立ち上げた瞬間にボタンを切り替えたい場合には、コチラを設定してください。
Stream Deckシリーズはどれを選ぶのがよい？
私は今回紹介している「Elgato Stream Deck MK.2」の前に、Elgato Stream Deck Miniを使っていました。
6個のボタンで、同じ機能をもっている製品だと思ってもらえれば良いと思いますが、こちらと比較した場合に「どちらを選ぶか？」について紹介しておきます。
結論、予算に余裕があるのであれば「Elgato Stream Deck MK.2」を選びます。
ページを増やしたりすることは出来ますけど、やはり1画面に使いたいボタンが表示されている方が楽だからです。
一応私がElgato Stream Deck Miniを使っている時は、こんな感じで使っていました。
良く使う機能を各フォルダに分けておいて、作業に合わせて開いて使うイメージ。
これでも十分な効率化になっていたんですけど、やはり15個のボタンがあるのとは違います。
まとめ
Elgato Stream Deck MK.2を実際に使ってみて数週間。
既に無くてはならないガジェットになっています。
動画配信中はもちろんのこと、イラスト制作中、デザイン、オフィス系作業においても最高の使い心地！
ショートカットキーをカスタマイズしていく度に見つかる最適解に、驚きと感動を覚えます。
使い方次第で無限の可能性を秘めている「Elgato Stream Deck MK.2」、最高にオススメのガジェットです。
今回は以上です！WAKO（@kinoubi_d）でございました！
