この数年、ルーターを買い替えてないけど、最新のルーターに買い替えたらインターネットの回線速度はアップするのでしょうか?
そんな疑問を持つアナタに、TP-LinkのWi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」を試してみた感想をレビューする。
Wi-Fi 6E規格にiPhone15 Proシリーズが対応したことによって、盛り上がりを見せるルーター市場。
本機は当然のことながら、Wi-Fi 6Eに対応済だ。
最大通信速度も、6GHz帯と5GHz帯が2402Mbps、2.4GHz帯が574Mbpsという事で、期待できる速度もバッチリ。
今回の記事では、そんなWi-Fi 6Eに対応する「スマートフォン」を実際にテスト機として用意し、パフォーマンスをチェックした様子をまとめていきます。
良いところ | 気になるところ |
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目次
Wi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」開封の儀
それでは、Wi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」が届いたところから紹介していきます。
こちらがWi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」のパッケージ。
背面。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
本体サイズ | 189.0 × 200.0 × 59.0mm |
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本体重量 | 580g |
接続台数 | 最大100台 |
規格 | IEEE 802.11ax(6GHz) IEEE 802.11ax/ac/n/a(5GH) IEEE 802.11ax/n/b/g(2.4GHz) |
Wi-Fi速度 | [Wi-Fi速度]AXE5400 6GHz:2402Mbps(802.11ax) 5GHz:2402Mbps(802.11ax) 2.4GHz:574Mbps(802.11ax) |
Wi-Fi性能 | トライバンド:最適なパフォーマンスを得るためにデバイスを異なる帯域へ割り当てます OFDMA:複数のWi-Fi 6対応クライアントと同時に通信します エアタイムフェアネス:帯域の過度な占有を制限することによりネットワーク効率を向上させます DFS:電波干渉の少ないDFS帯を利用できます 6ストリーム:デバイスをより多くの帯域幅に接続させます |
有線ポート | 2.5Gbps WAN/LANポート×1 ギガビットWAN/LANポート×1 ギガビットLANポート×3 |
プロトコル | IPv4 IPv6 |
ビームフォーミング機能 | ビームフォーミング機能あり |
Wi-Fi受信感度 | 2.4 GHz: 11ax HE20 MCS0: -95 dBm, 11ax HE20 MCS11: -63 dBm 11ax HE40 MCS0: -92 dBm, 11ax HE40 MCS11: -61 dBm5 GHz: 11ax HE20 MCS0: -94 dBm, 11ax HE20 MCS11: -64 dBm 11ax HE40 MCS0: -92 dBm, 11ax HE40 MCS11: -61 dBm 11ax HE80 MCS0: -88 dBm, 11ax HE80 MCS11: -58 dBm 11ax HE160 MCS0: -86 dBm, 11ax HE160 MCS11: -56 dBm6 GHz: 11ax HE20 MCS0: -95 dBm, 11ax HE20 MCS11: -64 dBm 11ax HE40 MCS0: -92 dBm, 11ax HE40 MCS11: -62 dBm 11ax HE80 MCS0: -89 dBm, 11ax HE80 MCS11: -60 dBm 11ax HE160 MCS0: -87 dBm, 11ax HE160 MCS11: -58 dBm |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Archer AXE5400本体
- スタンド
- 電源アダプター
- LANケーブル
- かんたん設定ガイドなど
かんたん設定ガイドなど。
電源アダプター。
LANケーブル。
本体下部に接続するためのスタンド。
こちらを取り付けることによって、「Archer AXE5400」の縦置きが可能になります。
Wi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」本体の詳細
そして、Wi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」本体。
サイズは横189mm × 200mm縦 × 奥行59mmとなっており、カラーはブラックで統一されています。
本体右上には、TP-LinkのロゴとWi-Fi 6E対応であることをデザイン。
まだまだWi-Fi6E対応デバイスが少ないとは思いますが、先を見据えてWi-Fi6E対応デバイス用に切り替えていくのも良いかと思います。
状態を示すインジケーターランプ部分。
- 電源ランプ
- 2.4GHzランプ
- 5GHzランプ
- 6GHzランプ
- インターネットランプ
- LAN
- WPS
背面。
設置に関しては、縦置きと壁掛けに対応しています。
途中で紹介したスタンドを使用すれば平置きも可能になりますから、お好みで設置しましょう、
上面。
底面。
スタンドをつけてみた様子。
そして背面です。
インターフェースとしては必要なものが揃っています。
- LANポート×3
- 1GbpsWAN/LANポート1
- 2.5GbpsWAN/LANポート1
- LED/Wifiボタン
- リセットボタン
- 電源ポート
- 電源ボタン
Wi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」の使用感
それでは、Wi-Fi 6E対応ルーター「Archer AXE5400」を使っていきます。
なお、設置に関しては「縦置き」や「壁掛け」のほか、「平置き」も可能です。
設定や管理|アプリで簡単設定
設定に関しては、Android/iOSアプリ「Tether」を使用します。
私は現状使用しているルーターもTP-Linkの製品でしたので、プロバイダの情報を入れる必要もなく、そのまま切り替えることも出来ました。
もちろん、別メーカーからの切り替えであっても、情報が揃っていれば5分程度で切り替えられるくらいの簡単操作です。
接続方法の詳細は「Tetherアプリを利用してのWi-Fi初期設定方法について」をチェックしてください。
速度検証|接続スピードをチェック!
それでは、インターネットの回線速度を検証していきます。
こちらがWiFi 6E対応のスマートフォンからテストしてみた検証結果です!
それなりにスピードは出ているし、アップロードの速度が以前のルーターよりも上がっている印象で、個人的には良い感じです。
我が家の接続台数としては15台くらい。
それぞれが好き勝手に使っている感じですけど、動画のストリーミング、オンラインゲームも一切途切れることなく使えています。
なお、最大端末接続台数は100台、マンションでは5LDK程度の広さに対応しているとの事でしたので、離れた部屋での接続テストも行ってみましたが、こちらでも安定していました。
ちなみに、Wi-Fi 6Eを利用するメリットは、今までWi-Fiで使っていなかった干渉の少ない6GHz帯の周波数帯域(5,925~7,125MHz)を利用出来ること。
電波干渉が起きにくい、干渉の少ない接続環境を使用できますので、特に端末が複数存在する集合住宅では理論的に快適に使えると思います。
買い替える理由|今後、Wi-Fi6E規格に対応する機器が増える!
現状はWi-Fi 6E規格に対応している機器はそれほど多くはないですが、iPhone15 Proシリーズが対応するなど、今後はどんどんデバイスが増えてくると思います。
そういった意味では、Wi-Fi 6E規格に対応したWi-Fiルーターとして、これを機に先行で買い替えしておくのもオススメです。
正直なところ、Wi-Fiルーターは問題が起こらなければ買い替えをしない人も多いかと思いますが、回線速度を速くする、安定させることは快適なネットライフにつながりますので、「Archer AXE5400」を選ばれるのは間違いのない選択かと思います。
Archer AXE5400を、おすすめしたい人
今回紹介しているArcher AXE5400をおすすめしたい人としては、オンラインゲームをプレイしていたり、大容量のデータをダウンロード&アップロードを日常的に行っていたり、接続台数が多い環境で作業をされている方。
箇条書きにすると下記のような方に、おすすめです。
- 大容量のデータを日常的に扱っている
- オンラインゲームをプレイしている
- 家族の数やスマート家電が多く、接続端末が多くなっている
- Wi-Fi6eの対応デバイスがある
- 現状設置しているルーターが不安定
- インターネットにスピードを求めている
- 将来的に接続端末が増える予定がある
まとめ
Archer AXE5400を実際に試してみましたが、スペックもコスパも満足できる内容でございました!
我が家は数年間ルーターを切り替えてなかったわけではないので、大幅に速度が上がったような結果は得られなかったものの、複数台接続しているような状態でも安定した速度を出しています。
同スペックの競合他社のルーターと比較してみましたが、価格面において優位性も◎。
ネットワーク設定が苦手な方でも簡単に接続・切り替えもできる製品になっていましたので、是非この機会に買い替え等を検討してみてはいかがでしょうか?
良いところ | 気になるところ |
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