在宅ワークが増えてきたこともあって、パソコンにウェブカメラを取り付けたい。
せっかくなら高性能なもので、プライベートでも楽しめるカメラが欲しい。
そんなアナタに向けて「Anker PowerConf C300」のサンプルを送っていただいたのでレビューを紹介します。
- AI機能搭載
- フル HD 1080pの高画質
- Anker Workソフトウェアを使用すると、高速オートフォーカス
- 広角レンズ78°~115°の画角調整可能
- 逆光や暗所でも明るく撮影できる(HDR)
上記のような特徴を持つウェブカメラということで、仕事はもちろん、プライベートでも活躍してくれそうなウェブカメラです。
特に昨今の情勢からリモートワークやオンライン授業等、ウェブカメラが必要になる機会が増えているので、こういったガジェットは一つ持っていても損はないと思いますが、果たしてその性能は…
実際に使ってみた感想を、正直にまとめていきます。
Anker PowerConf C300 開封の儀
それでは、「Anker PowerConf C300」が届いたところから紹介していきます。
※新品のサンプルではありませんので、内容物が一部異なる場合があります。予めご了承ください。
こちらが「Anker PowerConf C300」のパッケージです。
Ankerらしいデザインでカッコイイですね。
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Anker PowerConf C300
- USB-C & USB-C ケーブル (1.5m)
- USB-C to USB-A 変換アダプター
- プライバシーシールド
- 取扱説明書類
取扱説明書です。
間違った使い方をしてはいけませんので、一読!
こちらのURLにアクセスすると「AnkerWork ソフトウェアのダウンロード」が出来ますので、インストールしておきましょう。
USB-C & USB-C ケーブル (1.5m)です。
USB-C to USB-A 変換アダプター。
パソコンのインターフェースにUSB-C がなかった場合に使用して変換しましょう。
プライバシーシールドです。
カメラを使用していない時に物理的にカメラを隠すものになります。
知らないうちにカメラが映っていた・・・なんて恥ずかしいことがなくなりますので、かなり便利。
こちらが「Anker PowerConf C300」本体です。
サイズは約 99 × 30 × 30 mm (※クリップ除く)で、重量は約 127g。
初見の印象としては「レンズが大きい」「クオリティが高い」ウェブカメラになっていて、間違いのない製品だと感じました。
本体右側にはAnkerのロゴマークと、マイク(穴)。
ちょっと見えにくいですがレンズとロゴマークの間に、LEDランプがついています。
中央には最大115°の広角レンズということもあり、かなり大きめのレンズ(オートフォーカス HD 1080Pレンズ)を搭載。
私はウェブカメラを2つ所有しているのですが、倍くらいの大きさになっています。
左側にはマイクが用意されていました。
後ろから撮影。
USB-Cポートが用意されており、こちらからパソコンとケーブルを使用して接続します。
底面には調整可能なクリップ/スタンドを用意。
カメラの三脚などを使用することが出来る「1/4インチねじ穴」が付いています。
簡易的な三脚を取り付けてみましたが・・・結構便利に使えそうな予感です。
こちらはプライバシーシールド取り付けた状態です。
私が所有している2つのウェブカメラはプライバシーシールドが付いていないモデルだったので・・・地味に感動しました。
私はiPhoneですらアナログのシールドを取り付けているくらいカメラには注意していますので、この配慮は本当にありがたいですね。
調整可能なクリップ/スタンドを横から撮影。
ディスプレイの大きさに合わせて「幅や角度」を調整できますので、ずれることが無くなります。
厚みがあるディスプレイであっても、まったく問題なし。
安価なウェブカメラの場合、角度までは調整することが出来ないので、「Anker PowerConf C300」はかなり優秀です。
ディスプレイに設置してみると、想像通り「かなりガッチリ」と固定できました。
Anker PowerConf C300 レビュー
では、実際に「Anker PowerConf C300」を使ってみたいと思います。
撮影した映像
とりあえずノートパソコンに取り付けて自撮りをしてみましたが・・・かなりキレイです。
映しても仕方がないので「ぼかし」を入れていますけど、ウェブカメラ特有の「ぼけた感じ」がありません。
AIを搭載し、輝度を自動的に調整してくれているためか、明るくクリアな映像となっています。
なお、AI機能により「約0.35秒」で被写体にピントを合わせてくれるので、ちょろちょろと動いても問題なし。
2人が画角にはいってくると自動的にバランスをとってくれるのも素晴らしいと感じました。
視野角に関しては、78°〜115°となっています。
違いとして上のような感じ。
78°だと「一人を映す」のに最適な画角。
90°になってくると、周りも結構映り込みます。
115°だと、複数人での撮影に適している印象でした。
フレームレートは30fps~60fpsを選択することが出来るので、ぬるぬると動く映像を撮影することも可能です。
デプスセンシング機能と顔認証機能の搭載によって最適な画角を自動検出してくれるなど、驚くほど高性能なウェブカメラだと感じました。
私はあまりZoomを使用しないのですが、Zoom Personal Workspaceの認証も取得していますので、適合性も高いみたいです。
なお、私の場合は「顔」を見せるよりも「物」や「資料」を見せることが多いので、手元を撮影してみました。
画質も良いし、ピントが早く合うのは神!
製品紹介等もスムーズにできるため、わざわざ相手先に出かける必要も少なくなると思います。
こちらは三脚を使用してキーボードを撮影してみた映像ですが・・・十分すぎる画質ですよね。
人によってはゲーム配信などで手元を映すことがあると思いますが、こちらを使用して配信することも可能です。
会話能力
話し声やチャイム等、周囲の環境雑音を自動で調節する「ノイズリダクション機能」が搭載されていることもありましてか、会話もスムーズに行うことが出来ました。
イヤホン・ヘッドホンの性能も高いAnkerだからこそのテクノロジーでしょうけど、マイクの性能が高いので、快適にオンライン会議を行わせていただいた感じです。
専用のマイクを用意するのが手間・・・と感じている方であれば、特に満足されることかと思います。
Anker Workソフトウェア
「モーショントラッキング(自動追尾機能)」や「オートフレーム(自動画角調整)」が可能となるAnker Workソフトウェアはかなり優秀。
ダウンロードは公式HPから行うことが出来ます。
モードに関しては、カスタム、標準、ライブ配信、会議室の4種類を用意。
例えば標準を使用してカメラの前に座ると、自動的に「オートフレーム(自動画角調整)」によって最適な画角で撮影を開始してくれます。
体を左にずらしたり、前のめりになってみたりしても「モーショントラッキング(自動追尾機能)」によって追いかけてくれるので、超絶便利です。
カスタムでは解像度やfps、画角、フレーム、HDRなどを調整できるので、好みの映像に近づけることが出来ます。
まとめ
Anker PowerConf C300を実際に使ってみた感じとしては、明るく綺麗な映像を撮影できるウェブカメラという印象でした。
AnkerWorkも含め、アンダー1万円で購入できるウェブカメラとしては、コスパも十分かと思います。
詳細に関しては、以下の販売ページをお確かめください。