PCゲームをプレイしていると、キーボードを操作する指が足りないと思う事がある。
足でパソコンを操作できるような、便利なガジェットって何かないかな?
そんなアナタにおすすめしたい製品として、サンワダイレクトから販売中のUSBフットペダル「400-MA179」のレビューを紹介する。
専用ソフトを使用し、ショートカットなどの機能を割り当てる事ができるプログラマブル仕様のフットペダルは、キーボードを操作する指が足りない!と思ったことがある方には特に刺さるガジェット。
実際に使わせていただきましたが、エクセル入力などのオフィスワークの効率化はもちろんのこと、動画編集やゲームなど、様々なシーンで活用できるガジェットになっていました!
良いところ | 気になるところ |
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目次
USBフットペダル「400-MA179」開封の儀
それでは、USBフットペダル「400-MA179」を紹介していきます!
今回はサンプル品という事で、箱や取扱説明書が入っていなかったため、さっそく製品の紹介です!
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
サイズ | 約W37.5cm×D14cm×H4.8cm | |||
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重量 | 約342g | |||
キー数 | 3キー | |||
コネクタ形状 | USB Aコネクタ | |||
ケーブル長 | 約1.95m | |||
生産地 | 中国 | |||
取扱説明書 | 日本語取扱説明書あり | |||
保証期間 | 購入日より6ヶ月 | |||
対応OS | Windowsのみ |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
本体の詳細
こちらがUSBフットペダル「400-MA179」本体。
サイズは約W37.5cm×D14cm×H4.8cmとなっており、重さは約342g。
見た目は車のアクセルペダルのような感じですが、見た目よりも軽い仕様となっていますので、設置場所の変更などは簡単に行えます。
本体手前。
奥側。
ケーブルの長さは約1.95mありますので、デスクの上に置いてあるパソコンでも接続することができます。
本体左側面。
踏み込み自体は軽めですが、踏み込み時にカチカチと音がするので、気になる方もいらっしゃるかもしれません。
本体右側面。
底面には滑り止めが付いています。
USBフットペダル「400-MA179」の使用感
それでは、USBフットペダル「400-MA179」を使っていきます!
キーボードでは足りない機能を設定したり、よく押すショートカットキーを設定すると良さそうなので、ゲームや動画配信をメインに設定していきましょう!
設定は専用ソフトで簡単に行えます!
最初に行うのは、設定用のソフトをインストールすること。
対応OSはWindows11, 10になっていますが、Windowsパソコンで割り当てた後は、Macに接続しても使用できるみたいです。※動作保証対象外
こちらが専用ソフトの設定画面。
画面左側の1~3のボタンに対して、一つずつ設定していきます。
設定できる内容としては、右側の各種機能に表示されているキーボード入力、マウス操作、文字列、ショートカットの4種類です。
上の写真はキーボードの設定画面ですが、設定値のところに「Ctrl+C」のように組わせたキーも登録できます。
実際に設定してみてわかりましたが、誤作動を起こさないようにするためにも1つのキーだけではなく、普段は使わないような「右側のShiftキー+●●」といったような組み合わせを設定しておくのがおすすめです。
マウス操作の割り当ても可能です。
文字列には英語のみですが・・・最大で38文字までテキストを入れておくことができます。
ここは日本語にも対応になるように、アップデートを期待したいですね!
最後はショートカット。
個人的には音をミュートにするボタンを設定しておくと便利でした!
本製品のメモリに設定を保存できるのは神機能!
ちょっと驚いたのは、割り当てた機能が本製品のメモリに記憶されること。
要するに専用ドライバの入っていないパソコンであっても、同じ機能が使えるのです。
私はメインで使っているゲーミングPCには余計なソフトを入れないようにしているので、設定自体は別のノートPCで完了。
USBフットペダル「400-MA179」をゲーミングPCに接続して使わせてもらっているのですが、これは神機能だと思います。
ゲーム操作|背面ボタンのように超快適です!
USBフットペダル「400-MA179」を使ってゲームの操作を割り当ててみた感想としては、とっても便利。
FPSゲームをプレイしている際には、ジャンプや武器を切り替えたりといった操作の一部を割り当てておけば、いつもとは違うプレイが可能となります。※ゲームによってはチート扱いされる可能性もあるので、ご注意ください
個人的にゲームをプレイしていて便利だと思ったのは「プリントスクリーン」を設定しておく事。
「今撮影したい!」と思った時に、踏み込むだけで撮影ができますので、SNSのシェアもしやすくなります。
プレイしている時に気づいたのが・・・レースゲームにピッタリでは?ということ。
左からクラッチ、ブレーキ、アクセルといったように割り当てれば、まさに運転に近い感覚で楽しめそうだと思ったわけです。
そこでテストしてみたのがEuro Truck Simulator 2というトラックを運転するゲーム。
のんびりと運転をできるゲームだったので、これは相性が良いのでは・・・と思って試したのですが、これが大正解。
キーボードで前に進むよりも、やっぱりペダルを踏んで前に進んだ方がリアル。
まだ他のレースゲームを試していませんが、没入感も高くなりそうです!
動画編集には普通に便利!
動画編集は何かと作業が多いこともありまして、フットペダルは普通に便利!
私は多数のキーを設定できる左手デバイスを使っているのですが、その中でも良く使う機能を割り当てて使ったりしてみたところ・・・思ったよりも快適でした。
座りっぱなしで作業をしていることが多いので、運動と言う意味でもフットペダルは、健康面においても良いガジェットなのかもしれません。
動画配信、VTuberのキーバインドに!
USBフットペダル「400-MA179」を活用するのに最も便利だと感じたのは、動画配信。
VTube Studio上で表情を変えたりするテストを行ってみたのですが・・・これが便利!
照れた表情、怒った表情、表情を戻すといった機能を割り当てておけば、手を使うことなく、スムーズに配信を盛り上げることができそうです!
残念ながら連携させる配信ソフトやゲームによっては、PC画面の前面にもってくると誤動作を防ぐためか設定したショートカットキーが反応しなかったりもしたので、あくまでも補助的にしようするような意味合いで使用されると良いかと思います。
オフィスワークにも活用できる!
もちろんですが、オフィスワークにも活用できます。
左ペダルにCtrl+C(コピー)、右ペダルにCtrl+V(貼り付け)・・・のように頻繁に使うものを設定しておくと、なかなか便利。
個人的には「Ctrl+S」のように、頻繁ではないものの、重要なショートカットキーを設定して使用されるのがベストだと感じています。
気になるところ
使っていて気になったのは、立ち上げるソフトによって設定した情報を切り替えることができないところ。
左ペダルにCtrl+C(コピー)、右ペダルにCtrl+V(貼り付け)といったような設定でオフィスワークに使った後、ゲームに戻る際には専用ソフトから設定を戻さなくてはなりません。
なので、現状は「ほぼ〇〇専用デバイス」になってしまうのです。
この点をアップデートで改善してくれたら、かなり使い勝手の良い製品になると思います!
まとめ
足で操作できるUSBフットペダル「400-MA179」は、一つ持っておいても損はないガジェットでした!
なくても問題はないですが、あると世界が変わる。
特にゲームや動画配信用として用意しておけば、面白いことができそうな製品です。
引き続き使っていきながら面白いアイデアが浮かんだら追記していきますが、すでにレースゲームにはなくてはならない存在になっています!
今回紹介したサンワダイレクトのUSBフットペダル「400-MA179」の詳細は、公式サイトにてお確かめください。
良いところ | 気になるところ |
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