ゲーミングPCに匹敵するスペックを持つゲーミングスマホとして、ASUSから「ROG Phone 8」が新発売となりました!
昨年(2023年)発表されたROG Phone 7の後継モデルという事で、性能的にはグレードアップしつつも、前モデルからスリム化を実現。
実際にサンプル品をお借りして検証させてもらいましたが、映像の美しさ、操作性の高さに圧倒されました!
オープンワールドゲームの原神や崩壊スターレイル等のアップデートが来るたびに、容量不足でプレイできなくなるか心配になる。
せっかく映像が綺麗なゲームを楽しんでいるのに、画質を落とさないとプレイできない・・・。
そんな悩みを持つアナタに、ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 8」はおすすめです!
良いところ | 気になるところ |
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目次
ROG Phone 8 開封の儀
それでは、ROG Phone 8が届いたところから紹介していきます。
こちらがROG Phone 8のパッケージ。
ブラックベースでゲーミングスマホらしいデザインとなっています。
サンプル品になりますので、実際に購入する場合と内容が異なることがあります。予めご了承ください。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
型番 | ROG8-GY16R256 |
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OS | Android™ 14 (ROG UI) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 (オクタコアCPU) 3.3GHz 16GB LPDDR5X |
メモリ容量 | 標準/最大:16GB 仕様:LPDDR5X |
表示機能 | ディスプレイ:6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ (1~120Hz、最大165Hz) Corning® Gorilla® Glass Victus™ 2 解像度:2,400×1,080ドット (フルHD+) |
記憶装置 | 内蔵ストレージ:256GB (UFS 4.0) |
サウンド | サウンド規格:Hi-Res Hi-Res Wireless Dirac Virtuo™ スピーカー:デュアルスピーカー内蔵 マイク:トリプルマイク内蔵 |
カメラ | アウトカメラ: 5,000万画素 広角カメラ (35mm換算:23.8mm相当/F値1.9) 1,300万画素 超広角カメラ (35mm換算:12.7mm相当/F値2.2) 3,200万画素 望遠カメラ (35mm換算:65.3mm相当/F値2.4) LEDフラッシュインカメラ: 3,200万画素カメラ (35mm換算:22mm相当/F値2.05) |
センサー | GPS(GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS、NavICサポート)、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、 近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー(画面内認証)、感圧式ボタン(AirTrigger) |
生体認証 | 指紋・顔 |
通信 | 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (周波数帯域:2.4GHz/5GHz/6GHz) Bluetooth® 機能:Bluetooth® 5.4 NFC:搭載 テザリング:対応 |
防水・防塵 | IP65/IP68 |
入力 | ポインティングデバイス:10点マルチタッチ・スクリーン (静電容量方式) |
バッテリー駆動時間 | Wi-Fi通信時:約15.9時間 モバイル通信時:約13.9時間 (5G) 約16.5時間 (LTE) 連続通話時間:約3,804分 (VoLTE) 約2,238分 (3G) 連続待受時間:約342時間 (5G) 約376時間 (LTE) 約287時間 (3G) |
バッテリー充電時間 | 約39分 |
バッテリー容量 | 5,500mAh |
消費電力 | 消費電力:最大65W (Quick Charge 5.0/USB Power Delivery 3.0対応) |
サイズ | 高さ163.8mm×幅76.8mm×奥行き8.9mm |
質量 | 225g |
保証期間 | 端末本体/本体内蔵バッテリー/USB AC アダプターセット:購入日より12ヶ月間の日本国内保証 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- ROG Phone 8
- USB ACアダプターセット
- SIMイジェクトピン
- クリアケース
- ユーザーマニュアル(兼製品保証書)
ユーザーマニュアルなど。
SIMイジェクトピン。
65Wに対応したUSB ACアダプターセット。
ROG Phone 8専用のクリアケース。
ROG Phone 8 本体の詳細
こちらがROG Phone 8 本体。
サイズは横163.8mm×縦76.8mm×奥行き8.9mmとなっており、重さは225g。
ROG Phone 7の薄さは10.3mmでしたので、薄型化に成功しています。
今回紹介しているモデルはレベルグレーモデル(ROG8-GY16R256)。
ツートーンカラーで、ゲーミングデバイスらしくカッコいいデザインです。
他にはファントムブラックモデル(ROG8-BK16R256)が用意されていますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
ここからは、クリアケースを装着した状態で紹介してきます!
ディスプレイのサイズは大型の6.78型で、スリムベゼル設計。
旧モデルはインカメラをベゼル部分に配置したノッチデザインでしたが、本機はパンチホールのインカメラを採用しています。
背面のデザイン。
専用ケースを装着することで完成したデザインは、さすがのカッコよさです。
カメラの出っ張りもシッカリとガードされています。
背面のアウトカメラについては、5,000万画素 広角カメラ (35mm換算:23.8mm相当/F値1.9)、1,300万画素 超広角カメラ (35mm換算:12.7mm相当/F値2.2)、3,200万画素 望遠カメラ (35mm換算:65.3mm相当/F値2.4)、LEDフラッシュを搭載。
後ほど紹介しますが、非常にきれいな写真が撮影できます。
本体上面。
本体底面。
インターフェースは3.5mmイヤホンジャック、nanoSIMスロット×2、USB Type-Cポート。
本体左側面。
コチラにもUSB Type-Cポートが一つ付いていますので、横持ちをした際にもケーブルを気にすることなく充電可能です。
外部映像出力もコチラのポートからケーブル一本で行えます。
本体右側面。
ゲームコントローラーで言うところの「L/Rボタン」の機能を割り当てる「AirTrigger」、ボリュームボタン、電源ボタンを配置。
OSはAndroid 14。
CPUはハイエンド機種に採用されるプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載しているなど、スペック的に物足りないと感じる事は少ないでしょう。
ROG Phone 8 の使用感
それでは、ROG Phone 8を使っていきます!
オープンワールドゲーム「原神」は想像以上に美しく動く!
ゲーミングPCクラスの高性能スマホということもありまして、原神は「高画質設定」であってもサクサク・ヌルヌルと動きます。
パフォーマンスを最適化しないとキレイに動かないスマホやタブレットも多いと思いますが、このパフォーマンスの高さはさすがです。
写真はタブレットスタンドに置いた状態ですが、グリップ感も良好。
両手持ちのスタイルで、電車などの移動中に原神ができる喜びは最高の体験になります。
Game Genieを使用すれば、ネットワークの有効無効やリフレッシュレートなどの調整を簡単に変更。
ちょっと驚いたのはゲーム画面に表示されているテキストを直接取得して調べる「AI Grabber」機能。
読み取ったテキストをウェブで即検索できるようになりますので、攻略が難しいミッションをスムーズにクリアできるようになります。
本体を横向きにした状態で上部にくる「AirTriggers」を使用すれば、画面をタッチしなくても操作を割り当てることが可能。
ゲームコントローラーで言うところの「L/Rボタン」の機能が使えるようになる感じです。
AirTriggerに慣れてしまうと、他のスマートフォンでゲームをするのが難しくなるくらい便利です!
もちろんですが、画面録画やキャプチャも自由自在。
最高の瞬間を映像として残しておいて、SNSで共有することもスムーズに行えます。
6.78型のディスプレイは大型でキレイ!
6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイは、贅沢なゲーム体験を実現します。
原神をプレイしていると、時折ムービーが流れたりもするのですが、小さくて見づらい・・・なんてことが一切ありません。
コントラストがハッキリとした、色鮮やかな映像美を楽しめますので、目が疲れにくいという印象もうけました。
これ以上ディスプレイのサイズが大きくなると、外出先でのゲームプレイに支障がでると思いますので、まさに最適解ではないでしょうか。
また、可変リフレッシュレートにより低省電力を実現しているのもポイントです。
ちなみに、パンチホールデザインを採用しているインカメラが邪魔になるのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ゲーム画面の表示エリアの変更が可能となっているので、この点もご安心を!
大容量バッテリーにより外出先でプレイするのも安心!
長時間駆動を実現する大容量バッテリー(5,500mAh)を搭載していることもありまして、外出先でのゲームも、充電を気にせずに存分に楽しめます。
ケーブルを挿しっぱなしでゲームをする際には、2か所のType-Cポートが便利です。
両手持ちスタイルなら、コチラにケーブルを差し込むことで、ケーブルが邪魔にならずプレイできます。
縦持ちスタイルなら、コチラ。
また、65Wの急速充電によって39分で100%まで充電ができるので、急な充電切れが起こったとしても安心です。
冷却機能は高い!発熱が抑えられている!
発熱に関しては、オープンワールドゲームの原神を数時間プレイしてみましたが、手に汗をかくような熱々の状態にはなりませんでした。
熱を感じにくいセンターレイアウトSoC設計を採用したことによって、長時間プレイしていても発熱を感じにくくなったのかもしれません。
ほんのり温かくなる程度の発熱となっていましたので、ゲーミングスマホの中でも高い冷却能力だと思います。
気になる方は外付けのクーラーユニットが別売となっているので購入を検討してみてもよいですが、まずはそのままの状態で試してみることをおすすめします。
音が綺麗!
Hi-Resの再生をサポートしているため、スマートフォンとは思えないような高音質を楽しめるのも、ROG Phone 8の魅力だと感じました。
Dirac Virtuoの技術によって包み込まれるような臨場感のあるサウンドを楽しめますので、ゲームはもちろん、映画などを楽しむのにも適しています。
オーディオウィザード機能を使用することによって、音楽やゲームなど、それぞれに適したエフェクト設定とカスタマイズが可能となっていますので、自分好みに近づけることをオススメいたします。
カメラは超高性能!日常を美しく記録します!
ROG Phone 8 のカメラは、超高性能。
5,000万画素 広角カメラ (35mm換算:23.8mm相当/F値1.9)、1,300万画素 超広角カメラ (35mm換算:12.7mm相当/F値2.2)、3,200万画素 望遠カメラ (35mm換算:65.3mm相当/F値2.4)を搭載しているので、美しい映像を残すことが可能です。
カメラを立ち上げて設定画面を開けば、あっという間に自分の求める設定によって撮影を開始。
0.7倍。
1倍。
2倍。
3倍といったズーム機能もバッチリ。
こんな立ち位置から、ズームを使用すれば・・・
葉っぱの細かい部分まで撮影することが可能です。
ROG Phone 8を使用すれば、一眼レフを用意しなくても、スマートフォンとは思えないような一枚を残せます!
また、 強力な手振れ補正をしてくれる「6軸ジンバルモジュール」を搭載していることもありまして、動画の撮影もバッチリ。
実際に公園に出かけた際に動画を撮影をしてみましたが、歩いている状態であっても気持ちの悪い揺れもなく、美しい映像を残すことができました。
まとめ
ROG Phone 8は、ゲームに特化したゲーミングスマートフォンという位置づけだけではなく、普段使いでも欲しくなるデバイスだと感じました!
オープンワールドゲームの原神や崩壊スターレイル等のアップデートが来るたびに、容量不足でプレイできなくなるか心配になる。
せっかく映像が綺麗なゲームを楽しんでいるのに、画質を落とさないとプレイできない・・・なんて悩みは、ROG Phone 8を使用すれば解決することでしょう!
そんなゲーミングPCに匹敵するスペックを持つゲーミングスマホ「ROG Phone 8」の詳細は、ASUSの公式サイトにてお確かめください。
良いところ | 気になるところ |
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