質問する力を鍛えることで、ビジネスは成功する。
そんなことを昔から言われてきたものの、なかなか質問力を上げる事が出来なくて困っている方にオススメの書籍「革新的な会社の質問力」を紹介します。
僕がこの「革新的な会社の質問力」を読もうと思ったキッカケは「行き詰まった現状に変革を起こし続ける4つの質問力」の1つとして、目の前にある問題をサクサクと解決する「自分へのしつもん」と言う項目が気になったからです。
- 自分にしつもん
- 部下にしつもん
- 会議にしつもん
- 顧客にしつもん
「自分への質問」の他には上記項目がありますが、今の自分が欲していたのは「自分へのしつもん」で、現在抱えて過ぎてしまっている「モヤモヤ」としたものを一人会議をして解決したいと思い購入してみたわけです。
結果、読むだけでなくワークもついていたため、スッキリとする事が出来ました。
質問の力、言葉の力に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
著者は質問コンサルタントの「河田真誠」さん
答えは自分の中にあるため、自分の役割はクライアントに質問をするだけ。
著者の河田真誠さんは、あーしろ、こーしろと指示をしたり、教えたりすることをしない「質問するコンサルタント」。
相手が本来持っている力を引き出して成長させる質問を投げかけることによって、事業を成功へと導くことを生業とされている方のようです。
詳細については「公式サイト:河田真誠の仕事」をご覧になった方が早いと思いますが、大変興味深いお仕事をされています。
革新的な会社の質問力は、質問の仕方と本質を学べる書籍となっている
「相手が本来持っている力を引き出して成長させる質問」をする。
そんな質問の仕方があるんだ・・・と、革新的な会社の質問力は、質問について悩んだことがある方ならのめり込みながら読んでいける内容となっているように感じます。
今現在僕の周りにいる先輩方は「質問の仕方」が素晴らしく、僕が考えていることを上手く引き出してくれる事が多いのですが、まさに「こういった質問をしてきていた!」と書籍を読んでいて感じる部分が多かった印象。
「質問の仕方が完結に文章化され、凝縮されているもの」になりますから、自分も今すぐに使えるのもポイントです。
本書の冒頭に、「問題の解決をするコンサルタントではなく、質問をするだけ」といったフレーズがありましたが、確かに良い質問を繰り返してもらう事が出来たのなら、誰かに教えてもらわなくても「答え」を自分で発見できるかもしれないのです。
課題を見える化するワーク
なお、こちらの「革新的な会社の質問力」は読むだけの内容になっておらず、書籍の途中には「課題を見える化するワーク」も用意されています。
実際に僕も、この「書籍に書かれている通りの質問」に答えていってみたところ、自分の中にあった答えを見つけ出す事ができましたし、行動に移す事ができました。
なので、
- 今何をしたら良いかわからない
- 何をしようとしてもモヤモヤする
- 会社の中で成長したい
そんな方には、ぜひこちらの「課題を見える化するワーク」を実践してもらい、課題をクリアしていっていただきたいですね。
まとめ
僕自身、質問の力、言葉の力についてはある程度理解していたつもりだったのですが、あらためて勉強し直させてもらうと理解不足な部分がありましたし、もっと学習しなくてはいけないと思わせていただくキッカケとなる書籍でした。
何より、この書籍の優れているところとしては、具体的にどんな「質問をすれば良いか?」そして、「質問に答えている例」も書かれているところにありました。意外とうんちくが多くて具体的な事が書かれていない書籍が多いんですが、この書籍はズバリ!と言った感じです。
この一冊があれば、自分だけでなく、周りも巻き込みながら、より良い環境を作る手助けができると思いますよ。