今日は、ルンバを購入しようか迷われている方に向けて、ルンバの最上位モデルとなるルンバ980の使い心地・掃除能力を検証してみた様子をお届けします。
人が掃除するには難しい場所(ソファの下など)にもスイスイと入っていくロボット掃除機は、ボタン一つで家中をキレイにしてくれる超時短家電。
そんなロボット掃除機の中で、もっともポピュラーな存在が「ルンバ」です。
この記事では、そんなルンバの実力を「3か月間」実際に使いながら検証して紹介していきます。
3万円前後で購入することが出来る安価なロボット掃除機との比較をしながら紹介していきますので、「安いロボット掃除機とルンバって、そんなに違うのかな~」なんて思われている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ルンバ980の口コミ|掃除能力検証
では、実際にルンバ980を使ってみたいと思います。
基本性能としては、最大で120分もの連続運転が可能なロボット掃除機となっているし、部屋の環境をカメラを使って把握しながら掃除を行ってくれるところも高性能で効率的。
これが搭載されているカメラです。
さらに、ロボット掃除機でありながらも「パワフルな吸引力」となっているので、ガンガン「ごみ」や「埃」を吸い取ってく印象です。
アプリを使用すれば、スケジュール管理を行うことも出来るので、自分が自宅にいなくても勝手に掃除をしておいてくれるなど・・・、基本的に性能品質で言えば「ロボット掃除機の中では最高クラス」の製品だと思います。
この価格を良しとする性能があるのかどうか?しっかりと検証していきますね!
と言うことで、ここからはロボット掃除機として気になる部分をいくつかピックアップし、紹介していきたいと思います。
基本的な機能や、納品時の様子は以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
音は?大きい!
まずはルンバ980の「掃除中の音」について。
こちらに関しては正直言って、「音が大きい(うるさい)」と感じました。
普段使わせてもらっているロボット掃除機と比較しても断然大きいので、近くを通るとテレビの音などは全然聞こえなくなります。
我が家はハンディクリーナーとしてダイソンを使っているのですが、同じくらいの音を出している印象。
普段から夜間、早朝の使用は控えてはいたものの、ルンバ980を試し始めてからは完全に昼間にしか使わないようになりました。
公式アプリが秀逸!
ルンバ980は公式アプリを使用することで、お掃除スケジュールを設定しておくことも可能になります。
具体的には、こんな感じのスケジュールを設定しておけるのです。
つまり、お仕事や学校などで「自分が自宅にいない時間帯」についても設定さえしておけば、自動で掃除を開始して、自動で充電ステーションに戻ってくれるため、自分が帰宅するころには掃除を完了しておいてくれるってこと。
うん、これは大変便利と言えますね。
ルンバ980は音が大きいことが少々問題点としてあげられますが、このアプリのスケジュール機能を使うことによって、上記のように音が大きい問題については昼間の自動掃除にてクリアできます。
以下がアプリの公式サイトです。
アプリはappストアにてダウンロードとインストールが可能で、設定も数分で完了しました。
掃除したエリアや掃除履歴なども残りますので、結構重宝するアプリになります。
上の画像は寝室の一部を走らせてみた写真ですが、部屋の形をしっかりと記録していくところもすごい!
ただ、一点気になったのはリモコンも欲しかったということです。
アプリでの操作もうれしい限りなんですが、リモコンを使っての操作も出来るようにしておいてもらえると、自分以外の家族が操作する際にも便利なので、ありがたかったですね。
掃除能力は高い!
掃除能力はさすが一言です。
ルンバ980を一台所有していれば、他の掃除機はいらなくなるくらいの性能だと思います。
部屋の隅、隙間、ソファの下などの掃除もシッカリとしてくれましたし、ゴミが多い部分を徹底的に掃除をしているのも、見ていて感じました。
また特許技術となる「からまり防止機能」についても中々の安心感。
油断をすると埃っぽくなる自宅ですが、ルンバ980を試し始めてからは、ピカピカの床になっています。
片側だけのブラシがどうなんだろう?と思っていたのですが、部屋の隅もピカピカにする能力を持っていますね。
段差への対応も完璧!
続いて段差について。
まずはフローリングから絨毯への対応ですが、軽い段差なら簡単に登っていくパワーがあります。
また、玄関や窓の段差についてもちゃんとストップ。
ちょっとした段差で落下してしまうことが多い安価なモデルと比較すると、このあたりの基本性能は、やはりルンバ980は高いと思います。
メンテナンスのしやすさも良好!
掃除が一通り終わりましたら、ごみを捨てるなどのメンテナンスタイム。
ダストケースを取り出してゴミをかきだしたら・・・終了。
うん、ほかのロボット掃除機と同様で楽チンです。
特に面倒と感じるようなこともないので、良いと思います。
ゴミ箱内が満タンになったら「ゴミフルサイン」で教えてくれるので、このあたりも安心です。
デュアルバーチャルウォールは微妙・・・
清掃エリアを制御できるデュアルバーチャルウォールは、なかなかの優れものであり、微妙なもの。
センサーが見えない壁を作り出して入れないようにしてくれるため、こちらで色々とコントロール出来るのは良いのですが、一度設定した場所を記憶してしまうのか・・・ポイントを変えても近づかなかくなった場所があります。※後日再度検証しますが。
でも、良くも悪くロボット掃除機はガンガン部屋中を掃除してくれますが、ここはやめてほしい!と思った場所をしっかりと、目立つことなく制御してくれるのは、本当にありがたい。
段差のない玄関、ペットの水飲み場などへの制御に便利。
このあたりの機能は、安価なロボット掃除機でもついているものもありますけど、残念ながらテープをはる等の処理が必要となる中で、センサーを置くだけと言うのはさすがです。
家具へのキズは少ないと思う!
ロボット掃除機を使用するにあたり、気になるのは家具へのショック。
壁や対象物を感じたら、ショックをやわらげるためにスピードをゆるめるのか?また、あたらないように避けるのか?が重要なポイントになりますが、ルンバ980はこの点もクリア。
バンパー部分が結構傷がついていたので、心配していたのですが問題なく動いていた印象です。
対象物があると「ゆっくりと進んでコツン」。
センサーが反応しきれないテーブルの脚などには「ガツン」とぶつかってしまうところもありましたが、大きな傷がついてしまう心配はないと思います。
ただ、多少は壁や脚にはあたってしまうのは、普通の掃除機を使用しても同じことだと思いますので、許容範囲と思ってよいでしょう。
コスパに優れたロボット掃除機との比較
最後に、現在自宅で使用しているコスパに優れたロボット掃除機と比較してみます。
項目 | ルンバ980 | コスパ良し |
---|---|---|
パワー | A | B |
掃除力 | A | A |
メンテナンス | A | A |
アプリ能力 | A | A |
コスパ | C | A |
実際比較してみた印象としては、効率よく部屋をキレイにしてくれるという点ではルンバ980のほうが断然おすすめではあるんですが、何度も行ったり来たりしながら部屋を徹底的にキレイにしてくれるコスパの優れたロボット掃除機も全然問題なし。
結果的に、「部屋がちゃんと綺麗になっているか?」という点では同じだからです。
そういった意味ではコスパ重視で選ばれるのも良いですが、メーカーを間違えてしまうと直ぐに故障してしまう等のトラブルもあるかと思うので、その点だけは注意して選ばれることをオススメします。
ルンバ980を使ってみた総評
最後に部屋の掃除能力などの総評ですが、さすがはフラッグシップモデル。
掃除機として、まったく申し分ない働きをしてくれるロボット掃除機となっていると感じました。
おそらく、人が掃除するよりもキレイにしてくれると思います!
潔癖症の僕が言うので間違いないでしょうw
また、アプリでの操作が秀逸で、自分は忘れていても、勝手に掃除を開始して終わらせておいてくれる点は素晴らしいです。
価格自体は高額なロボット掃除機になってしまいますが、とにかく性能を求めている方はルンバ980を購入されると良いかと思います。
詳細は販売ページをご覧になってみてください。
後日ご覧になっていただいた際には、実際に3カ月間使ってみた印象を見て頂ける記事にしたいと思います。