外出先でも在宅ワークでも、バリバリと仕事ができるようなオススメのノートパソコンを教えてください。
ガジェットブログなんかをやっていると、そんな質問を時々いただきます。
こんな質問をいただいた際の回答としては、
- 「軽くてコンパクト」
- 「キーボードが打ちやすい」
- 「スペックはある程度高め」
といったようなアドバイスをさせていただくんですけど、この条件にピッタリのノートパソコンと出会いました。

その商品の名前は「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」。
わずか1.14kgの小型軽量ボディ&厚さは最薄部13.9mmの超薄型設計でありながらも、インテル®第11世代Core™ i7 CPUを搭載しているなどスペックも高め。
ディスプレイのサイズは13.3インチですが、4方向狭額ベゼルディスプレイのためか、画面が小さいとは感じない設計になっている優れものです。

そんな「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」を2週間お借りすることができたので、実際に試してみた感想を紹介します。
結論から言えば、プライベートはもちろんのこと、仕事でもバリバリと使える最強のノートパソコンだと感じました。
あまり大きな声で褒めるのもよくないのですが、特にエンターテイメントコンテンツを制作している、楽しんでいる方にオススメいたします。
目次
ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA 開封の儀
それでは、 ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAが届いたところから紹介していきます。
こちらはレンタル品ということで、新品で購入されるものとは「内容が多少異なる場合があります」ので、予めご了承ください。

こちらが「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」のパッケージです。
ブラックカラーに、円形の線がデザインされているものとなっておりまして、開封前からテンションがあがります。

一応パッケージの裏側も撮影。

フタを開封してみると、「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」が浮かび上がってくるように登場しました。
フタと連動して、ノートパソコンが取り出しやすいように飛び出す設計になっているのです。

その下に入っていたのは、取扱説明書や製品保証書。

そして、ACアダプターやUSB-C有線LANアダプタと、USB-Cオーディオアダプタが入っていた感じ。

ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA本体と、付属品を並べてみました。

こちらがASUS ZenBook 13 OLED UX325EA本体を上から撮影してみたものです。
ASUSのロゴを中心として、スピンメタルデザインとなっている筐体は美しいの一言。
落ち着きのある洗練された外観ではないでしょうか。

有機ELのリアルな色を再現できるディスプレイということで、色鮮やかな画面を楽しめるようだ。

有機ELと液晶画面は「具体的に何が違うのか?」については、「くっきりとしたコントラストの映像」を有機ELは再現できるところが大きな違いとなっています。
鮮明な黒がはっきりと再現できる=濃淡がはっきりとした映像になるので、圧倒的に美しい映像表現ができるのです。
コンテンツをクリエイターが意図したとおりに表示することが出来るものとなっていますので、クリエイターにはぴったりの製品といえるでしょう。
詳細:ディスプレイは、1,000,000:1のコントラスト比で、最大400nitの高輝度から0.0005nitの超低輝度まで対応

なお、ディスプレイはブルーライト比率を管理して有害な可能
テュフ ラインランドのブルーライト軽減機能およびフリッカーフリー機能

こちらはASUS ZenBook 13 OLED UX325EAを横から撮影したもの。
13.9mmの薄さが特徴ということで撮影してみたのですが、さすがの一言ではないでしょうか。

カラーはパイングレー。
グレーとブラックの間のような深みのある色合いで高級感を感じます。
有機ELディスプレイが色鮮やかな映像を再現していることもありまして、この筐体のカラーを更に引き立ててくれる印象です。

ボディ目一杯までキーボードの面積を広げていることによってキーは標準サイズ。
小さな筐体だとキーボードはも小さくしてしまうモデルが多くある中で、 ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAはしっかりとした入力が可能となっています。

キーの大きさは約15mm、間は約3mmとなっていますのでキーピッチは19.05mmと一般的。
キーストロークは薄めなので打感は非常に静かですから、新幹線の移動中などに作業をしたとしても問題のないレベル。
試しにブログの記事を数記事作成させてもらいましたが、とても静かで快適な入力ができました。

それもそのはず。
キーボードを最も快適なタイピング位置にキープするよう設計された独自のエルゴリフトヒンジが効いているからです。
ディスプレイを開くことによって3°の傾斜が出来るようになり、最適なタイピングポジションを手に入れることが出来ていたんですね。
これは後々気づいたことですが、この絶妙な傾斜によって冷却効率やオーディオの性能すらも向上せてくれるようだ。

続いてタッチパッドですが、面積が広いのが特徴的。
横約13cm、縦約6.6cmという広々としたタッチパッドは、実は使ってみるとめちゃめちゃ便利です。

13.3インチのモニターを撮影してみました。
OLED HDR狭額ディスプレイになっていることもありまして、写真を見ていただいても「小さい」とは感じないのではないでしょうか。
また、有機EL、DCI-P3 100%の色鮮やかさは、正直言って度肝を抜きます。

色鮮やかさを写真で伝えるのが非常に難しいのですが、ストロボなしで撮影してみました。
黒色をくっきりと表現することが出来るということで、グラフィックの濃淡がハッキリとしています。
イラストを描いていても同じことなんですが、濃淡をハッキリさせることで「立体感」が出るような映像になるので、写真も映像も美しく再現されるんですよね。

残念ながら映像を映すことはできませんが、Amazonプライムで映画を観てみたところ・・・・恐ろしく映像がきれいでした。
後ほど紹介しますが「Harman Kardon認証のオーディオ機能」が搭載していることもって、音も最高。
正直、このエンターテイメント体験は癖になります。

本体を正面にした左側のインターフェースは、HDMI×1、Thunderbolt 4 (Type-C) ×2。

右側のインターフェースは、USB3.2 (Type-A/Gen1)×1、micro系のメモリーカードとなっています。
総合的な接続性が実現できる仕様なので、効率よく作業が進められるでしょう。

Webカメラも当然搭載されています。
スリムベゼル、薄型のノートパソコンなのでカメラはないかな?と思っていたのですが、しっかりとついていました。
4エレメントレンズで画質をシャープにして、ノイズも低減。
最新の赤外線(IR)カメラを搭載していることもありまして、暗闇でも顔認証ログインができるようになっている。

ZenBook 13 OLEDに搭載されている67Whのバッテリーは、最大13時間も駆動させることが可能。
一日中コンセントがない状態で使っていても、問題なく作業を進めることが出来るのは、コンセントが使える場所が少なくなった昨今、ストロングポイントです。
さらに、49分で2%~60%の充電が可能な急速充電機能がついているのも、ありがたいですね。

では、ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAの主なスペックについても紹介しておきます。
- Windows 10 Home
- 最大Core™i7 第11世代インテル ® CPU
- Iris® Xe インテル ® グラフィック
- 最大1TB (PCI Express 3.0 x2接続)
- 最大16GBメモリ
- 高速インターネット WiFi6 IEEE802.11ax
- Harman Kardon認証のオーディオ機能
パソコンの頭脳であるCPUについては、インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサーを搭載。
仕事や日常的なPC使いとしては余裕のパフォーマンスを発揮してくれるCPUになっていますし、Intel第11世代は最新モデルなので安心して大丈夫!
最大60fpsでフルHDのゲームプレイが可能となっていますので、ちょっとしたゲーミングパソコンよりも、高性能です。
さらに、メモリも最大16GBメモリ(高速クロック数4266MHzのLPDDR4)を搭載していることもあり、動画編集などの重たい作業もサクサクと進められます。
Harman Kardon認証のオーディオ機能
「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」を使い始めて一番驚いたのが、こちらのオーディオ機能。
デュアルチャンネル「スマート」アンプが搭載されているのです。
私はガジェットブログを運営してきた中で、スピーカーとかイヤホンを沢山テストをしてきたんですけど…、正直言って「こんなにも綺麗な音」を奏でるとは思っていませんでした。
この音の良さを表現するなら、数万円レベルのスピーカーから音楽を流しているのと同じレベル。いや、それ以上。
当然のことながらオンラインミーティングなどの声も聞き取りやすい。
Harman Kardon(ハーマン カードン)さんの製品は、これまでに試したことがないので、いつかテストをしてみたいと思います。
耐久性、壊れにくさ抜群
ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAは、非常に要求の厳しい「MIL-STD 810G軍用規格」に適合しているとのこと。
気温、湿度、落下、振動など、業界で定められた標準をはるかに上回る「ASUS内部のテスト」にも合格しているようです。
具体的にお伝えするなら超軽量ながらも強靭な、ダイヤモンドカットが施されたアルミニウム合金で耐久性を上げている所などが、頑丈さを表している。
日本は湿度の高い地域ということもありまして、パソコンが苦手な高温・多湿の環境になりやすいのですが、こういった厳しい条件下でも動くように設計されていることは安心材料になると思います。
ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA 使ってみた!

では、ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAを使っていきます。
ブログの更新・オフィス系ソフトの使用
手始めにブログの更新からスタート。

文字入力に関しては、最適なタイピングポジションを3°の傾斜で手にれることが出来ていることもあって、驚くほど快適。
サクサクと静かに入力作業が終わっていきました。
タイピングのしやすさでいうと、過去一の使い心地だったと思います。

真ん中にあるタッチパッドが少し大きめということもあって作業もしやすく、マウスを使う必要もなかったのも大きいですね。
さらに、外出先で記事を書いていた自分からすると、バッテリー駆動時間が最大約13.0時間というのも嬉しいところ。
最近はカフェでコンセントが使えるところも少なくなりましたしね。

しばらく使っていて気が付いたのですが、モニターの大きさが13.3インチであったことは一切気になりませんでした。
普段使っているモニターは24インチなんですが、特にストレスを感じることもなく作業が進んでいた感じ。
1920X1080フルHDと謳っていても、なぜか見づらいディスプレイがあったりもするノートパソコンですが、ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAは驚くほど快適でございました。
その後、表計算ソフトなどを使いながら事務作業もガッツリとやってみましたが、液晶画面が綺麗だと作業が本当にはかどりますね。
映像がきれいで見やすかった+ブルーライトカットで目が疲れにくかったことも大きいのかもしれません。
クリエイティブ作業(デザイン制作・動画編集)

続いて、クリエイティブ作業を行ってみた感想ですが、サクサク快適。
色の表現力が高い分、コンテンツをクリエイターが意図したとおりに表示してくれるのがよくわかります。
このモニターを使っていれば、自分の求めるデザイン性に更に近づけていける感じがしました。

私はイラストの調整、グラフィックデザイン、動画編集などをメインに試させてもらいましたが、まったくもってストレスフリー。
ちょっと重たい作業をしてしまうとフリーズしてしまったりするクリエイティブ作業ですが、ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAは高スペックということもありノンストップ。
特にグラフィックデザイン・デジタルイラストをやられている方であれば、ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAとの相性が高いと思います。
オンライン会議・オンライン飲み会

オンラインで打ち合わせをする機会がありましたので、ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAを使用してみました。
結論から言うと、ノイズキャンセリングテクノロジーが効いていることもあって会話が快適そのもの。
出来ればカフェなど、もっと騒がしい環境下で試したいところだったんですけど、いつもよりもクリアに聞き取ってもらえたようです。
余計なノイズを取り除いて会話に集中させてくれるノートパソコン、これがあれば在宅ワークでのミーティングもスムーズに行えることでしょう。
なお、後日オンライン飲み会を試みてみましたが…これまた快適。
最近は外で飲む機会も激減して、大切な人とはオンライン飲み会でしか会えなくなりましたが、これくらいクリアに会話が出来るのであれば、もう外でわざわざ合わなくてもいいんじゃないの?と正直言って感じております。
まとめ

ASUS ZenBook 13 OLED UX325EAの魅力を紹介しましたが、いかがでしたしょうか?
デメリットもお伝えしたい所なんですが、正直言って何もありませんでした。
- 「軽くてコンパクト」
- 「キーボードが打ちやすい」
- 「スペックはある程度高め」
という3大要素に加えて、映像を綺麗に再現してくれることもありクリエイティブ作業が快適、オーディオ機能が最高といったようなプラス要素ばかりなんですよね。
そんな「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」の詳細について気になった方は、ASUS公式サイトをお確かめください。