一眼レフカメラにジンバルをつけてみたい。

そんな想いを叶えてくれるガジェットとして、FeiyuTech「AK2000C」のサンプルを提供していただいたのでレビューを紹介します。
結論から言うと「便利すぎるガジェット」です。

一眼レフを使えば高画質な映像(動画)を撮影できるけど、手振れもあるから旅行先の動画撮影には使えない・・・と思っていたのですが、このジンバルがあれば問題は解決!
折りたたみ式クイックリリースプレートなどの設計によって、持ち運びにも最適化されています。
まさに外出先でも一眼レフクオリティを楽しみたい人にとって最高のガジェットであるFeiyuTech「AK2000C」。
実際に使ってみた感想をレビューしていきます。
FeiyuTech AK2000C 開封の儀
では、FeiyuTech AK2000Cが届いたところから紹介していきます。

こちらがFeiyuTech AK2000Cのパッケージです。
憧れの一眼レフカメラのジンバル・・・カッコよすぎますね。

開封してみると、しっかり目に緩衝材が入っていました。
ジンバルも精密機械。
しっかりと梱包されているのは当たり前ですね。

緩衝材を横に置いてみると、FeiyuTech AK2000C本体のほか、取扱説明書類が登場しました。
- AK2000Cカメラジンバル
- ARCAクイックリリースプレート+取り付けネジ
- 滑り止め付き三脚
- レンズホルダー+取り付けネジ
- レンチ
- 日本語取説付き
- コントロールケーブル Type-C to Type-C (C02)
- パナソニック用シャッターケーブル DC2.5mm (Type C to 2.5mm)
- ソニー用シャッターケーブル Type-C to Multi
- コントロールケーブル Type-C to Micro (A03)
- コントロールケーブル Type-C to TRS2.5 (T02)
- データケーブル USB2.0 to Type-C

カメラ好き・ガジェット好きにとって、こんなにも魅力的な映像があるでしょうか・・・。

中身を紹介していきます。
一つ目は滑り止め付き三脚です。
少し大きめですが、グリップもあって非常に使いやすいものとなっています。

こちらはケーブル類その1。

ケーブル類その2。

ARCAクイックリリースプレート、レンズホルダー、取り付けネジといった感じ。

そしてコチラが、FeiyuTech AK2000C本体です。
手に取ってみると1,078g(バッテリー含む)となっていることもあり、ズシリと来ます。
それもそのはず、2,200mAhのバッテリーを積んでいますので、多少は重たくなるみたいですね。

細かな部分を接写していきます。

各駆動部分にはロックがついていますので、誤作動などを防ぎます。
別メーカーのジンバルですが、電源ボタンを入れた瞬間に暴れだし、スマホが「吹っ飛んでいった経験」もありますので、この誤作動を防いでくれるロック機能は重要です。

横から見ると、FeiyuTech AK2000Cが刻まれています。
このブラックボディに白文字で刻まれているのは・・・カッコよすぎでしょう。

こちらは操作を補助するトリガーボタン。

広範囲の互換性を可能としているのが、こちらの調整部分。
5方向への「大きさの調整」が可能になので、一眼レフはもちろんのこと、ビデオカメラでもジンバルに乗せることが出来るようになっています。

持ち手の部分は、木目です。このあたりのデザイン性が、またかっこいい。

底面には1/4インチねじ穴と、3/8インチねじ穴が付いています。

途中で紹介した三脚は、こちらに取り付けることが可能です。

クイックリリースプレートは、カメラの底にレンチをつかって取り付けます。

クイックリリースプレートを取り付けた一眼レフカメラは、こちらに取り付けてセッティング完了です。

こちらにはFeiyuTechのロゴマーク。

電源ボタンとUSB-Cポートは、操作ボタンの側面に配置してあります。
FeiyuTech AK2000Cを使ってみた!
習うより慣れよ・・・ということで、実際にFeiyuTech AK2000Cを使っていきます。

まず最初に感じたのは、圧倒的な使いやすさと応答速度の速さです。
カメラの取り付け(バランスを取る)には多少時間がかかりましたけど、5方向への調整が可能ということもあり、設置した段階で「倒れてしまうのでは?」などの不安がありませんでした。


FeiyuTech AK2000Cの電源をいれて、上下左右に動かしてみます。
うん、応答速度も速いし、指示通りに動いてくれている印象です。

特にモード切替でパン・パンモード・オールフォローモードの切り替えが、ボタンを何回押すか?だけで切り替わるのは秀逸。
動かしたい動きに瞬時に切り替えられるのは、動画撮影のパートナーとして有難い限りです。

ジンバルの性能を活かして、地面すれすれの場所からの撮影も当然可能。

個人的にはパンモードが気に入っています。
これなら一眼レフを外に持ち歩いて動画を撮影しても良いと真剣に思えるレベルです。

また、物撮りを多くしている自分としては、微妙な角度調整をジンバル上で行えるのも嬉しいところ。
写真だけでなく動画で商品紹介をしたいと思っていたところなので、このジンバルは物撮りにも最高のパフォーマンスを発揮してくれそうです。

ちなみにこちらは、真上から撮影したものです。※レンズが天井を向いています
FeiyuTech AK2000Cを使って上方向にカメラのレンズを向けた状態ですが、こんな撮影もジンバルの操作で可能に。
夜空をタイムラプス撮影する、天井にプロジェクター投影した映像を撮影する・・・といったことが容易にできそうです。

こちらは限界まで下にレンズを振った写真です。
この状態で固定して、商品紹介動画を撮影したり、イラストを描いているところの手元を撮影しても面白そうですね。
実際に歩きながら撮影した動画を確認してみましたが、手振れ感ゼロ。
まるで「TVで見かけるような町ぶら番組」のような雰囲気の映像を撮影できましたので、このジンバルの性能の高さを感じてしまいました。
Vlogセルフィー撮影

少し重たいですが、FeiyuTech AK2000Cを使ったVlogセルフィー撮影もオススメです。
セルフィー撮影に関しては、トリガーボタンを3回素早く押すだけで180°回転してくれますので、直ぐに撮影を開始できます。
私は顔出しをして動画に出ることはないのですが、顔出しをされている方であれば重宝するのではないでしょうか。
多彩なモード撮影が面白い

AK2000Cを使用すれば、インセプションモードやタイムラプスなどの特殊効果撮影が可能です。
例えばインセプションモードを使用すると、カメラがロール軸の自動回転を行うようになります。
一直線の道を横回転しながら歩いていく・・・そんな動画を撮影できるわけです。
こういった機能を使用することで、手作業では撮影しにくい動画を実現できますから、圧倒的なクオリティの動画素材を自らが撮影できるようになるでしょう。
まとめ

実際に「FeiyuTech AK2000C」を使用してみた感想を一言でまとめるなら、「最高のガジェット」です。

一眼レフカメラを使って動画を撮影するクリエイターさんが増えている昨今、三脚だけでなくジンバルを手に入れてみてもよいと真剣に感じさせてくれました!
特に外出先で一眼レフを使って動画を撮影しようとされている方は、ぜひFeiyuTech AK2000Cの詳細を販売ページにてお確かめください。
私も引き続き「FeiyuTech AK2000C」を使用し続けまして、使い勝手等を追記したいと思います。
アマゾンでも販売中ですので、こちらもご確認くださいませ。
ちなみにですが、一眼レフカメラを外に持ち歩くのは「重たいし怖い」という方は、超軽量&コンパクトな「カメラ付きジンバル」もオススメです。
詳細は以下の記事をご確認ください。
この段階で気づくことでもないんですが、ニコンのD7200は互換性のあるモデルとして記載されておりませんでした。
なので、ジンバルとしての機能面に関してはしっかりとレビューが出来ますが、すべての機能をお伝え出来ない可能性があります。
私のようなミスを起こさないためにも、FeiyuTech AK2000Cの販売ページに書いてあります対応機種表は必ずチェックしてくださいませ。
ちなみにですが、 D7500だと「写真を撮る/ビデオの録画を開始または停止」といった機能がボタン操作できるようですが、この辺りは手動で対応していきます。