在宅勤務をしていることもありまして、周囲の音をカットし、自分の「声」だけを届けられるイヤホンを探しています。
そんなアナタに、ノイズリダクションマイクを搭載したイヤホン「nwm Voice Buds」のレビューをご紹介!
NTTの特許技術「Magic Focus Voice」を搭載した本製品は、驚くほど周囲の雑音や騒音を除去。
在宅勤務中の生活音はもちろん、移動中の雑音などもカットしてくれる為、快適でスムーズなコミュニケーションを実現できます。
実際に使ってみましたが、思っていたよりもノイズリダクションの性能が高く、雑音の中でもクリアに声を届けてくれるマイクだと感じました!
そんな「nwm Voice Buds」が6月11日に一般販売を開始されたという事で、実際に製品を試してみた感想をまとめて紹介していきます!
良いところ | 気になるところ |
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目次
nwm Voice Buds 開封の儀
それでは、「nwm Voice Buds」が届いたところから紹介していきます。
こちらが「nwm Voice Buds」のパッケージ。
nwm(ヌーム)とNTTソノリティのロゴがデザインされています。
「nwm(ヌーム)」はNTTグループ初のコンシューマー音響ブランドのこと。他にもオープンイヤー型のイヤホンや、設置型のマイクなんかも販売しているので以下の記事もチェックしてみてください。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
型式 | ダイナミック型 |
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使用ユニット | φ 9 mm |
再生周波数帯域 | 20 Hz ~ 20000 Hz |
接続コード | 0.8 m(付属USBケーブル含まず) |
マイクロホン | MEMS(全指向性) |
プラグ | USB Type-C |
質量 | 約12g(コード含まず) |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- 本体
- USBケーブル0.2m(Type-C – Type-C)
- イヤーピースXS,S,M,L各2個
- 取扱説明書
- セーフティーガイド
セーフティーガイド。
とてもシンプルで、わかりやすい取扱説明書。
ちょっと大き目のカードタイプになっていますので、慣れるまでは画面の横にでも貼り付けておくとよさそうです。
USBケーブル0.2m(Type-C – Type-C)。
イヤーピースXS,S,M,L各2個。
本体の詳細
そして、こちらがnwm Voice Buds本体。
見た目はマットブラックとシルバーで統一されたスタイリッシュなデザイン。
プライベートはもちろん、ビジネスシーンでも違和感のない美しいデザイン性です。
耳に装着した状態になると、こちらの部分が耳元でキラリと光ります。
nwm(ヌーム)のロゴマーク自体がカッコいいので、ファッションの邪魔にもなりません。
操作+モード確認部。
120°の範囲で集音して声のみを選別する「指向性モード」と、360°の範囲で集音してノイズ抑制控えめで使用できる「全指向性モード」を切り替えて使用したり、音量の調整などを行います。
両耳にイヤホンを装着すると、首元に落ち着くマイク。
この絶妙なポジショニングが、高機能なマイクとして成立させているのかもしれません。
nwm Voice Budsの使用感
それでは、nwm Voice Budsを使っていきます。
装着感と接続について
装着感については、複数のイヤーピースが付いていることもありまして、抜群のフィット感。
重さが約12g(コード含まず)ということもあり、長時間装着していても疲れにくい印象です。
接続に関しては「USB Type-C」を使用した、有線接続のみ。
無線の接続トラブルやバッテリー切れの心配もありませんので、仕事用としても安心して使えます。
音楽モード|全音域に対してバランスがイイ!
マイクが機能していない場合、自動的に「音楽モード」に切り替わるということで、まずは音楽モードを試していきます。
LEDが緑に点灯しているのを確認出来たら、準備は完了。
いつも聴いている音楽を流してみましたが、強力なネオジウム磁石を使用したφ9mmドライバーを搭載していることもあるのか、思っていたよりも音質はGOOD!
大好きなバンド「ハイスタンダード」の曲を流してみても、解像度の高い楽器の音、息づかいを楽しめました。
個人的にイヤホンには低音を求めてしまうのですが、nwm Voice Budsは全音域&ボーカルに対して上々の音を鳴らしてくれる印象です。
音漏れもカナル型という事もありまして、無駄に大音量に設定しない限りは、ほとんどありません。
Magic Focus Voice(通話モード)は高性能です!
続いて、「nwm Voice Buds」の真骨頂とも言える「通話性能」を試していきます。
私はカフェで仕事をすることも多々あり、騒がしい環境下であってもクリアな会話が出来たら・・・と思っていたので、ありがたい検証です。
というわけで、ちょうどオンライン会議を行う機会がありましたので、某カフェにて「nwm Voice Buds」を装着してテスト。
自分の声がクリアに届くのか?が重要だったため、相手先にも協力してもらって声を確認。
普通のイヤホンを使用した場合には、店内のBGMであったり、隣に座っているお客さんの声を拾ったりしていたのですが、「nwm Voice Buds」の120°の「指向性モード」を使用すると・・・声だけを的確に拾ってくれたとのこと。
聞く側としても試してみましたが、確かに声だけが聞こえてくる不思議な感覚。
カフェいる、外にいるなど、環境音がしない状態での会話を行えるため、ビジネスシーンで活躍してくれると感じました。
声だけを拾ってくる仕組みは、こちらの図が参考になります。
マイクから口元にかけての120°の範囲で集音するという性能を確かめるべく、部屋に音楽を結構なボリュームで流しながら通話のテストを行ってみましたが、こちらでも声が聞き取りにくいという事はありませんでした。
ただ、声にのって音が入ってくることはあったので、完璧に消し去ってくれるわけでもなさそうです。
ノイズ抑制を強めるあまり、相手に届けたい「音声」までも歪んでしまう製品もあったりするのですが、「Magic Focus Voice」は別格と言えるでしょう。
丁度よいグラフがあったので紹介させてもらいますが、まさにこんな感じですね。
このマイク性能、かなり凄いと思います。
続いて、360°の「全指向性モード」を試していきます。
ボタンひとつで簡単に切り替え可能となっていますから、使用する状況に合わせて使い分けも可能です。
移動しながら通話をするなら「全指向性モード」が最適ということだったので、ウォーキングをしながら通話テストを行ってみましたが、多少マイクの位置が不安定になったとしても、声が途切れることはありませんでした。
歩きながらスマホを耳に当てて通話をするよりも、快適に会話のキャッチボールができたこともあり、さらにビジネス用におさえておきたいガジェットだと感じました。
まとめ
「nwm Voice Buds」は、まさに在宅勤務中に最適なイヤホンだと感じました!
環境音がなくなることによって、聞き手も快適になるでしょうし、使用者側としても安心して使えます。
個人的には無線になってくれると家の中をウロウロとしながらも使用できるので便利だとは思いましたが・・・、電池切れの心配もないことを考えると、仕事用としては現段階ではベストなのかもしれません。
いずれにしてもビジネスシーンにおいて、通話を良く行われる方であれば間違いのない製品となっていましたので、気になった方は是非公式サイトや販売サイトにて詳細を確かめてみてください!
良いところ | 気になるところ |
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