自宅内であっても、特定の場所に行くとWi-Fiが安定しなくて困っている。
そんなアナタに最新型のWi-Fiルーターとして、「TP-Link Archer AX3000」を使ってみた感想をレビューします。
WiFi 6(802.11ax)対応したことで、高速&低遅延で繋がりやすくなるという事でしたが、実際に切り替えてみて数字に変化はあるのか?
実際に自宅にて切り替えてみて、しっかりと試していきます。
良いところ | 気になるところ |
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目次
TP-Link Archer AX3000 – Wi-Fiルーター 開封の儀
それでは、TP-Link Archer AX3000が届いたところから紹介していきます。
こちらがTP-Link Archer AX3000のパッケージ。
背面には製品の特長がまとめられています。
推奨利用環境としては、戸建てでは3階建て、マンションでは4LDK、最大接続台数としては42台。
一般家庭では十分すぎるスペックだと思います。
開封してみると、ガチガチに固定された状態で「TP-Link Archer AX3000」が登場しました。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
規格 | Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax/ac/n/a 5 GHz IEEE 802.11ax/n/b/g 2.4 GHz |
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Wi-Fi速度 | AX3000 5 GHz: 2402 Mbps (802.11ax, HE160) 2.4 GHz: 574 Mbps (802.11ax) |
Wi-Fi範囲 | 4LDK ビームフォーミング クライアントに無線信号を集中させWi-Fi範囲を拡大します高性能FEM 送信パワーを改善し信号範囲を強化します |
Wi-Fi性能 | 高(High)
デュアルバンド OFDMA エアタイムフェアネス DFS 4ストリーム |
動作モード | ルーターモード ブリッジモード(アクセスポイントモード) |
プロセッサー | Dual-Core CPU |
有線ポート | ギガビットWANポート×1 ギガビットLANポート×4 |
電源 | 12 V ⎓ 1.5 A |
Wi-Fi暗号化 | WPA WPA2 WPA/WPA2-Enterprise (802.1x) WPA3 |
ネットワークセキュリティ | SPIファイアウォール アクセスコントロール IP & MACバインディング アプリケーション層ゲートウェイ |
ゲストネットワーク | 5GHzゲストネットワーク×1 2.4GHzゲストネットワーク×1 |
VPNサーバー | OpenVPN PPTP |
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Archer AX3000本体
- スタンド
- 電源アダプター
- LANケーブル
- かんたん設定ガイド
本体を自立させるためのスタンド。
LANケーブル。
電源アダプター。
かんたん設定ガイド。
手順通りに進めていけば、新規設定・切り替えが行えます。
Archer AX3000本体詳細
こちらがArcher AX3000本体正面。
サイズは縦166mm x 横157mm x 奥行き45 mmとなっています。
縦置きはもちろん、壁掛けも出来るようになっています。
背面。
壁掛け用の穴が付いていますので、狭い場所や置き場所がない場合でも柔軟に設置できます。
上面。
底面。
本体右側面。
本体左側面。
電源、ギガビットWANポート×1、ギガビットLANポート×4、リセットボタンになっています。
全ポートギガビット対応と言うことで、試してみるのが楽しみです。
スタンドを本体に接続。
これで準備は完了です。
TP-Link Archer AX3000 – Wi-Fiルーターに切り替えてみた!
それでは、「TP-Link Archer AX3000」に切り替えていきます。
なお、今回の切り替えに当たりまして、某社のIPoE/IPv6に同時に切り替えておりますので、合わせ技でのレビューです。
「Tetherアプリ」での切り替えが簡単すぎた!
切り替えに関してはアプリを使用します。
手順通りに進めていけば・・・ほぼ交換するだけで切り替わったような感覚で切り替えは完了です。
簡単さで言えば星5クラス。
接続タイプの選択肢は「静的IP」「動的IP」「PPPoE」「L2TP」「PPTP」「DS-Lite」「v6プラス」など、どれを選べばよいか迷うところなので、このあたりは切り替え前に何を選択すればよいかをプロバイダーに確認をしておいたほうが良いかもしれません。
設定にかかった時間は10分程度。
IPoE/IPv6が安定するのに多少時間がかかりましたが、小一時間経過すると安定しました。
※TetherアプリはAndroidまたはiOS端末に対応しています
速度テストで検証してみる!
ダウンロードとアップロードの速度に関しては、大きくは変わっていませんが、レシテンシに結構な違いが生まれました。
調べてみると、14ミリ秒であれば、FPSなどのオンラインゲームでも快適に動くとのこと。
19ミリ秒でも十分速いと言われていますので、それほど不便は感じていなかったのですが、現状は超快適に切り替わった形です。
旧規格と比べ、高速・低遅延・接続可能台数が向上した「WiFi6」× IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に切り替えたことで、回線の混雑を回避した高速通信が可能になったのだと思われます。
回線状態が不安定な別部屋
続いて、回線状態が不安定な別部屋でテストを開始。
切り替え前はFPSゲームをプレイしていると落ちてしまったり、スマホでWi-Fiをつないでいても不安定だったりしましたが、切り替え後は遠くまで届く「ビームフォーミング」に対応していることもあるのか、安定しています。
一応切り替えてから数週間経過しましたが、今のところ以前のように落ちてしまったことはありません。
正直言ってこんなにも切り替わるとは・・・、思っていませんでした。
まとめ
WiFi接続の快適性を上げてくれるWiFi 6テクノロジーを搭載した「TP-Link Archer AX3000」。
切り替えは簡単、速度も速くなって安定。
定期的にルーターも見直さないといけないな・・・と肌で感じさせてくれた製品となりました。
そんな「TP-Link Archer AX3000」は、潜在的な脅威やセキュリティ問題をリアルタイムで検出してくれる「TP-Link HomeShield セキュリティサービス」を標準搭載。
速度だけではなく、最新のサイバー脅威から守ってくれるなど、機能面も充実しています。
良いところ | 気になるところ |
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