ゲームのプレイ画面を録画して、YouTubeにアップしたい。
出来ればパソコンを接続しなくても使えるようなビデオキャプチャーを希望している。
そんなアナタに、サンワダイレクトが販売するビデオキャプチャー「400-MEDI040」を紹介したい。
一般的なビデオキャプチャーとは違い、「400-MEDI040」には3.5型の液晶画面が付いており、撮影する映像を目で見ながら録画ボタンを押せる優れものとなっている。
パソコンを通すことなくゲーム画面を撮影できることもありまして、簡単に「素材」を撮影することが可能になるガジェットだ。
そんなビデオキャプチャー「400-MEDI040」のサンプルを提供して頂きましたので、実際に使用してみた感想をまとめていきます。
ゲーム画面の録画、パソコン画面の録画をしたいのであれば、間違いのないガジェットです。
目次
ビデオキャプチャー「400-MEDI040」開封の儀と仕様の確認
それでは、ビデオキャプチャー「400-MEDI040」が届いたところから紹介します。
こちらがビデオキャプチャー「400-MEDI040」のパッケージ。
正式な製品名としては「400-MEDI040 4K ビデオキャプチャーボックス」みたいですね。
開封。
梱包状態はサンワダイレクトクオリティで、しっかりとしています。
中は緩衝材によってビデオキャプチャーが動かないよう、ガッチリ固定。
これだけ固定されていれば、配送中に故障してしまうことも少ないと思います。
中に入っていたものを並べて撮影。
- ビデオキャプチャーボックス
- USB ACアダプター
- 4極-RCA変換ケーブル
- HDMIケーブル
- microUSBケーブル
- リモコン ※乾電池なし
- 取扱説明書
取扱説明書。
当然ではありますが、日本語に対応しています。
※取扱説明書は公式サイトでもダウンロード可能です
USB ACアダプター。
リモコン。
乾電池は付属されていませんので、単四電池を2本用意する必要があります。
HDMIケーブル。※長さは約150cm
microUSBケーブル。※長さ約90cm
4極-RCA変換ケーブル。※長さ約13cm
そして、ビデオキャプチャー「400-MEDI040」本体です。
納品時は液晶画面に保護フィルムが貼り付けてありますが、緑色の持ち手を引っ張ることで簡単にはがせます。
サイズは横幅150mm、縦70mm、厚み23mmで、重さは155g。
少し大きめのスマートフォンといった印象でしょうか。
液晶画面の大きさは3.5型になっており、かなり大きいと感じました。
背面。※シリアル番号が書かれています
上部のインターフェース。
電源ボタンの他、左からマイク入力端子、AV入力端子、HDMI入力端子、HDMI出力端子、USBポートが並んでいます。
底面には三脚の取り付けの穴(1/4インチネジ)。
三脚を使用して固定出来るのは、地味にありがたいですね。
こちらが実際に三脚を利用している様子。
デスクの環境によっては三脚を利用したほうが便利に使えると思います。
側面にはスピーカー。
反対側の側面にはmicroUSBポートとmicroSDカードスロットが付いています。
電源に関しては、付属のUSB ACアダプターとmicroUSBケーブルを使う事で充電可能。
充電時間は約2時間で、連続再生時間は約5時間となっています。
録画に関しては、microSDカードかUSBメモリ、セルフパワーのHDDを使用します。
私は64GBのmicroSDカードを使用しますが、8~128GBまで対応しているようなので別途用意しておきましょう。
なお、サンワダイレクトさんでもmicroSDカードを販売中ですのでセット購入もオススメです。
録画した動画データはMP4形式、静止画に関してはJPG形式で保存されます。
性能は文句なし
性能面でいうと、Windows・Macに両対応で、4K画質で録画できるところが最大のポイント。
録画の解像度は3パターン選べるようになっており、軽いデータで残したい場合にも安心です。
なお、4Kで30分近い動画を撮影すると・・・それだけで結構な容量のデータになりますので、64GB以上のmicroSDカードを用意しておくことを個人的にはオススメします。
録画のビットレートに関しても選択可能。
同じくデータを軽くしたい場合には、低いビットレートを選びましょう。
なお、接続モードを「SDリーダライタモード」に切り替えれば、パソコンから直接microSDの中のデータを「読み書き」出来るのも嬉しいところ。
本体側からデータを削除も出来ますが、パソコンが軸となっている方であれば、こちらのほうが楽です。
操作は簡単!本体 or リモコンで楽々
操作に関しては、こちらで直感的に簡単に行えます。
3.5インチのモニターを見ながらの操作になりますので、間違うこともありません。
リモコンでの操作も言わずもがな便利。
少し離れた場所に固定設置しておいて、録画の開始・停止が出来るだけでも、ありがたい。
充電式で携帯可能=思いのほか便利
使い始めると、充電式であることにメリットも感じます。
撮影したデータの確認をソファに座りながらチェックしたり、削除も出来るのです。
実際に撮影したデータを車の後部座席で確認しながら移動も出来ましたので・・・充電式で動くのはメリットが大きいと思います。
パソコン画面の録画をしてみた!
では、パソコンの画面を録画してみたいと思います。
準備は簡単、HDMIケーブルをパソコンに差し込み・・・
ビデオキャプチャー「400-MEDI040」にも、HDMIケーブルを接続。
たったこれだけのことで、パソコンの画面がビデオキャプチャー「400-MEDI040」に映し出されました。
パソコンに接続したことで何が出来るか?といえば・・・パソコンゲームの録画だったり、操作手順の録画といったところでしょうか。
もちろん、画面のキャプチャーソフトを使用すれば出来たりもしますが、パソコン本体に負荷をかけないという意味でも外部ビデオキャプチャーで録画ができるのはメリットがあります。
こちらが実際の録画画面。
左上に録画マークがついていますが、画面が大きいので離れていても表示が見えます。
録画したデータは日付とサムネイル付きで確認可能。
録画したデータはパソコンを通さなくても、ファイルを削除することが出来ますので整理も簡単です。
ゲーム機と接続してみた!
続いて、ニンテンドースイッチと接続してみました!
同様のセッティングにより、PS4なども録画できますが・・・サクッとゲーム機の映像を撮影できるのはいいですね!
こちらがモバイルモニターに接続した様子。
接続が完了すると、ビデオキャプチャー「400-MEDI040」の画面が暗くなり、すべての映像はモバイルモニターに集約されます。
設定や録画状態なども画面上で確認できるのは不思議な感じですが、当然こちらの設定画面などは録画されませんのでご安心を。
なお、PCと接続し、OBS Studioを連携させるなどすればライブ配信も可能。
動画配信をやってみたい方にもおすすめです。
後日、ビデオキャプチャー「400-MEDI040」を少し環境を変えて使ってみました。
ニンテンドースイッチのドッグ機能がアダプターについたガジェットをセットにして使ってみたのですが・・・さらに便利に!
録画したいタイミングで録画開始を押せば、こんな感じで録画をスタート。
あとは素材が撮影出来たら・・・
録画を停止。
最終的に、再生リストをモニターを使用したまま確かめるといったことも出来ます。
ビデオデッキとの接続
最後はビデオデッキとの接続ですが・・・、こちらは4極-RCA変換ケーブルを使用して接続。
ビデオテープの録画が可能になりますので、これも便利な機能なんですが・・・実家にしかデッキがありませんので、タイミングを見て試してみたいと思います。
まとめ
ビデオキャプチャー「400-MEDI040」を実際に使用してみた感想のまとめとしては、満足の一言。
特にパソコンを通すことなく、サクッと「ニンテンドースイッチ」のゲーム画面を録画できたことには・・・感動しました。
液晶画面付きのビデオキャプチャー、やっぱり間違いありません。
「400-MEDI040」の詳細は、サンワダイレクトの公式サイトをお確かめください。