PCでゲームをする機会が増えてきたので、カスタマイズ性の優れた軽量のゲーミングマウスを探している。
そんなアナタに、CORSAIR(コルセア)製の軽量ワイヤレスゲーミングマウス「M75 WIRELESS」のレビューを紹介する。
光学センサー「2万6000DPI CORSAIR MARKSMAN」を搭載し、マウスの動きを高精度でキャッチ。
接続は応答速度1ms以下を実現したSLIPSTREAM WIRELESSやBluetoothに対応し、ボディは89gの軽量設計×左右対称型のデザイン性、CORSAIR iCUE ソフトウェアで自由にボタンをカスタマイズできるなど、性能面も充実しています。
実際に数週間試させてもらいましたが、カジュアルなユーザーはもちろん、プロを目指すようなゲーマーさんにもオススメしたいゲーミングマウスとなっていました!
良いところ | 気になるところ |
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目次
CORSAIR(コルセア) M75 WIRELESS 開封の儀
それでは、ワイヤレスゲーミングマウス「M75 WIRELESS」が届いたところから紹介していきます。
こちらが「M75 WIRELESS」のパッケージ。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2タイプがありますが、ホワイトのサンプル品を送っていただきました。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
型本体サイズ | 65mm(幅)×128mm(長さ)×42mm(高さ) | |||
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重量 | 約89g | |||
ワイヤレス接続 | 2.4GHz SLIPSTREAM WIRELESS、Bluetooth4.2 | |||
有線接続 | USB2.0 Type-A to Type-C | |||
センサー | CORSAIR MARKSMAN 光学センサー | |||
バッテリー性能 | WIRELESS 最長105時間、Bluetooth 最長210時間 ※ライティングをオフにした場合 |
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センサー解像度 | 100~26,000DPI(1DPI刻みで調整可能) | |||
ボタン | 7(iCUEでプログラム可能) | |||
ポーリングレート | 500/1000Hz | |||
ソフトウェア | CORSAIR iCUE |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- 本体
- USB充電/データケーブル1.8m
- USBワイヤレストランシーバー
- CORSAIRステッカー
- 安全ガイド
- 保証カード
安全ガイド、保証カード。
USB充電/データケーブル1.8m。
USBワイヤレストランシーバー。
CORSAIRステッカー。
後から撮影していて気付いたのですが、交換用のサイドボタンも用意されています。
マグネットで着脱できることもあり、簡単に付け替えは可能です。
本体の詳細
そしてコチラがM75 WIRELESS本体。
サイズは65mm(幅)×128mm(長さ)×42mm(高さ)となっており、重さは約89g。
ツヤ消しのマットホワイトということで高級感もあり、指紋や汚れも付着しにくく、目立ちません。
スクロールホイールの幅は約6mm。
適度な抵抗があるホイールになっていて操作感は良好、ボタンもクリック感があります。
サイドボタンは両サイドにある両手利き用。
シンプルでありながらもスタイリッシュなデザインが特徴的なマウスです。
両サイドにサイドボタンがあったら誤動作してしまうのでは?と思われるかもしれませんが、そこは専用ソフトのCORSAIR iCUEによって無効化も可能。
上面後方から撮影すると、縦長で細身であることがわかりやすいですね。
CORSAIRのロゴマークと2本のラインは、RGBライティングで光るようになっています。
底面には、低摩擦100%のPTFE素材で作られたマウスソールを3か所に配置。
電源のオン/オフ、ワイヤレス通信モードの切り替えなどの操作は、底面に用意されたボタンで行います。
CORSAIR(コルセア) M75 WIRELESS 使用感
それでは、M75 WIRELESSを使っていきます!
外観|スタイリッシュな右利き左利き両対応デザイン
最初にM75 WIRELESSの外観について紹介しておくと、縦長で細身の非常にスタイリッシュなマウスです。
ホワイトモデルを送っていただいたこともあり、いかにもゲーミングデバイスと言った雰囲気がないところも魅力に感じているのかもしれません。
ロゴマークと2つのラインがRGBライティングによって光る様子は、ゲーミングスペースの雰囲気アップにも最適。
専用ソフトのCORSAIR iCUEを使えば、演出方法も自分好みに変えることも可能。
我々のようなゲーマーからすれば、こだわっていきたいところなので有難いです。
ゲーミングデバイスは使っていてテンションが上がるものが、やっぱりイイ。
こちらのライティング機能を取り入れたことによって、多少マウスが重たくなったとしても、受け入れられます。
操作性|89gの軽さとソールの滑らかさで操作性は抜群
長時間使用するマウスという事もあり、89gという軽さはM75 WIRELESSにとって大きなアドバンテージ。
私は「かぶせ持ち」で使用することが多いのですが、まったく重さを感じません。
機動性に関しては、100% PTFE素材のマウスソールを大き目に採用したことによってスムーズに動かせます。
トップレベルのパフォーマンスが求められるゲームの世界では、マウスの重量と機動性が重要になりますが、この操作性であれば文句なし。
精度|2万6000DPI CORSAIR MARKSMANは良好そのもの
精度に関しては、解像度2万6000DPI CORSAIR MARKSMAN 光学センサーを搭載していることもあり、非常に小さな動きであっても正確に捉えてくれます。
わずかな隙間を狙い撃ちするようなトラッキングエイムによる高精度ミクロな調整、素早い動きが重要となるフリックエイムなど、FPSゲームのAPEXにてテストを行ってみましたが、筆者自身の実力はさることながらパフォーマンスは素晴らしいと感じました。
接続は、応答速度1ms以下の接続を実現しているCORSAIR独自の「SLIPSTREAM WIRELESS」。
FPSゲームをプレイしてみましたが遅延を全く感じません。
応答速度1ms以下についてはプロレベルのプレイヤーにならないと感じ取れないものかもしれませんが、1ミリ秒の違いが勝敗を左右する場において、優位に立てます。
左右のクリックボタンには耐久性に優れる光学式スイッチを搭載しており、クリックした瞬間に反応。
ストレスのない快適なプレイを実現してくれている印象です。
クリック音はゲーミングマウスの中では中音で抑えられてはいるものの、クリック感は良好です。
バッテリー性能|フル充電で試合中に途切れる心配なし!
1回の充電で最長105時間プレイできることもあり、充電切れの心配は無用。※RGBをオフにした場合
さらに、95分以内で完全にフル充電できるところも有難いですね。
なお、RGBをオフ&Bluetooth接続で使った場合には最長210時間も使えますので、普段使いにも最適なマウスです。
CORSAIR iCUE ソフトウェア|優秀なカスタマイズ性能!
専用のソフトウェアCORSAIR iCUEを使えば、DPIやボタンマッピングなど、自分好みにカスタマイズできるところも魅力と言える。
例えばキーの割り当てに関して言えば、スクロールボタンを押下した際に「スクリーンショットをする」といった設定ができる。
他にもキーボードの入力、マクロの設定なども可能なので、マウス一つで様々な効率化を図れるのだ。
同じような内容としてハードウェアキー割り当てがありますが、こちらはCORSAIR iCUEが起動していない時の動作を登録する機能です。
DPIの設定もそれぞれ調整できる。
視覚的にもわかるように、切り替えた際のLED色についても指定が可能だ。
DPIの切り替えは底面にあるボタンを押すことになるが、DPIの異なるプロファイルを複数用意し、サイドボタン(普段使わない右側など)にプロファイルの切り替えを設定しておくことにより、DPIを戦闘中に切り替えるといったこともできる。
他にも、マウス動作の誤差を補正する表面キャリブレーション。
デバイス設定など、自分好みのM75 WIRELESSを仕上げていく作業は楽しくて仕方がない。
まとめ
カジュアルなユーザーはもちろん、プロを目指すようなゲーマーさんにもオススメしたいゲーミングマウス「M75 WIRELESS」。
個人的には見た目も性能もイチオシと冒頭に書かせてもらいましたが、同価格帯のゲーミングマウスと比較しても、良い使い心地でございました!
ゲーム用として、日常的に使用するマウスとして、大変おすすめの製品です。
良いところ | 気になるところ |
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