可愛らしい女性キャラクターが描けなくて悩んでいる。
アニメ塗りは出来るけど、様々な「質感」を表現することが出来なくて、どうしてもベタっとしてしまう。

※Coloso公式サイトより引用
そんなアナタの悩みを解決するオンライン講座として、Coloso「キャラクターの魅力を引き出す質感表現とライティングテクニック」を紹介したい。
百聞は一見に如かず、まずはイラストレーターの晃田ヒカさんの作品をご覧ください。

※出典:Coloso公式サイト
私もイラストを趣味にしていますが、こんなにも可愛らしく女性キャラクターを描ける人は・・・なかなかいませんよね!
肌の質感、塗りの表現が特徴的で、目を引くキャラクターイラストを描けるようになりたいのであれば、追いかけてみて間違いのないイラストレーターさんだと思います。
特に厚塗りをマスターしたいなら、オススメです!
そんなColoso「キャラクターの魅力を引き出す質感表現とライティングテクニック」を体験させてもらいましたので、レビューをご紹介。
落ち着いた声で「何を考えながら描いているか?」を解説してくれる晃田ヒカさん、一気にファンになりました。

目次
Coloso「キャラクターの魅力を引き出す質感表現とライティングテクニック」の内容

講師となるのはイラストレーターの晃田ヒカさん。※SNSフォロワー数30万人(記事執筆時点)
→Twitter:晃田ヒカ@akitahika44
肌や衣装の質感、キャラクターのポージング表現に定評があるイラストレーターという事ですが、実際の作品を見ると納得の一言。
どの作品も・・・めっちゃくちゃ可愛いです。
イラストをどこかで習ってきたわけではなく、独学でここまで上達されたという事ですから、並の努力家ではありません。
そんな晃田ヒカさんだからこそ、独学ならではの練習方法や上達への考え方も教えていただけます。
また、「まずは絵を描くことを好きになることが何よりも大事」と言われていることからもわかる通り、丁寧でわかりやすいオンライン講座になっていますので、
- 自分の構図に魅力を感じていない方
- 線画まではできてもグラフィックで魅力を引き出せない方
は、要チェックです!
オンライン講座の内容

※出典:Coloso公式サイト
今回のオンライン講座「キャラクターの魅力を引き出す質感表現とライティングテクニック」では、説得力のあるイラストに必要となるテクニックを紹介してくれています。
簡単にまとめると以下の通り。
- 自然なポージング
- 魅力的な構図
- 人体と衣装の質感を表現するテクニック
- 立体感を出すライティング表
- 描きたいものを明確に決める際のポイント
- 効果的な資料の集め方活用方法
- 魅力的なイラストの仕上げとなる塗り

※出典:Coloso公式サイト(上記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージ)
細かくお伝えすると、例題を通して「魅力的なキャラの体型」「様々なポーズイラストや肉感表現」を実践を交えて解説したり、様々なポーズを描くために欠かせない「スピードドローイング」や「デッサン」等の練習風景を見せてくれたりします。
個人的には「ライティングで出来ること」や「布の生地を考慮する方法」が気になりますが、せっかく厚塗りに定評がある晃田ヒカさんの講座なので、「クオリティーを高める塗り」を徹底マスターしたいです。
- 本数:20本の映像
- 難易度:初級・中級
- 無期限視聴
- 使用プログラムClip Studio
- オンラインVOD
- オーディオ:日本語
- 講座特典:ブラシ4種:講義用PSDファイル4点
なお、オンライン講座を数多く提供しているColosoさんでは、一度購入したら無期限視聴となります。※一部をのぞく
他のオンライン講座の場合3ヶ月で閲覧できなくなる、回数が決まっているなどの制限があったりするんですが、Colosoさんではそんな心配はいりません。
オフラインの講座は一回きりで、理解できないまま終わったりすることもありますが・・・無期限視聴は、理解できなかった部分を繰り返し見ることが出来る+忘れたころに再確認も出来るので、大変オススメですよ。
Coloso「キャラクターの魅力を引き出す質感表現とライティングテクニック」の口コミ

それでは、Coloso「キャラクターの魅力を引き出す質感表現とライティングテクニック」を体験した感想をまとめていきます。
冒頭に感想を一言でまとめておくと、「塗りが苦手な自分からすると、最高のオンライン講座」でした。
線画までは褒めてもらうこともあったりする自分ですが、厚塗りを始めると「モノクロじゃないと見せられないような作品」になっていたんですけど、「塗りのコツ」がつかめた感覚です。
もちろん作品を作ってみないとわからないとは思うので、コレからの自分のイラストへの取り組み次第だとは思いますが、改めて厚塗りに挑戦する意欲を刺激してくれましたね。
また、「かわいい女性を描きたい」と言う目標が出来たことも、今回の講座を通してのプラスポイントだと感じています。
それでは、詳細な口コミをご覧ください。
全てを書いてしまうとネタバレになりますので、ざっくりと感じた事をまとめたものになります。予めご了承ください。
冒頭はどうやってイラストレーターになったのか?
最初は、晃田ヒカさんが「どのようにイラストレーターになったのか?」についてから始まりました。
ただ絵を描いているだけではなく、出版社に売り込みをかけるなど、営業的な動きをすることがイラストレーターへとつながったようです。
やっぱり「自分を見つけてもらう」という動きも大切なんですね。
ライトノベルをメインで活動している時には、キャラクター制作はもちろん、結構な枚数を描かないといけないので、毎月1冊分のイラストを描いていたみたい。
学生時代にデザインを学んできたわけではないので、基本的には独学と言う晃田ヒカさんですが、独学でも頑張っていけばイラストを仕事にできることを伝えてくれています。
その後は、講座についての説明。
イラストの制作工程順に構成されており、各セクションごとに講義、例題、実演という3つの流れで進んでいきます。
各セクションで用いる筆(Gペン デッサン鉛筆、油彩平筆など)の紹介もされているのですが、ダウンロードできるようになっているため、同じ筆を使うことが出来るのも嬉しいですね。
イラストレーターとして成長するために必要なこと
続いて、なかなかイラストレーターとして成長しない事への対処法として、「見て描くこと」が重要であることを解説。
また、やみくもに描き続けるだけじゃなく、練習に意味を持たせてモチベーションを保つこと+作品に課題を設けることによって、成長を促していくのが大切であることを実践を交えて伝えてくれます。
例えば、
- 水の表現力を向上する
- 濡れた髪の質感を表現
- 水面の反射を考慮する
と言う例題を設けて、そこを意識してイラストを描くという感じ。
更に「自分の持ち味」「強み」を引き出す方法として、ジャンルや絵の傾向を含め、何を得意とするか?を意識、イラストレーション、アニメ、漫画など・・・「自分がどこに絞るのか?」を決め、限られた時間の中で効率よく「とがった練習」が出来るようにする方法などが紹介されていたので、自分がどこを目指していけばよいかを絞り込めていきます。
どんな個性を表現する?に対して、「表情豊かに」「質感にこだわりをもって」と言うような設定を決めておけば、その方向に進んでいけるというわけですね。
描きたいものを明確に決めることの大切さを学べる

描きたいもの、見てほしい部分を明確に決めるというのも大切な工程とのこと。
- コンセプトを決める
- 視線誘導を考慮する
こういった考え方を伝えた後は、実践風景をみられますので、めっちゃめちゃ勉強になります。
視線誘導を活用したラフの実演は、人→強調したいバスト→パースを使った背景・・・など、視点誘導を考えながら、どのように絵を組み立てていくのかを見ていけますので、これだけでも有料コンテンツとして成立するレベルだと感じました。
自分が憧れる画風のイラストレーターさんが、実際に絵を描いているところを解説付きで見られる機会は余りありませんので、有難いの一言です。
その後は練習方法や肉感表現などを解説
その後は、体を描く練習として、スピードドローイング・コントラポスト(体重の大部分を片脚にかけて立っている人を描いた視覚芸術)を意識したドローイングを解説。
ここでも闇雲に練習するのではなく、「背骨を意識して描く」などのコツを実演を通して紹介してくださっているので、すぐにまねることが出来ました。←これ、すごく大事
そして、肉感表現について・・・入っていきます。
胸の配置、正面の形・側面から見た形、たるみやハリ、水着を着たときに「はみ出る肉」など、解説を聞けば聞くほど頭が理解していくイメージ。
私は女性の胸を描くのが苦手だったりするんですけど、実際にココで紹介されていた方法で描いてみたところ、バランスが取れるようになりました!
なお、筋肉の動きを考えるという意味でも「人体解剖学」が参考になると言われていましたので、以下のColosoの講座も合わせてチェックしてみると良いかと思います。
下書きラフ~厚塗りまでの実演

そして、そこから先は1枚のイラストを完成させていく流れを解説付きで実演!
下書きラフの段階で「何を考えながら描いているか?」、途中講義のあった「視線誘導をどうするか?」なども1枚絵の中でリアルに解説が入るので理解を深めることが出来る。
顔を描いてから体、そのあとに背景を描き込んでいく・・・など、どうやってイラストが完成していくのか?を見られるのは、神講座すぎます!

途中、立体的表現、感情的な表現がライティングで出来るといった講義が入るのもレベルアップにつながりますね。
最終的には自分の描きたい絵の方向性によって色塗りのテイストを決めて、完成へと向かうわけですが・・・この段階に入ると圧巻の一言。
これは写真ではないのか・・・と思ってしまうような厚塗りの技術を目の当たりにすると、講座を受けてよかった!と、素直に思えると思います。
まとめ

※出典:Coloso公式サイト
Coloso「キャラクターの魅力を引き出す質感表現とライティングテクニック」は、冒頭にもお伝えした通り「可愛らしい女性キャラクターが描けなくて悩んでいる」「アニメ塗りは出来るけど、様々な「質感」を表現することが出来ない」と悩んでいる方に、大変オススメのオンライン講座になっていました。
アニメ塗から脱却して、ワンランク上のイラスト表現がしてみたい。
そんなアナタにピッタリな、無期限視聴のオンライン講座だと思います。
詳細は、Coloso公式サイトをお確かめください。