持ち運び用としてはもちろん、据え置き型としてもオススメの「画面が見やすい」モバイルモニターを探している。
そんなアナタに、M152H 15.6インチモバイルモニターをレビューする。
45WのPD急速充電機能を搭載しているM152H 15.6インチモバイルモニターを使用すれば、アダプターを別に用意しなくても、デバイスの充電を保ちながら映像を投影できるなど、使い勝手は抜群。
独自設計のクイックリリーススタンドを使用すれば、ディスプレイを最適な角度に調整。
別売のM1S4スタンドとセットにすることで、ノートパソコンのディスプレイの上に画面を配置することも可能だ。
もちろんですが、映像も綺麗。
ノートパソコンから映像を出力する際には、Type-Cケーブル一本で投影可能という事もあり、現時点では過去一で使いやすいモバイルモニターだと感じています。
ノートパソコンを使用する際にはデュアルモニターを基本としている、そんなアナタに特にオススメしたい製品です。
良いところ | 気になるところ |
---|---|
|
|
目次
M152H 15.6インチモバイルモニター 開封の儀
それでは、M152H 15.6インチモバイルモニターが届いたところから紹介していきます。
こちらがM152H 15.6インチモバイルモニターのパッケージ。
梱包はしっかりとしていますので、配送中の故障は少ないと思います。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
サイズ | 15.6インチ |
---|---|
バックライト | LED |
最大解像度 | 1920×1080(フルHD) |
輝度(最大値) | 300 cd/㎡ |
視野角(水平/垂直) | 170°/170° |
最大表示色数 | 1620万色 |
応答速度(標準値) | 15 ms |
ブルーライト低減機能 | あり |
タッチパネル | なし |
デジタル映像入力 | USB Type-C(DP Alt Mode) HDMI(※HDMI-Aコネクタ、HDMI CEC対応) |
内蔵スピーカー | 最大2W ステレオスピーカー |
音声出力 | ヘッドホン端子(3.5mm) |
HDCP対応 | HDMI HDCP v1.4(v1.2互換)、DP HDCP v1.3(v1.0互換) |
USB端子(ホスト) | USB-A x1(USB2.0、最大5V-1.0A) |
バッテリー | なし |
本体サイズ(幅×高さ×厚さ、mm) | 358×238×21 mm(本体、最薄部厚さ7mm) |
重量 | 768g(本体) |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- M152H 15.6インチモバイルモニター
- クイックリリーススタンド
- HDMI-A ビデオケーブル(1.0m)
- USB Type-C ケーブル(1.0m)
- USB A to USB-C 電源ケーブル (1.0m)
- 20V (最大65W) PD電源アダプター
- 保護スリーブ
- ユーザーガイド。
ユーザーガイド。
USB A to USB-C 電源ケーブル (1.0m)。
USB Type-C ケーブル(1.0m)。
HDMI-A ビデオケーブル(1.0m)。
PD電源アダプター。
クイックリリーススタンド。
モニター裏に取り付けることによって、ディスプレイの角度を無段階で調整可能となります。
保護スリーブ。
ちょっと硬めの専用ケースとなっており、持ち運び・収納に最適です。
M152H 15.6インチモバイルモニター 本体の詳細
こちらがM152H 15.6インチモバイルモニター本体。
サイズは横358mm×縦238mm×厚み21mm(最薄部7mm)、重さは768gとなっており、このサイズのモバイルモニターの中では軽量。
三辺スリムベゼルという事もあるのか、実際のインチ数よりも大きく感じます。
本体カラーは前面がブラック、背面がチャコールグレーとなっており、設置場所を選ばないシックなデザインです。
正面下部の両サイドにはスピーカーを搭載。
背面。
インターフェースとしては、左からイヤホンジャック、DC IN、USB Type-C (DP1.2)、HDMI-A。
背面に集約されていることで、前面からはスッキリとした印象を与えられます。
クイックリリーススタンドの取付口。
クイックリリーススタンドは上下どちらからでも差し込めるようになっており、角度は無段階で調整できます。
本体左側面には、各種操作ボタンが集約。
側面から見ると、薄さが際立ちます。
本体右側面。
電源ボタンの他、USB-Aポートが搭載されています。
M152H 15.6インチモバイルモニターの使用感
それでは、M152H 15.6インチモバイルモニターを使っていきたいと思います。
接続|ノートPCとケーブル1本で簡単接続!
USB Type-Cを備えたノートパソコンと接続テストを行ってみましたが、ケーブル1本で接続は完了!
モバイルモニターの中には、モニター本体にもアダプターを接続しないと映像が投影されない製品もありますので、このお手軽さは素晴らしいですね。
映像入力はUSB Type-Cに加え、HDMI端子(HDMI-A)も備えていますから、汎用性も高いと言えます。
映像|ノングレアの非光沢パネルが目に優しい!
1080Pの高輝度、広色域パネル搭載、コントラスト比700:1、NTSC72%ということで、映し出される映像は目に優しくて長時間使いやすい印象です。
個人的にノングレアの非光沢パネルが好きで、使用するディスプレイは必ずノングレアなものを選んでいるのですが、その中でも綺麗な部類。
光源による干渉を大幅に低減していますので、反射で見えづらくなることも少ないです。
超スリムベゼル設計によって、余計なものが視界に入らないのも映像の綺麗さを引き立てています。
角度調整|クイックリリーススタンドが便利!
独自のクイックリリーススタンドを使用すれば、0°~70°までの角度を無段階で調整可能。
上下2つの接続口にクイックリリーススタンドを取り付けて、自分に合った角度を探すことが出来ます。
設置角度のイメージです。
この角度調整が可能なクイックリリーススタンドのおかげで、ノートパソコンの横に置いたときに、ピッタリと角度を合わせられます。
対面している方に向けて、同じ画面を投影するスタイルに変化させることも簡単に出来ますので、打ち合わせなどにも重宝することでしょう。
また、別売のM1S4スタンドを使用すれば、高さを調整する事も可能です。
高さの例は、コチラの写真が参考になります。
昨今流行りのスタンディングデスクにもオススメです。
このスタイルでM152H 15.6インチモバイルモニターを使用すると、左右にスペースを空ける必要もなくなりますので、限りなく省スペースで、効率よく作業を行えます。
最大45Wの給電|充電を同時に出来るのは神機能
USB PDは最大45Wの給電に対応し、多様なデバイスと連携可能です。
USB PDによる給電機能は、M152HにAC-USBチャージャーを使用して給電を行っているときに利用可能となりますので、多少ケーブルは多くなりますけど・・・それでも便利。
ニンテンドースイッチやスマートフォンの映像を、モバイルモニターに投影したい方であれば、重宝すること間違いありません。
ニンテンドースイッチを充電する場合、M152Hには65WのPD電源アダプターを接続する必要があります
サウンド|十分な音質でゲームや映画を楽しめる!
薄型モニターには非搭載になりがちな、スピーカーも搭載しています。
正面に2Wのサラウンドスピーカーを内蔵していますので、別途スピーカーを用意する必要がありません。
音質に関しては、全体的にバランスの良い、奥行きのある音を出してくれます。
作業用の簡単な音楽を流しているくらいなら、まったく問題なし。
ただし、最高の音を楽しめるか?というと、そうではなかったので、音に本気で向き合いたいのであれば専用のスピーカーを用意した方が良いかと思います。
まとめ
M152H 15.6インチモバイルモニターの使用感は、モバイルモニターの中では最高クラスでした。
映像よし、接続は快適、コスパも上々。
持ち運び用としてはもちろん、据え置き用としてもオススメのモバイルモニターを探しているのであれば、ぜひ詳細を公式サイトにてお確かめください。
良いところ | 気になるところ |
---|---|
|
|