「インスタント食品は危ないものが多いの?」
食べ過ぎてはいけないとは思ってはいましたけど
普通に食べていたインスタント食品やレトルト食品。
「買ってはいけないインスタント食品、買ってもいいインスタント食品」という本は
興味本位で読んでみた本でしたが、
結構「衝撃的」な内容になっていました。
何故なら、自分へのご褒美として食べていた
インスタントラーメンのほとんどが
「食べてはいけないもの」として紹介されていたからです。
今回は、そんな「買ってはいけないインスタント食品、買ってもいいインスタント食品」を
読んでみた感想をポイントを絞って紹介します。
カップヌードルは食べたらダメ!?
第一章の最初のページに飛び込んできたのは「日清食品のカップヌードル」でした。
誰もがしっているカップ麺の代表的な商品。
昔から食べてきたし、専門学生だった頃には昼食のメインになっていた「インスタント食品」だったのに・・・、
食べたらダメだと書かれていました。
理由は以下の通り。
めんを油で揚げてあるため、油が酸化して過酸化脂質が出来ている。P.18
結局のところカップ麺を購入する場合には「油で揚げてあるかどうか?」をみないとダメみたいです。
過酸化脂質は有害のもので、
ネズミやウサギに食べさせると成長が悪くなり、一定量を超えると死んでしまいます。P.18
と書いてあるように、体には良くない事は間違い無いみたい。
人の場合には下痢や胃痛を起こす可能性があるようです。
また、日清のカップヌードルには添加物も多いので・・・
食べない方が良いという結論に本書では至っています。
発泡スチロールの容器には注意が必要
続いて紹介するのは、日清ラ王のカップ麺。
カップヌードルと同じく日清食品の製品ではあるものの、麺が揚げられていない分良いみたいですが・・・
容器が発泡スチロールで出来ているのが問題のようです。
発泡スチロールの容器に熱いお湯を入れると、発がん性のあるスチレンがppbレベルで溶け出すことがわかっています。P.27
と書かれているように、発泡スチロールの容器にお湯を注ぐとこういった問題があるみたい。
これまたよく食べていたインスタント食品になるので、ショックでしたが発泡スチロールの容器に気を付けるという一つの基準をいただけました。
ただ、ppb(10億分の1をあらわす濃度の単位)とのことなんで、そんなに気にすることはないんじゃないかな?と僕は思います。
ラーメンを食べるならコレ!?
インスタント食品のラーメンを食べる場合には、麺を揚げる事によって過酸化脂質が含まれてしまうという問題があるのですが、
マルちゃん正麺(袋めん)に関しては、麺を油で揚げていないのでOKということでした。
さらにマルちゃん正麺の塩味であればカラメル色素を使っていないので比較的安心して食べる事が出来るとのこと。
しょうゆ味や、みそ味にはカラメル色素が使われているので注意が必要みたい。
インスタント食品は食べ過ぎなければOK
本書を読んでみて思いましたが、基本的には「インスタント食品」は食べ過ぎなければOKであるってことです。
毎日のように良い食材を手に入れて、料理をして、栄養バランスを整えて・・・とやれる人になることが理想的だとは思いますが、そうもいかないこともあると思います。
よって、この書籍を見たから「カップヌードル」を食べなくなる!という事は僕は無いですが、
食べ過ぎないように注意する、少なからずリスクもある・・・といった学びにつながったように感じますので、読んでみて良かったです。
こちらの書籍には、他にもコーヒーであったり、コンソメ、のりたま等の有名な商品も載っていましたので、皆さんも一つの基準として読んでみてください。
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