「集中力が続かない、集中力を高める方法はないか? 」と真剣に悩んでいらっしゃる方にオススメの書籍を発見しました。
集中力をアップさせる為の書籍を読んだり、集中力を高める環境を自分なりに作ってはいるため、調子が良いときは丸一日以上作業にビシッと集中する事が出来たりもするんですが、最近は「集中力が続かない日」「集中モードに入れない日」が多くなっていて、仕事の生産性が落ちていました。
そんな、なんとか集中力を高める方法はないものか・・・と、悩んでいた時に出会ったのがメンタリストDaiGoさんの「自分を操る超集中力」という書籍でした。
- どんなに疲れている状態でも集中力を発揮する事ができる。
- 集中力はトレーニングによって鍛えられる。
- 人が一日の中で使える集中力には限界がある。
そんな謳い文句や口コミレビューにつ興味を持ち、Amazonでポチッと購入させてもらったのですが、この「自分を操る超集中力」は、僕にとって本当にバイブルになる書籍となりました。
実際、こちらの書籍を読み終わってからは、集中できる時間が増えて、生産性も上がっているように感じます。
と言う事で、メンタリストDaiGoさんの「自分を操る超集中力」のレビューを紹介していきます。集中力が続かない、高める方法はないか?と悩まれている方は参考にどうぞ。
目次
集中力を高めるツボは、操るべき3つのルールにあった
- 集中力の高い人は鍛え方を知っている
- 集中力の高い人は実は長時間集中していない
- 集中力の高い人は「疲れ」を脳でコントロールしている
ルールとしては、この3つとのこと。
生まれつきとか、根性で集中力が高くなるということは全く関係が無く、長時間集中しようと思わずに短時間の集中を繰り返し、疲れているから集中できないという錯覚に陥らないようにする。
集中力を高めていくためには、この3つをしっかりと抑えておく必要があるようです。
そして、この書籍の中で大きなキーポイントなる「ウィルパワー」を意識すること。ウィルパワーとは、思考や感情をコントロールするたびに消費してしまうエネルギーの事で、一定の量があり、集中力を使うたびに少しずつ消費してしまいます。
例えば「仕事」と「ダイエット」を頭の中で切り離して考えたり行動していたとしても、ウィルパワーの出所は同じになっているため、ダイエットがうまくいかなくなって、仕事に集中できない・・・と言った状態が起こってしまうわけです。
集中力が途中で切れてしまうとお悩みの方は、本当にその目の前にある作業だけに集中できているか?を、突き詰めて考える必要があるのです。
ウィルパワーを鍛える方法は2つある
なお、そんなウィルパワーを鍛えるには、
- ウィルパワーの総量を増やす
- ウィルパワーを節約する
といった二種類の方法があるようです。総量を増やすにはトレーニング、節約するためには集中する環境と、捨てる勇気かと思います。
なお、アメリカでの研究によると人は1日の中で約70回の物事の決断や判断をしているとのことで、これを何も意識する事なく行っていくと自然とウィルパワーが失われていき、実際にやらないといけないことを行う前に、集中力が切れてしまうことにつながってしまうみたいです。
先延ばしの危険性
なお、ウィルパワーが一定以下になってしまうデメリットは「先延ばし」にしてしまうことのようです。
この書籍を読んでから感じたことですが、僕はどうやらウィルパワーを余計なところに使いすぎてしまっていて「先延ばし」を行い、結果的に集中力が途切れてしまう結果を自ら導いていたことがわかりました。
人は行動ではなく「意思決定」に疲れる P.41
この言葉を知っただけでも、「自分を操る超集中力」を読んでみて得るものがあったように感じます。
こうして考えると、「仕事」や「今やるべきこと」を先延ばしすることによってストレスや疲れがたまるというのは、当たっていると思いますよね。
バッチ作業が超絶便利!いったん書いて忘れる
なお、仕事をしていた入りすると、どうしてもメールが来たり、これもやりたい!あれもやりたい!と思い浮かんでしまう事があるかと思いますが、そんな時に便利なのがバッチ作業とのこと。
バッチ作業とは、一旦メモ帳などに思いついたもの、やらなくてはいけないものを書いておいて、後から一定時間を確保して一気に終わらせてしまう方法のこと。これは自分も既に実践していたのでわかりますが、なんとなく作業をしていてもモヤモヤと頭に浮かんでくるものがなくなる感じがあるので、目の前の作業に集中する事が出来るようになります。
醤油を買いに行く、Aさんに電話、メールの返信、思いついたキャッチコピー等など・・僕のメモ帳には殴り書きで様々な事が毎日書かれています。
なお、バッチ作業には持ち歩けるノート型のホワイトボードであるヌーボードが大変便利です。
バババッと書き込んであるスケジュールを、一気に消すときは快感ですよ(笑)
集中力が続く時間には限りがあることを知る事が大切
集中力が続く時間は、かなり鍛えられた人で120分。大人でも子供でも30分。うまく集中している人は、休憩をうまく挟んで、集中を繰り返している。
そんなフレーズが途中に出て来たのですが、実はこの内容については「ナースが教える仕事術」を参考にして実践させてもらっているので実証済みでした。と言うか、「集中力が続かないのは自然なことだった!集中力を高める方法とポモドーロ・テクニックについて」という記事を読んでいたので、今回の書籍の内容がより理解できたと思っているくらいです。
特にポモドーロ・テクニックは必見です。
もう少し集中したかった!というくらいの短い時間(25分)を繰り返すことで、ウィルパワーを使いすぎないだけでなく、早く次の作業をしたいと思えるといったメリットもあります。25分でどれくらいの作業が出来るのか?がわかるようになってくるので、時間の管理や予定の計画もしやすくなりますので、ぜひお試しください。
個人的にオススメなのは「BeFocused」というアプリケーション。25分間をカウントし、5分休憩・・・といった流れを管理してくれます。僕はiPad mini4にこちらのアプリケーションを入れておいて、常に「チクチク・・・・」と時計の秒針の音も出しながら使っていますが、集中するべき時間が決まっているので気持ち的にも楽になりました。
高い集中力を生み出す7つのエンジンを意識する!
スマホやケータイなど、自分の集中をそらしてしまうものを断捨離しておく、集中する場所には「水色」のものを取り入れるなど、高い集中力を生み出すための内容が、第二章の「高い集中力を生み出す7つのエンジン」には書かれています。
机の上にスマホを置いておくだけでも集中力が落ちてしまうという実験結果も出ているとのことですから、気をつけたいところですね。
集中したい対象以外「何もない場所」を作ることで自然と集中力は高まり、勉強も仕事も捗っていきます。P.80
というフレーズも確かに・・・と頷けます。
僕は自分の作業スペースで仕事をするよりも、スターバックスや、知人の家で作業をした方が捗ってしまう事が多く、なぜなんだろう・・・と思っていましたが、「マックブックエアーで出来ること以外、他に何もできない」ため、記事をかく、マインドマップを作るなどの作業にとことん向き合えるからだと認識できました。
マックブックエアーでは、SNSを見る、ツイッターを投稿する、画像処理をするといった作業は一切出来ないようにしているので、実際ログインすらできません。メールすらチェックする事ができないようにしてあることが、集中するための環境としては丁度よかったのかもしれません。
集中せざるを得ない場所に行き、「文章を書く事」に集中できるパソコンを使う事。これが僕にとっては大事だったようです。
音と光も集中力を上げるには重要なポイントになる
なお、アイデアを出したりする場合には、図書館のような静かな場所ではなく、カフェくらいのうるさい場所の方が成果が出やすいようです。一見図書館のような静かな場所の方が成果が出しやすそうですが、実は工事現場くらいうるさい場所と同じくらいの結果が出たというデータもあるそうです。
逆にインプットに関しては、静かな場所の方が良いとのことですから、密閉型のイヤホンなどを利用するといいみたいです。僕はBoseのQuietComfort35を利用していますが、ノイズキャンセリング機能を使うだけでも静かになりますので、大変重宝しています。
衝撃だったのはカフェイン摂取でストレスになる話
ちょっと衝撃だったのは、カフェインも摂取しすぎるとストレスになってしまうという話。スターバックスならグランデサイズくらいの量に留めておかないと、体にはいけないようなのです。
量でみると、450mlを目安にすると良いみたいだから、僕は明らかにコーヒー、カフェインの過剰摂取となってしまっていました。
ちなみにカフェインの効果は20分~30分後にあるようなので、眠くなってからではなく、眠くなりそうなタイミングでコーヒーを摂取するのがベストみたいです。これは高速道路の居眠り運転にも同様の事が言えるようなので、ぜひご利用ください。
メンタリストDaiGoさん「自分を操る超集中力」のまとめ
僕自身、集中力が本当に続かなくて悩んでいました。
でも、この書籍を読んだことによって様々なヒントを得る事が出来たように思います。読んだだけでなく実践してみないと自分に合う合わないはわからないところは当然あるのですが、書かれている内容は集中力に対して研究された結果が数多く掲載されている印象なので、多くの人が役立つ情報が載っていたと思われます。
このレビューに書かせていただいた内容は、第二章までとなっていて、この先には第三章以降は「疲れをリセットする3つの回復法」であったり、「集中力を自動で作り出す5つの時間術」など、実践的な内容も書かれています。
つまり、読んだだけで終わることなく今すぐに実践できる「集中力を高める方法」が沢山書かれいますので、ぜひ集中力が続かない、高めたいと思われている方は、メンタリストDaiGoさん「自分を操る超集中力」を読んでみてください。
これはオススメです!!