タブレットPCくらいの大きさで、高性能な液晶ペンタブレット(※以下 液タブ)を探している。
出来れば有名メーカーではなく、コスパに優れた「液タブ」を教えてほしい。
そんなアナタに向けて、GAOMONが販売する「液タブPD1320」のサンプルを提供していただいたので紹介します。
- 8192筆圧感度
- 13.3インチ
- 充電不要のペン
- 傾き検知機能±60°
- レザー三つ折りスタンド付き
「液タブPD1320」を実際に使ってみた印象を一言でまとめるなら、非常に「バランスの良い液タブ」です。
液晶画面の大きさは決して「大きい」とは言えませんが、タブレットPCで絵を描くことが多い自分からすると「ちょうどよい大きさ」だし、描き心地もバッチリ。
また、レザーの三つ折りスタンド付きなので、余計な荷物(ペンタブ用のスタンド)を持ち運ぶ必要がないのも嬉しいところでしょうか。
そんな「液タブPD1320」を実際に使ってみた簡素をまとめて紹介していきます。
「液タブPD1320」開封の儀
それでは、「液タブPD1320」が届いたところから紹介していきます。
こちらが「液タブPD1320」のパッケージ。
まるでタブレットパソコンのような雰囲気ですが、液タブです。
当然ではありますが、パソコンと接続することによって動くものですので、本体にOSがはいっているようなものではありません。
フタを開けてみると「液タブPD1320」が半透明の袋にはいって登場しました。
見ていただいてもわかる通り、しっかりと固定されていますので配送中の故障は少ないと思います。
液タブPD1320本体を横に置いてみると、レザースタンドが登場です。
こちらのレザースタンドをセットすることによって液晶カバーにもなりますし、絵を描くときのスタンドにもなります。
その下。
こちらは中に入っていたものを並べて撮影したものです。
液晶画面は反射して周りが映ってしまっていたので「ぼかし」をいれています。
- PD1320本体
- Art Paint AP50(ペン)
- HDMI-ミニHDMI ケーブル
- 2 USB A to USB C ケーブル
- レザースタンド
- ペンホルダーPH03 (替え芯x8 内蔵)
- 日本専用電源アダプタ
- クイックスタートガイド
- デジ絵用手袋
液タブPD1320本体の底面です。
GAOMONのロゴマークが中央にはいっており、四隅には滑り止めが付いていました。
液タブPD1320にレザースタンドを取り付けると・・・こんな感じになります。
レザースタンドを取り付けると、液晶画面側はタブレットPCのような雰囲気になりました。
これで持ち運ぶときに画面を傷つけてしまうことはなさそうです。
レザースタンドを三角形にしてセットすると、角度をつける事が出来ます。
この角度が絶妙で・・・描きやすい。
ペンを押し込んだ時に沈むのでは?と思われるかもしれませんが、一切沈み込むことはありません。
こちらは日本専用の電源アダプタです。
先ほどの電源アダプタと「2 USB A to USB C ケーブル」を使って、GAOMON PD1320と接続する形になります。
もう一つのケーブルはHDMI-ミニHDMI ケーブルです。
デジ絵用の手袋。
液晶画面をキレイにするための布。
そしてペンホルダーです。
Art Paint AP50(ペン)をさしておけます。
ペンホルダーの中には替え芯が8本はいっています。
これだけそろっていれば当面の間、替え芯が必要になることはありません。
Art Paint AP50(ペン)がコチラです。
充電不要で使用できるものとなっていますので、「描こう!」と思った瞬間に充電切れで使えない事がありません。
8192筆圧感度で、描き心地はしっかりとしていそうです。
傾き検知機能±60°ということで、紙に描いているのと変わらない感じで使えます。
その他説明書類。
ドライバーなどはインターネットから落として使用します。
そして、こちらが「液タブPD1320」本体です。
画面サイズは13.3インチで、フルラミネーションディスプレイ。
フルラミネーションディスプレイとは、液晶ディスプレイからカバーガラスまでを一体化させる加工技術のことで、まさに紙に描いているような感覚でペンを走らせることが可能です。
本体サイズは343 x 233 x 13.4mmで、重さはわずか0.88kg。
画面解像度は1920 x 1080(16:9)、作業範囲は293.8mm x 165.2mmとなっています。
作業範囲は、ざっくりA4サイズ(297mm x 210mm)くらいだと思ってもらえるとわかりやすいでしょう。
側面のインタフェースは、Mini HDMI、Type-C×2。
AC電源プラグなしで直接コンピュータから電力を供給できるタイプなので、しっかりとノートパソコンを充電しておけばコンセントなしで使用することが出来ます。
反対側にはヘッドホンポートと、ディスプレイの明るさの調整が出来るボタンが配置されている感じです。
なお、対応ソフトウェアは以下の通り。私はClip Studioを使用していきます。
Adobe Photoshop、Illustrator、Clip Studio、Gimp、Lightroom、Sketchbook Pro、Manga Studio、CorelPainter、FireAlpaca、OpenCanvas、Krita やSai2など
Windows 7以降、macOS 10.12以降、TNTモードをサポートするAndroid 6.0以降。
「液タブPD1320」レビュー
では、「液タブPD1320」を使ってみたいと思います。
準備・片づけに関して
まず、準備・片づけに関しては非常に楽。
「液タブPD1320」本体がコンパクト&軽量だし、スタンドも付いているので準備が簡単なのです。
私は液タブをデスクの上に常設したくはない人なので、片づけられるのがベストなんですが、上記のような理由で片づけも楽々。
これは・・・使い勝手が過去一レベルで使いやすい液タブです。
GAOMONのアプリをいれて、領域設定を時々見直さないと「ズレル」のが気になりますが、このあたりは設定するパソコンによるのかもしれません。
描き心地
描き心地に関してはお墨付き。
レザー三つ折スタンドによって角度もついているし、8192電源不要ペンの描き心地もしっかり。
液晶画面への描き心地も良いので「紙に描いている感じ」で使える液タブだと思います。
最近はタブレットPCで絵を描くことが基本となっている自分ですが、これなら切り替えても良いかな・・・と真剣に思えるレベルです。
作業範囲は293.8mm x 165.2mmとなっており、ほぼA4サイズ。
もっと大きな画面で描きたい!という方であれば、大きさに満足しないかもしれませんが・・・私のようにキャラクター1人を描く程度得あれば十分すぎると思います。
なお、傾き検知角度が±60°ということで、ペンの性能もばっちりで、充電不要なのが嬉しすぎますね。
Clip Studioで使ってみた!
ということで、Clip Studioで使っていきます。
正直な話、Procreateを基本として使っているのでClip Studio自体がなれていないのですが・・・それでも快適に使用することが出来ました。
もしかしたらタブレットパソコンで絵を描いていた人からすると、このサイズ感、使用感が似ているので「乗り換えやすい」のかもしれません。
Procreateを使用しているけど、パソコン版の「Clip Studio」に乗り換えたい・・・と思っている方も多いと聞きますが、そんなアナタに「液タブPD1320」をオススメしたいですね。
まとめ
「液タブPD1320」を使ってみた感想をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
実際に私が使ってみた印象としては、決して画面サイズは「大きくはない」ですが、高性能・高コスパで非常に使いやすい液タブだと感じました。
特に、タブレットパソコンから液タブに切り替えようと思われた方であれば、この「液タブPD1320」は大変オススメだと思いますので、ぜひ詳細を販売ページから確かめてみてください!
引き続き「液タブPD1320」を使っていきながら、気になったこと・使用感を追記していきます。