在宅ワークに最適な、必要な声だけをクリアに届けてくれる高性能マイクを探している。

そんなアナタに、NTTの特許技術「Magic Focus Voice(旧インテリジェントマイク)」を搭載したビームマイクスピーカー『LinkShell(リンクシェル)』のレビューを紹介します。

ビームマイクスピーカー『LinkShell』の主な機能としては、音を仕分けること。
在宅ワークの際、声だけを届けたいのに「生活音が入ってしまう」という悩みを持たれる方も多いはず。
そんな音問題について、「必要な音」と「必要ではない音」に仕分けてくれるのが、LinkShellの得意とするところ。

今回、そんなビームマイクスピーカー『LinkShell(リンクシェル)』のサンプルをお借りすることができたので、実際に使ってみた感想をまとめます。

良いところ | 気になるところ |
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目次
ビームマイクスピーカー『LinkShell』開封の儀
それでは、ビームマイクスピーカー『LinkShell』が届いたところから紹介していきます。

こちらがビームマイクスピーカー『LinkShell』のパッケージ。

ふたを開けてみた様子。


専用ケース付きになっていますので、持ち運びやすさも上々です。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
対応OS | Windows / Mac / iPhone / iPad / Android |
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接続方法 | USB / Bluetooth / アナログ |
電池持続時間 | 連続通信 最大8時間 |
充電時間 | 約2時間 |
サイズ | 約H125 mm × W125 mm × D35 mm |
質量 | 約350 g |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容

中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- 本体
- USBケーブル
- オーディオケーブル
- USB変換アダプター
- 取扱説明書
- ストラップ
- 専用ケース

取扱説明書など。

スタンド。

USB変換アダプター。※USB Type-A – USB Type-C

オーディオケーブル。

充電用のUSBケーブル。※USB Type-A – USB Type-C

落下防止にもつながるストラップ。

あると便利な専用ケース。
本体の詳細

そしてコチラがNTT ビームマイクスピーカー『LinkShell』本体。
サイズは約H125mm × W125mm × D35mmとなっており、手のひらサイズ。
重さは約350g+専用ケース付きという事もあり、持ち運びやすいのも特徴だ。

なお、真ん中に伸びるLEDバーによって、音声の拾い方がわかるようになっています。

「貝殻に耳を当てる」というイメージから着想されたデザインという事で、美しい曲線ラインが印象的。

操作に関しては直接ボタンを押して、行うことができます。
- 通話開始/通話終了
- 音量の調整
- 集音エリアの切替(全方位、特定方向)
- MUSICモードの切替
- マイクミュートのON/OFF

本体左側面。

コチラにはストラップホールが付いていますので、ぶら下げることも可能です。

本体右側面。

底面。

スタンドを取り付けることが可能です。

実際にスタンドを使ってみた感じ。
平置きとはまた違ったオシャレな印象を受けます。

本体手前側面。

そして奥側の側面。
インターフェースはオーディオポート、充電用のType-Cポート、Bluetooth接続ボタン、電源ボタンと言った感じです。
ビームマイクスピーカー『LinkShell』の使用感

それでは、ビームマイクスピーカー『LinkShell』を使っていきます。
使用シチュエーションとしては、オフィスはもちろん、家やカフェ、公共施設を想定されているとのことですが、今回は自宅内でテストを開始。
音を仕分けるマイク、その性能はいかに。
操作性|シンプルかつ簡単な使用方法で好印象!

ビームマイクスピーカー『LinkShell』の電源の入れ方は、電源を長押しするのみ。

操作に関してもシンプルなデザイン性という事もあり、直感的で使いやすいと感じました。

マイクの指向性については、全指向性360度か単一指向性120度で選べるようになっていますが、コチラもボタン一つで切り替え可能。


設定してある指向性はLEDが点灯しますので、一目瞭然です。

※出典:公式サイト
全指向性 360度の設定の場合は、集音した全ての音を拾って相手に届けてくれるモードという事で、複数人が参加するweb会議、リモート通話での使用に最適。
単一指向性 120度の設定の場合は、120度の範囲にいる人の声だけを相手に届けてくれるモードという事で、私はコチラをメインに使いそうです。
マイク性能|特許技術と指向性でクリアな音を届けられる!

ビームマイクスピーカー『LinkShell』には、NTTの特許技術である「Magic Focus Voice(旧インテリジェントマイク)」が搭載されています。

※出典:公式サイト
Magic Focus Voice(旧インテリジェントマイク)の性能については、コチラの図を参考にどうぞ。
簡単にまとめるのであれば、「必要な声」だけをクリアに取り出す技術です。

いやいや、そんなこと可能なの?と思いながらもマイクのテストをしてみると・・・驚くほど生活音を消し去ってくれました。
隠すことはできないと思っていた生活音のような聞かれたくない音、周りにいる人の声などをカットし、私の声だけが相手に伝わるような性能となっていたのです。


※出典:公式サイト
単一指向性 120度のマイクを使用している状態にすると、この範囲外の人の声を拾いません。
反対側に回り、手でパチパチと音を鳴らしてみてもマイクは音を拾いません。
もちろん完璧でないので、拾ってしまう事もあるんですけど十二分なカット機能だと思います。

実際にオンラインミーティングで使わせてもらいまして、ミーティング後に「マイクを変えたけど聞こえやすかった?」と確認をしてみましたが、「いつもより声だけがハッキリと聞こえていた」と言われたくらいです。
私も聞き手側に回って声や音を確認させてもらいましたが、環境音は聞こえず、声だけがハッキリと拾えているような感覚でした。
置き型のマイクで、これだけの性能は中々ないと思います。


なお、ミュートボタンを押すことによってLEDが赤く光るようになるのも視覚的に便利でした!
連続使用時間|最大8時間

充電時間2時間で、連続使用最大8時間となっているところも魅力の一つ。

この手のマイクはコンセントが必要になり、設置場所が限られることが多かったので、どこにでも持ち運べるワイヤレスタイプは使い勝手が良いと感じました。
Bluetooth スピーカー|性能は上々!

Bluetoothスピーカーとして、音楽再生に最適な “MUSICモード” を試してみました!
高性能なマイクだと思いながらのテストであったこともあり、期待以上の音質。
どの音域に対してもバランスの良い音を奏でてくれるし、ステレオ再生によって立体感もありました。
もちろん音楽専用スピーカーのように、低音がズンズンと響くような性能ではなかったのですが、お気に入りの音楽を楽しめるスピーカーとしては十分な性能だと思います。
まとめ

マイクとスピーカーが一体となったビームマイクスピーカー『LinkShell』。
「聞きたい人に、聞きたい音だけが聞こえる」というコンセプトは、間違いないと感じました。

一点だけ気になるところを上げるとすれば、販売価格。
もう少し販売価格を抑えてくれれば、きっと1~2人のweb会議、リモート通話の定番になっていくと思うので、今後に期待です!
在宅ワークの強い味方になってくれるビームマイクスピーカー『LinkShell』、ぜひ詳細を公式サイトにてお確かめください。
良いところ | 気になるところ |
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